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jubeatのメンテナンス方法を詳しく解説

こんにちは、お久しぶりです。
今日はjubeatのメンテナンス方法を詳しく書いていこうと思います。
意外と詳しく書いている記事が見当たらなかったりしましたのでこちらの記事を参考にしていただければと思います。

1.ボタンの反応が悪い箇所を把握する

おすすめの方法は、テストモード(今回は割愛させていただきます。)のinput checkまで進め反応の悪い箇所を把握します。

ごめんなさい、カバーを外した状態の写真しかありませんでした。

把握したら、マスキングテープや養生テープを短く切ったもので分かるようにしておきます。
このテープ類はメンテナンス終了まで剥がしてはいけません。剥がすとどこが悪いかわからなくなって面倒です。

2.解  体

解体作業です。正直覚えたらありえないぐらい簡単です。
写真の通り化粧カバーを外す為、赤丸で囲んだネジを外していきます。青丸で囲んでいる箇所は稀にネジがついている方のみ外します。(基本はついていません。)

デフォルトのネジは六角ネジなので外すのに手こずります。

ネジを外したら、上下左右のカバーを外します。

外している風に写真撮りました。

全部外し終わると配線剥き出しになりますので、赤矢印のコネクタを全て外します。

真っ直ぐ抜かないとコネクタが破損します。
青丸のネジは外しません。

もしコネクタを抜くのが怖い!という方は赤丸の大きなコネクタを外しましょう。

これも破損しやすいので気をつけて外しましょう。

配線のコネクタを外し終わったら赤丸で囲った箇所のネジを外します。

これも外れてた写真しかありませんでした。すみません。

稀に真ん中にネジがついていたりしますが、全部外してください。
ここで重要ポイント 
先ほど外したネジは必ず別に置いておいてください。(後述)

ここまで解体するとパネルを外せるようになります。

jubeatって画面繋がっているんだ〜って言われる瞬間

3.いざ、パネルメンテ。

パネルを外したら平坦な場所に(机など)に置き裏返します。

バカは床に置いてやります。真似しないでね

赤矢印のフランジナット(7mm)を外し、最後に青丸のフランジナット(7mm)を外します。決して基板についている3点セムスネジは外さないでください。
すると3点部品が外れますので、保管しておきます。

よく銀色を間違えて横で付ける人がいます。。

外したらパネルを表側にし、赤丸で囲っているネジを外します。

表にする時は落とさないようにしてください。

ネジが外れると上についている金属のフレームが持ち上がります。
フレームとパネルの間にも薄いフィルムがあるので外します。

まだjubeatの面影が。。。

フィルムを外すとパネル一つ一つ外せるので先ほどシールを貼ったパネルの箇所を外します。

意外とシンプルなんです。

四隅にラバードームが入っているので、劣化していないか確認します。頭が埋まっていたり、割れていたりするとボタンに不調が出やすくなるので全て交換しましょう。(コナミ公式では一度のメンテナンスで16ボタン全てのラバードームを交換推奨と書いています。)

こういうものでjubeatが動いていると思うとすごいなと(語彙力

ラバードーム交換前に接点の掃除をします。

長期間放置している筐体などは必須作業

赤矢印の箇所を接点復活剤などを吹き付けた綿棒などで拭いてあげます。
ここを拭くだけでかなり良くなったりします。

4.組み上げ

メンテナンスが終わったらまず、ラバードームを入れ替えパネルを上に載せ上にフィルムを置きます。
フィルムは上がツルツルしている方、ザラザラしている方が下になります。

再掲

そして、上に金属フレームを被せます。
金属フレームを戻す際によく間違えられるのが、パネルの上下です。パネルの幅が広い方が下側(赤矢印)、狭い方が上側です(青矢印)。

金属フレームは一目でわかる幅の差。
端っこについているネジ穴の幅で把握しましょう。

間違えて設置してしまうとパネルの破損につながりますのでくれぐれもご注意ください。
次に4箇所ねじ止めをします。

再掲

次にパネルを裏返し先ほど外した3点部品をフランジナット(7mm)で取り付けます。

画像の通り設置してください。

そして赤矢印の部分をフランジナット(7mm)で止めます。

再掲

そして裏返し、筐体に取り付けし赤丸で囲った箇所を3点セムス(M4 10mm〜12mm)で止めます。
ここで重要ポイント
化粧カバーに使用しているネジをパネル固定用に使用すると液晶モニターが破損します。12mmより長いネジは絶対に使用しないでください。(公式は15mmと書いていますが、近年増えてきているパネルと液晶が近い個体が存在するので念の為、15mmより短いものを使用しましょう。)

真ん中の部分もねじ止め問題なし。ただし12mm以上のネジは絶対に使用しないこと。

そしてパネルのコネクタを差し込みます。

再掲

化粧カバーを上下左右取り付けます。

再掲

そしてネジを閉めます。

きれいにメンテナンスできました。

組み上げ後、テストモードで確認等をし不具合がなければメンテナンス終了です。お疲れ様でした。

おまけ. やってはいけないメンテナンス方法

パネルとアクリル板の間に挟んでいるクッションをパネルを支える銀色のブラケットで挟んでしまう間違ったメンテナンス方法をよく見ますが筐体の劣化を早めてしまう為、絶対にやめましょう。

搬出された筐体などは大体こうなっています。

絶対、クッションは筐体のアクリル側に敷くように設置しましょう。


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