【ユニアリ】赤鉄拳 G社まとめ【争奪戦】
自己紹介
みなさん、こんにちは。かずのこと申します。ユニアリのnoteを書くのは初めてなので軽く自己紹介です。普段は大学時代の友人たちとユニアリを練習しており、たまに神奈川のSBとかに顔を出しています。元々ポケモンカードをBW末期から約10年以上プレイしており、ユニアリ自体は2023年9月ごろに始めているので大体半年くらいのプレイ歴です。
記事を書くに至った経緯
争奪戦上位入賞100%
鉄拳の争奪戦に4回赤G社を持ち込んで4回ともユニレアを獲得出来たため、折角だからnoteにまとめておくか……というのが1番の理由になります。
ちなみに現在開催されている鉄拳争奪戦(調べたらもう開催終了してるっぽいです……)ですが、同時期に開催されている争奪戦と比べて参加者が明らかに少ないです;;
この記事を読んで今後争奪祭などが開催される際に少しでも参加者が増えてくれたら嬉しいなという気持ちもあります。
思考の整理
ユニレア4枚を揃えた今、欲しいのはWINNERのみという状況となり、勝ちきれていない原因を明確にしたいというのが2つ目の理由になります。やはり思考の整理にはアウトプットが1番なのでnoteに残しておきたいと思いました。
鉄拳争奪戦の現環境
赤G社と青キングレオの2強
デッキレシピの解説の前に前提知識となる鉄拳争奪戦の現環境についてまとめておきます。自分が参加した体感では主に青キングレオと今回紹介する赤G社が同じくらいのシェア率となっており、大体16人中14人が青か赤みたいな場合がザラにあります。その他のタイトルの争奪戦を見ると「〇〇一強」みたいな事がよくあるためそのような争奪戦と比べるとまだ良環境なのか……?とか思っています。
赤G社の強み弱み
強み
高BPキャラの多さ
登場時除去持ちレイド
ルーティングの多さ
捲くり性能の高さ
弱み
受け性能の低さ
自分の面を除去する都合上盤面を埋めにくい
ゲームスピードの遅さ
青キングレオの強み弱み
強み
盤面こじ開け力
レイドレオのドロー力
アグロプラン
高性能なレイドラースの存在
弱み
除去が無い
レイドレオが引けていない時の出力の低さ
ゲームが長引くと息切れしやすい
まとめ
基本的には青キングレオ型は序盤にライフ差を作り、中盤以降は<4/1レイドラース>のインパクトやスペ、<5/1レイドキング>などで打点を通して逃げ切るデッキ、赤G社は序盤から4000BPのキャラをフロントに並べライフを守り除去でいなしながらアタックを通していくデッキという認識です。
青と赤どちらが有利とかいうことはあまり無く、青側の多面出しによる序盤のアタックを通せれば青が優位に、赤がいなせれば赤が優位に立つような感覚です。
デッキレシピ
0エナ 11枚
1エナ 4枚
2エナ 4枚
3エナ 11枚(うちファイナル3枚)
4エナ 16枚(うちスペシャル4枚)
5エナ 4枚
採用カード解説
0,1エナ帯
ポール・フェニックス
主に<4/1三島一美>や<5/1レイド三島一八>の登場時効果の対象に取ります。稀に前出しをしてチャンプ要員として使うこともありますが、特に青相手の場合は<3/1アーマーキング>の対象に選ばれてチャンプ出来ない事がザラにあるため基本的には前出ししない方が良いカードになります。
パンダ
<0/1ポール>の次に<4/1三島一美>と<5/1レイド三島一八>の対象に取られるキャラとなっており、中盤以降も必要な除去札などを探しに行けるため序盤以外も腐らないと判断し4投です。
0 三島一八
レイド元のため最初は4投していたのですが、デッキのコンセプト上低エナ帯の札が嵩張ると途端に不利になってしまう点と、自身の下にカードが入らないためレイドの乗り先としてパワー不足な点を鑑みて1枚減らしています。
1 三島一八
主に<5/1レイド三島一八>はこの<1/1三島一八>に乗ります。起動メインの発生条件の4枚は結構ハードルが高く、レイド時に下に1枚あることで自身の登場時で1枚、<2/1 G社>の効果で1枚、<3/1ラッキークロエ>の起動メインの1枚で到達可能となります。細かいですが結構大事になってくるため基本は<1/1三島一八>にレイドするのが良いでしょう。
細かいついでにもう1つ。赤ミラーの場合は積極的に<1/1三島一八>の下に2枚目のカードを入れましょう。相手の<1/1三島一八>を止められるだけでなくカラーの対象外になります。
2エナ帯
G社
レストインのためプレイした次のターンからではありますが、毎ターン実質ルーティングができ、このカードの有無で手札の質が段違いに変わります。序盤であれば最優先にプレイしたいカードです。
ただし、どうしても盤面にはキャラがいないと動きが窮屈になってしまうため1ゲーム中プレイするのは1枚までが基本です。その為採用枚数は最低限の2枚に留めています。51枚目のカードを入れて良いならば、ルーティング持ちが多いデッキということもあり嵩張っても気軽に捨てられるため、G社の3枚目を採用すると思います。
李 超狼 (リー・チャオラン)
特徴G社ではないキャラですが、そもそも2エナ帯に特徴G社持ちが1枚もありません。上述の通り2エナのG社は2枚以上プレイしたくなく、キャラであることの方が重要となるため採用しています。
