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短編などの武内和美 小説集

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その他いろいろ、私の書いた物のまとめ。
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2023年2月の記事一覧

#4ライバル翳の洗礼!

~ 経連寺 翌朝 ~ 拙者は無事にセンズリ道場に入門できた。 だから……ここにいる同志たちは みな大会に向けたライバルだ。 その中に一際目立つ存在がいた。 名を翳といった。 翳は顔も美形ながら巨根で すごくできる男だった。 体はスラっとほっそりとしている。 目はツリ目で闘志を感じさせる。 「おらが必ず万ズリ公になる男だ」 遠くからやってきたのだろうか? やけに訛りのある話し方だ。 「おい、新入り! おらと寝ろ」 「はい?? 拙者は男であるぞ。何を考えておる」

#3入門試験:絶倫寸止め反復法!

詩月はセンズリ道場に入門すべく 町はずれの経連寺にやってきた。 この寺には道場としての裏の顔がある。 大会を目指す人たちは ここに入門する人がほとんどだ。 理由は簡単。 ここの経連寺の道場の師範は “万ズリ公” に五連続でなったというのだ。 彼の巨根の射精時の勢いは 弓道の域に通ずるという。 彼の脳内は日々の性的妄想により “好きな時に・好きなだけ・思うがままの飛距離” での 射精を可能としているのだ。 そのため生きたまま悟りを開いた “即身成仏” になった

#2詩月ともののけ魔ダコ

江戸湾。 ここでは新鮮な 魚介類が毎日水揚げされる。 特にタコはほぼ一年中水揚げされるため 江戸では一般的な魚介であった。 また高タンパクで味もよく 屋台の多い江戸では古くから重宝されてきた。 「わっとっと。このタコは活きが良いねぇ……!」 水揚げされたタコ壺から元気の良いタコが出てくる。 これらは生きているうちに競りに出される。 そうして競り落とされたタコの多くはゆがかれて おなじみの赤い茹でダコになるのだが……。 一部のタコは生きたまま市場に並ぶこともある。

#1大王子家の名誉にかけて(プロローグ)

時は江戸。 江戸は長く安定した平和な時代が続く中、 そこでは春画や遊郭を始めとする 性の娯楽が蔓延していた。 葛飾北斎でさえ春画を 描いているのは周知の事実である。 また銭湯の男女混浴は当たり前だった。 だから出会いのために利用する客も多かった。 挿絵:https://img1.mitemin.net/hy/9c/hmqt6fmasxa5wkmbyn32c7mg79m_146w_sa_ek_3i64.jpg これが江戸の隠れた性の歴史なのだ。 そして武士たちによる

#4痴漢妄想系女子の被レイプ記録

日曜日の休日。 『ピンポーン……』 おや、誰かが来たようだ。 とある一人暮らしの女性は玄関に向かう。 「宅配便です……」 彼女のアパートもやはり壁が薄い。 ボロボロの安アパートだった。 彼女はパタパタと スリッパの音を立てて玄関に向かう。 短いスカートがひらひらしていたのが印象的だ。 「……受取書にサインください」 宅配便の男は帽子を目深に被っていている。 しかし女性はそれに気づいていないようだった。 そして彼女が受取書にサインをしている時に スルッと太ももに何か

#3とあるアパートの女性の記録(2)

別の女性の取材を続ける事にしよう。 やはり一人暮らしの女性は盗撮する価値があるのだ。 性的に飢えた女性ほどオナニーが 激しい傾向にある。 俺の嗅覚は自慢じゃないが鋭い。 必ず舌のこえた股間が熱くなる女性たちを 記録してきた。 女性たちの生態を一言一句記録して、 我々盗撮界隈のオナネタにすることこそ 俺の楽しみではある……。 早速ある女性が仕事から帰宅する。 彼女はある男性に心を寄せているようだ。 彼女に仕掛けている盗聴器からそれを伺わせた。 俺はそれが気に食わない。

