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骨折日記 #10 つづき

(術後モーロー少し抜けたので昨日の続き)

どうやら昭和大学病院にはICUがふたつ、救急ICUと手術ICUというのがあるらしく、今日は手術ICUのほうに一旦到着

※おそらくだけど、ここのICUが昨年〜今年途中までコロナ主戦場になってたんじゃないかな

先週月曜の瀕死状態とは全く状況が違うので、看護婦さんたちの術前確認や説明なども談笑ムード(で緊張を紛らわす作戦)

ちなみに、総じてここの病院、医師も看護師もスタッフも、みんなホスピタリティや熱意が高くてとても感心する
昨年は前例ノウハウもない中、リスクを踏んででも押し寄せる患者をなんとかしようとしたんだろう、たしか院内感染あったはずだけど到底責められないな、と思う

そうこうするうちに順番呼ばれて手術室へ
あぁ先週ここで命の攻防が行われたっけなぁ〜、すでにプチ懐かしいこの景色
装束纏った塩Sはじめスタッフのみなさんと開始確認、それではよろしくお願いしますううぅぅzzz←全身麻酔が音速で効いて入眠
...


「...ミツさーん」
「...カズミツさーん、手術おわりましたよ」

ハッ!

どうやら再び手術ICU
無事終わったらしいが、昼にここ来てもう多分夜、やっぱかなりの大手術だったのね

予想はしてたけど、麻酔残りと痛み止め点滴で猛烈に気持ち悪い!ウゲエエエ吐きそう
でも激痛よりはマシなんだろうから仕方ないひたすら耐える
寒くてガタガタ震えるけど、電気毛布みたいなので加温してくれてる
あと腰が痛いいててててコルセットはよ(泣)

そんな状態で塩S先生から術後説明を薄目で聴き(プレート固定ネジ7〜8本使ったとかなんとか)心電図外していざ病棟へ帰還ガラガラ

さてベッドへヨイショ
うっわ、いってええええーーー!!!

もう創外固定が外れてるので、足首に曲げ圧かかるとこの世のものじゃない痛さ
というのを即座に看護婦さんたちに絶叫解説しながら、なんとかベッド・イン
コルセット装着してもらったりクッション配置してもらったり、なんとか腰痛、股関節痛がマシな安定姿勢を模索

麻酔の残り香か、鼻の奥からセメダインのにおいがしておえっぷ気持ち悪い
看護婦さんにお茶淹れてもらって少しずつ洗い流す
で、なんとか寝れそうなコンディション来てそのまま入眠zzz

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