勿論、2/1 BP3000というスタッツは充分強く、後述の<4/1三島一美>の対象としても最低限の仕事をしてくれます。また、ドロートリガー持ちという点も優秀で縁の下の力持ち的な役割のカードという印象です。
3エナ帯
3 三島一八
三島一八のレイド元であり、貴重な2エナ発生であるカード。当たり前ですが2エナ発生をプレイできない=<5/1レイド三島一八>をプレイできない事になります。
また、<3/1三島一八>の下に2枚目のカードを入れることで行きが4000になることも覚えておきましょう。特に青相手の場合は4000にしておかないとカラートリガーでバウンスされてしまうため、2枚目のカードを下に入れる優先度は上がります。<4/1三島一美>で積極的に2エナ発生を場に出すことになるため、2エナ発生とはいえ比較的前出しが出来るタイミングはあると思っています。
ラッキークロエ
このデッキでは3種類目の実質ルーティング持ちになります。<3/1ラッキークロエ>をプレイ出来ていると手札の質が上がるだけでなく、フロントの一八たちが持っている下のカード枚数参照の効果を上手く使えるようになります。積極的にプレイしていきたいカードの1つです。
デビル因子
このデッキでは3枚採用にしています。理由としては手札が増えづらいデッキのため、ファイナルを使い切れるタイミングが少ないことが挙げられます。<5/2三島一八>などの2APのカードを採用して回していた際は4枚ないと取り回しが悪いことが多かったのですが、現状は不採用なので3枚でも良いかという判断です。
4,5エナ帯
4 三島一八 (レイドトリガー)
インパクトは終盤の詰めに効果的ですが、特に争奪戦環境ではインパクト無効の<4/1レイドラース>が多くインパクトの価値が相対的に下がっています。その為比較的バンバン素出ししてしまうことが多いです。
また、このデッキでは4種類目の実質ルーティング持ちになっているのは忘れないでおきたいところです。
ちなみに争奪戦環境では正直滅多にないですが、青の<2/1アリサ>の効果でBP5000になっているBP4000のキャラに対して2枚下に入れておけば有効アタックになることも覚えておきたいです。
4 三島一八 (ゲットトリガー)
こっちはゲットトリガーのレイド一八です。一見地味な効果ですが、貴重なドロソとなっており、場に散った裏向きのカードをドローに変換できるのは非常に強力です。このデッキはルーティング持ちが非常に多いのですが単純にドローできるカードはほぼ無く、手札が枯渇気味になります。
また、<5/1レイド三島一八>の下に4枚ある場合は<5/1レイド三島一八>の起動メインを使用した後にこの<4/1ゲット三島一八>の起動メインで場外に置くことも可能です。
三島一美
このデッキのキーカードの1枚です。自身の場を退場させるという効果は一見デメリットに見えますが、実際には不要な低エナ帯のキャラを高エナ帯の主に2エナ発生のキャラに差し替えているような効果になります。しかも、しれっと1ドロー出来る点も強く、<0/1ポール>を退場出来ていればなんと手札が減っていません。基本的には後2(ファイナル込み)や先3に前出しすることで手札の質を上げながら後ろのエナジーLの質も上げる動きが定石かつ強力です。
ちなみに<0/1ポール>を退場させて<3/1ラッキークロエ>を場に出した場合は、ポールの退場時とクロエの登場時が同じタイミングで発動した扱いとなるため効果の処理順は自由に決められます。ですので先にポールの退場時で手札を増やした後にクロエの登場時を使いましょう。クロエの効果で下に入れるカードの選択肢を増やしてください。
ラッキークロエ
採用理由としては
①4000BP持ち
②<3/1ラッキークロエ>をアタッカーに変換可能
③他のキャラの下に裏向きのカードを入れられる
の3点になります。
①に関してはデッキのコンセプトを達成するため。素出しもしていきます。
②に関して。まず中盤以降場にいるキャラは三島一八、三島一美、クロエのほぼ3種類です。その中でも<3/1ラッキークロエ>はBP3000かつ裏向きのカードをキープしておけるため前出しが憚れるカードです。これはデッキコンセプトである4000BPでのアタックを継続して行う動きと反しています。その為レイド上を入れることで<3/1ラッキークロエ>もアタックに参加出来るようにしようという狙いです。
③に関しては<2/1 G社>と<3/1ラッキークロエ>以外にも他のキャラの下にカードを入れられると動きが柔軟になる点を評価しています。下に裏向きのカードを入れる札が多いと<4/1 ゲット三島一八>の起動メインも使いやすくなるうえに、一八たちの効果を達成させやすくなりデッキとしての出力を上げられると考えています。また、小テクとしては<1/1三島一八>に<4/1ラッキークロエ>の起動メインで1枚入れることで3000BP+1000BPとなり4000BPとしてアタックに参加させることが可能になります。
ちなみにこのデッキ5種類目の実質ルーティング持ちです。
地獄へ送ってやろう!
