あのさ、2
7月最後の月が昇る
You know what…あのさ、
きみはしゃべりすぎなんだよ
あちゃ
あの頃はまだ
湖の音
遠くの鳥の鳴き声
水鳥の着水音
何も聞いていなかった
聞こえているけれど聴いていなかった
話したいことがいっぱいありすぎて
ったくきみは、話の最初っから話すんだから
何をそんなに話したかったのか・・・
思い出せない
でもあの夏の夕
昇る月を一緒に見ていた
彼はビール瓶を片手に持って
月を湖をそして遠くフォックス島を見ている
その隣で私はしばし口をつぐんで
次に何を話そうかと考えている・・・
You know what I love you
日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。