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ホスタ♪・ホスタ♪・ホスタ🎶

折れた・・・Σ(・□・;)


シャベルの柄が

私って怪力だった

うちから83歩のところにあるコテージが取り壊されることになった。
持ち主のローリーが、フロントヤードにあるホスタを持ってっていいよと。

早速シャベルとキャスターがついているゴミのコンテナをローリんちまで持参。

このかどっこのおうち

立派なホスタがあちこちに植わっている。
大きなホスタで葉っぱが広く葉脈が美しい。

ホスタの好きなところはまっすぐ平行に走る葉脈。

早速よさそうなのを見繕ってシャベルで掘り始めるが。。。
やっかいな予感。
ちょっとやそっとでシャベルの先が土の中に入って行かない。
シャベルの上に乗っかっても私の体重ではどうにもならない。

コテージの中を片づけていたローリーが出てきて手伝ってくれる。
なんせ私の1.5倍(ひょっとしたら2倍?)くらいはありそうな体なもので、彼女が踏むとシャベルはグイっと土の中にめり込んでいく。

さすが

ぐい、ぐい、ぐい。

いったんシャベルの先が土の中に入ると、私の力でもどうにか奥まで入り、そしてテコの要領で根っこを掘り返そうとシャベルの柄に体重をかけたそのとき

バキッ

折れたのである。

まさか!


いや、多分、絶対 ちょっと、 シャベルの柄にはクラックが入ってたんだ。
だから夫ジェイが黒いテープを巻いていたのである。

しかし私も怪力になったものだ・・


とにかくこの地では物が重くて、大きくて、動かしたり開けたりできなくて
圧倒的な力持ちだったジェイがいなくなってからは

裏のフェンスのロックが指で開けられない
(仕方ないのでビーチに出るのにフェンスを飛び越えていた)
ガレージの窓をいったん開けたら閉めるときに持ち上げられない
(仕方ないので動物が入って来ないようにダンボールで閉じた)
おんぼろバンの錆びついたフロントフードが開けられない
(仕方ないのでウォッシャー液がないままですごした)

そしていつだって
そのままで何日かして

ビーチの砂を掃除に来たビーチクラブのゴーディに
仕事帰りに立ち寄ったエリックに
隣の隣で仕事をしていた誰か知らないおじさんに

すみませ~ん、申し訳ないんですけど・・・

と言って助けてもらった。

さてシャベル。
ガレージに他にもシャベルがあったはずだと83歩を走ってもどる。
なんのことはないガレージの奥には1ダース以上のシャベルがあった。
シャベルだけではない、ジェイが使っていた色々な用具や工具が今もガレージに山盛り残っている。

工具を分けて入り、良さそうなシャベルを選んで再びローリンちへ。

汗だくになってホスタを掘り起こし、お礼に裏庭ガーデンで採れた野菜をローリーに手渡し、ガラガラとゴミのコンテナを引いて83歩を戻る。

木陰で葉っぱの整理をしフロントヤードに植える。

根っこを分けて残りはバケツに

もっと持ってって。ビーチ側に植えるのはどう?

ローリーからメッセージ。
疲れ果ててこの日はこの状態でいったん終了。

翌日ビーチ側のフェンスに沿って残りを植える。
今朝見ると昨夜の嵐で少し折れている。

でも彼らは強いので生き延びてくれるはず。

家の北側フェンスに沿っては別のホスタが植わっている。

ちょうど花が終わったところ
この明るい緑色が好き


つい草刈り機で刈ってしまうのでブロックで保護
こちらのは珍しくとても小さいホスタ

この北側のホスタたちはどれも隣の隣の隣のチャールズだったか、カルロスだったか、引っ越すときに譲り受けたものである。

きっとこの地に合っているのだろう。
実に多くの種類のホスタが、あちこちの庭先に植えられている。
巨大ともいえるサイズのものもあるが、私はどちらかというと小ぶりのホスタが好きである。

浅緑と昨夜の嵐の名残り



あっ😊


ああっ!😍🤫

写真を撮っているときは気づかなかった。

透き通った羽はホスタの浅緑に同化して
きみも昨夜の嵐を生き延びたのね

嵐の後の
静かな湖畔の朝である。



日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。