赤のG社を使う理由の1つです。赤のもう1つのデッキであるデビル仁デッキのスペシャルは除去ではなく、正直使いづらいテキストになっています。
青のキングレオのスペシャルも単純な除去ではなく一癖あるテキストなため、シンプル除去のスペシャルを使えるという点は個人的に評価が出来るポイントです。
ちなみに散々言及している通り実質ルーティング持ちのカードが非常に多いため、無理矢理スペシャルを引きに行くことも赤のデッキにしては出来る寄りです。
5 三島一八
このデッキのキーカードの1つ。鉄拳の全色のプールでも数少ない除去持ちです。登場時効果は自ターン中のみのためレイドトリガーで捲れた際は基本手札に加えますが、序盤に捲れた際は単純に4000BPをタダ出しできる点でアドな為乗ってしまうことも多いです。
除去効果に目が行きがちですがこのデッキ6種類目の実質ルーティング持ちのため、登場時のルーティングでスペシャルを引いて2面除去が可能になるなんてこともザラにあります。プレイの順番はよく考えるようにしましょう。勝率に直結するポイントと考えています。
主な立ち回り
基本的な動き
4000BPを積極的にフロントに並べる
盤面埋めを優先
複数面除去を打てるように手札を整えておく
ドローの順番を間違えない
の4つを意識しながらプレイしていました。前半2つが盤面について意識することであり、後半2つは手札について意識することになります。
①まずはこのデッキのコンセプトでもある4000BP札の豊富さを押し付ける動きを目指していきましょう。
②<4/1 三島一美>や<5/1 レイド三島一八>の効果で自分の場を除去しないといけない都合上、優先度が高い動きは盤面を埋めることと考えています。特に序盤は前出しよりもエナジーLにしっかりとキャラや<2/1 G社>を置くこと。ゲームレンジはミッドレンジ寄りの想定です。
③このデッキのもう1つの強みが豊富なルーティングによる質の高い手札になります。理想の手札の内容を具体的にすると、複数の除去札をまとめて打てるような手札と言えます。該当するカードは<地獄へ送ってやろう!>、<5/1レイド三島一八>の2種です。フロントLを高BPのキャラで固めることでスペシャルにAPを回せるようになっていると理想的ですね。
④細かいポイントですがドローの順番には普段以上に意識を割いてください。ドローが出来るカードは優先してプレイすることが大原則です。実際に<3/1ラッキークロエ>の1ドローでスペシャルを引いたお陰で勝ちを拾えた試合も過去にはありました。ただし登場時で自身の場を除去することが多い都合上、エナジーとの兼ね合いには気をつけてください。結構すぐにプレミ出来ます。
ちなみに自分は毎ターントップドロー後は時間をかけて手札で何が出来るか、ドローやルーティングでこのターンに引きたいカードは無いか、そのカードはどの程度の期待値で引くことが出来そうかを考えた上でプレイする3AP分のカードを決めるようにしています。
対青キングレオで気をつけていること
最序盤の前出しは控えめ
小物でのチャンプは裏目ることがまあまあ有る
エナジーLを3体以下にしておくと少し安心
スペを食らったキャラの下のカードをドローに変換
対戦する機会も多い青キングレオに対しては上記のようなことを意識しています。以下詳細。
①青キングレオは序盤は小物の前出しでライフを削り、中盤は<プロレス最強!>や<5/1レイドキング><3/1アーマーキング>で打点を通し、終盤は<4/1レイドラース>のインパクトなどで刈り取るのが基本的な動きとなります。その為、序盤に<1/1三島一八>や<2/1李 超狼>などの2500~3000BPのキャラを前出ししたくなるかもしれません。ただし、青の<1/1キング>が登場時-1000BPのため、前出ししたキャラが上手く機能せずにライフを削られるか面を失うかの択を迫られることがよくあります。
カラートリガーで面が空いてしまうリスクなども考えると最序盤の前出しはグッとこらえて<4/1三島一美>や<4/1レイド三島一八>の素出しをしてフロントLををなるべく4000BPで固める方が結果的に中盤以降捲れるチャンスが巡ってくるように考えています。
