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骨折日記 #8

先日の一連のおむつ騒動は国民的シェアにふさわしい!と確信、今年こそはハガキ応募だ〜とプチ息巻いてたら、なんと受付〆切がギリギリ終わってた

返品事件が18朝の発生だから、そもそも17の〆切に間に合ってない
仕方ない、過去イチ暇?なクリスマスイヴのこの夜だけは病室テレビカード買って、布団にくるまって受付電話かけまくろう

2021/12/20

字面どおり瀕死の事故からちょうど1週間
なんとか調整ついて、本日よりリモート勤務再開@病室

上司も部下も関係先も「えっもう?」だったけど、これ以上不在が続くと自分抜きの業務代替プロセスが確立されちゃいそうで、それはしがない中年フリーランス稼業には「失業→ホームレス」を意味する

そんな斜陽メンタルで治療に専念できるほど心も懐もタフではないので、ならば少しずつでも働いてたほうが心安らか→免疫力アップ!→むしろ早まる治癒、という狙い

Zoom朝礼で病床カズミツが映写された時の部署全員のざわめき&爆笑たるやwww
この空前のツカミが取れただけで、先週の過酷な手負いの中で病室Zoom特例許可を取り付けたり、勤務先と商流先をメール鬼説得したりと、ICUからネゴ奔走した甲斐がありまくった
いやー爽快爽快()

さすがにそこからいきなりノンストップ会議5件(3時間)は病み上がらん身には鬼ドS日程過ぎたが、その中で自分がフルタイム張らなくてもなんとかなる業務フローに調整できたから、これでしばらくは安心して、治療優先のち業務、な感じに勤しめるかな〜

で夕方「CT再検査入りました〜」の呼び声で即退勤、ひさびさにストレッチャーに乗って(※初日の乗り降りが足痛世界選手権だったので未だにトラウマやばい)検査フロアにガラガラお出かけ

数日前の移動時とは比較にならん体調回復なので、まわりの景色がよく見える
数センチの移動で日々ゼーゼー言ってる身からしたら、超ウキウキなピクニックであった

行くまでは
いやCT終わるまでは

だいぶ混んでて待たされたけど、検査自体はすんなり終わって(検査スタッフさんたち残業だろうにハキハキテキパキしてて、いやーこれがプロだなぁ〜と)
じゃこちらで病棟からのお迎えをお待ちくださーい、と吹きっさらしの待合室に寝かされた

まではいい

待てど暮せど、そのお迎え?ってやつが来ない
ただでさえ風邪ひかないように毎時毎秒めちゃ冷え防止管理してるのに、ペラペラのタオルケット1枚で30分以上ガタガタ耐える

みるみる体調悪化

意を決して「すみませーん!」と呼んでも周囲には誰もいない

これはあれか?このままここで朝を待つやつか?
このままでは風邪おろか凍死しかねん(←ややおおげさ)
と腹を括り、サバイバルの方法を練り始めていたところ、そこに!

全く無関係、別件移動中の看護婦さんが偶然通りかかり、すかさず呼び止めヒッチハイク

そのままなんとか説得して、病棟にストレッチャーで乗りつけてもらう奇跡のロードムービーで生還を果たしたのであった(泣)

戻ってみたらちょうど夕食時、毎日のごとくジジイ雛鳥たちのナースコールラッシュで大わらわ
え?お迎え?なにそれ儲かりますのん状態で、もはや腹を立てるというよりもう、とにかく現場のご苦労が痛み入る。。。


その後、例の塩顔プチS主治医さんが来て、無事プレートは水曜に装着予定とのこと、よかったよかった
でもなんかスネの骨が見えちゃってる箇所があるらしく(まじかよ!うげええええ)そこの皮膚をどうするかは...うーん、プレート入れてから考えますわ、という毎度の淡々説明
→この先生、俺ちょっと好きかも(笑)

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