#2とあるアパートの女性の記録

ガチャ……。 部屋に一人暮らしの女性が帰ってくる。 仕事から帰宅したようだ。 惣菜とインスタント味噌汁。 料理はあまり得意ではないらしい。 小柄な桜模様のお茶碗に 盛られたご飯を黙々と食べる。 食器を洗い終え、 バラエティー番組を適当につける。 彼女はとても生活感がにじみ出ていた。 俺は彼女をロックオンする。 午後8時。 ドラマが始まった。 女の好きな恋愛ドラマ。 イケメン俳優との恋愛。 「俺がいるのにな……。嫉妬するよ」 俺は少しムッとしながら、観察を続ける。

#1老舗旅館の取材記録

俺は田力瞬(32)。 正真正銘の男だ。 痴漢犯罪経歴多数。 性欲の社会不適合者という烙印を押されて数年が経つ。 しかし俺は何度でも立ち上がる。 今回 “私” はアンダーグラウンドに潜り 盗撮の道を極めることにした。 【取材準備】 ある老舗旅館のベッドメイキングの バイトをして、監視カメラや盗聴器を 多数取り付けた。今回の狙いは女子旅。 女達の生態について、詳細に取材する。 【脱衣所での取材】 女たちは服を脱ぐ。 警戒する様子はない。 団体で遊びに来た女子旅では、

#1「え……、サキュバスって本当にいたの?」

僕は夢を見ている。 すごくエッチな夢だった……。 気がつくと、 暖かくて、柔らかくて、紅い空間に僕はいた。 女の子がいる。僕好みの可愛い子。 淫靡な顔つきで、僕を見つめている。 ……可愛い。 すごく可愛かった。 僕が彼女を見ていると、 彼女はそれに気がついたようだ。 彼女はニヤリと笑うと、僕の方に近づいてくる。 僕はドキッとして、でも、彼女の笑顔には逆らえなかった。 彼女は僕の目の前で、 「今日からこの街にするわ」 と言いながら自ら衣服を脱ぎ始める。 下着姿にな

#1葵ちゃんのスカートの中はノーパンでした。

僕は死んだ。 享年17歳。 死因:オナニー性腹上死。 高校生だった。 僕はオナニーのし過ぎで死んだのだ……。 家族はみんな僕の突然の死に 驚き泣いていたのを覚えている。 僕は通夜を経て火葬された……。 そして僕はすべての記憶を 忘れることなく転生した……。 現代の、 見かけ上の空気分子として。 むしろ僕は成仏できていないのかもしれない。 半分幽霊みたいな感覚だった。 僕は空気の中を自在に泳ぐことができた。 なんなら風を起こすことだってできる。 自分の周りにいる

#1牡馬さんと牝馬さんの恋の発情処理

― まえがき ― 『Mating』それは交尾を意味する英単語。 ここMating Zooは動物の交尾繁殖を目的とした極めてケンゼンな動物園である。 だからここに登場するのはみんな感情豊かな動物たちだ。 だからどうかみんなも『動物の気持ち』になってこれを読み進めてほしい。 <かずみ園長より> ―――――――――― 第一話:牡馬さんと牝馬さんの恋の発情処理 ヒヒ~ン。ボクは牡馬のハルキだヒ~ン。 今、牝馬のミクちゃんに恋してるんだヒ~ン。 だから早く交尾したいんだヒ~ン。

#1僕の愛玩人形《ラブドール》は蘇生した。

僕は彼女がいなかった。 女性とお付き合いした経験すらない。 童貞だった。 でも、金はある。 僕は仕事で金を貯めると 真っ先にラブドールを買っていた。 ラブドールで有名なxxx社製。 1体あたり80万円を軽く超える最高級品だ。 でも買う。 絶対買う。 死んでも買う。 だって買った後は…… ムチャクチャに犯せるじゃないか……。 僕は性欲が一際強かった。 だから……もう何体ダメにしたか分からない。 白く精液臭くなったラブドールが家に何体もある。 こんな可愛い人形 捨て