②キングレオ相手には小物をチャンプ要員として運用しようとしても上手く機能しないことがよくあるということを意識しています。特に<3/1アーマーキング>の存在が大きいです。<3/1アーマーキング>は登場時にデッキトップのエナを当てるとフロントLを1体レストに出来るという疑似除去持ちです。特に青側が<4/1レイドレオ>などの4000BPキャラを並べることが出来ている場合にこちらがチャンプ要員を出してしまうと、<3/1アーマーキング>の効果を小物に当てられて相手の4000のアタックをこちらの4000でブロックせざるを得ない展開を作られることが多いです。そうなってしまうと返しのアタックにも参加できない小物が残り続ける展開になり不利になると考えています。
①にも共通する部分ですが、カラートリガーのリスクも考えて小物の前出しは中盤以降も優先度は下がるかと思います。
③と④に関しては主に<プロレス最強!>と<5/1レイドキング>の登場時効果に対して意識していることになります。
③に関して。エナジーLに下げられた際にエナジーLに空きがないとエナジーLのキャラをリムーブしなければならないため、可能であればエナジーLに空きを作っておけると下手にキャラを失わずに済みます。ただし、繰り返し言及している通りこのデッキは盤面をしっかりと埋めないといけないためあくまでも可能ならケアをしようくらいの優先度で考えています。下手にエナジーLを空けることを意識しすぎてしまうと本末転倒です。プレイする順番が<5/1レイド三島一八>が最後になってしまうと盤面が1体いなくなった状態のため基本は避けたい所ですが、青相手ならケアが出来ている為プレイとしては問題ないかな……くらいの感覚です。
④に関して。これは<4/1ゲット三島一八>の起動メインの使い所のポイントです。青目線<5/1レイド三島一八>はダメージ2になる可能性があるキャラのため優先的にエナジーLに押し込んできます。そうなった際には<4/1ゲット三島一八>の起動メインで下にあるカードをドローに変換できると効率的です。雑に言ってしまえば、スペなどで下げられた<5/1レイド三島一八>のダメージ2などにはあまり固執しすぎないようにしましょうということです。
赤G社ミラーで気をつけていること
詳細を説明する前に前提知識の解説から。赤鉄拳の中にはこのデッキのようにG社ギミックに寄せて4000BPを多く搭載している型と、<4/1三島一美>と<3/1風間仁>の登場時を絡めたコンボに寄せた型の2つが存在していると認識しています。コンボ型の参考文献は後ほど紹介します。
特に過去に当たった回数が多いのがコンボ型となっており、ミラーの際はコンボ型を想定しても良いのではないかと考えています。ですので今から解説する2点に関しては対コンボ型想定のポイントとなっています。ちなみにコンボ型の特徴はレスト2エナ発生の<0/1三島一美>が採用されていることが多いです。
基本ミラーとなると先攻後攻の差などが勝敗に影響しやすいですが、先攻後攻に限らずに意識しているのが次の2点です。
4000BP並べ勝負に持ち込む
除去札を常に抱えておきたい
①コンボ型の特徴としてコンボパーツにデッキを割いている都合上4000BPがこのデッキに比べると少なめです。その為こちらのデッキが対抗する手段としてはBP勝負に持ち込んでこちらのアタックを一方的に通す展開を目指すことになります。こちらの強みである豊富なルーティングを活かしてフロントLを高BPで固めていきましょう。
②に関して。①で述べた理想の展開に持ち込むために相手の4000BPのキャラをしっかりと除去していくことが求められます。高BPのキャラで相手の攻撃をいなしながら除去札を抱え込めると理想的です。
さいごに
参考文献
争奪戦で赤鉄拳を使ってみようと思ったきっかけとなったnoteです。自分の記事以上にためになるかと思うのでぜひこちらも読んでいただきたいです。
↑ コンボ型の参考にさせていただきました。初見時は衝撃を受けました。
↑ G社に寄せた型の参考にさせていただきました。
↑ 普段一緒に練習している友人が関東Bに赤鉄拳を持ち込んだ記録です。Basic環境のためそもそもの想定が違う部分がありますが、赤鉄拳のコンボに寄せた面白いデッキとなっているのでぜひ御覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。赤G社は手札の質を上げながら4000BPをフロントに並べまくれる楽しいデッキです!これを読んで赤G社デッキに興味を持った方は、今後争奪祭などの鉄拳のワンバトルルールが開催される際に応募してみてはいかがでしょうか?
ご質問、ご指摘あれば気軽にTwitter(https://twitter.com/kazunocoon_UA)まで。
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