2022年2月 バース観光 私は温泉に入りたい
1.バース=温泉地で温泉に入れない
本当はオックスフォードに行きたかった私。でも、ツアーが開催されなかったのでバースに連れて行かれました。(*'ω'*)
ロンドンから車で3時間ぐらい。ストーンヘンジからは1時間ぐらいで到着。イングランドの西のサマーセットに属するバースは「バス(風呂)」の語源になった土地で、イングランド有数の観光地みたいです。
ロンドンに住んでいた貴族や富裕な階層の保養地として18世紀に再開発され、その時間の建造物が数多く残っているので「バース市街」がユネスコの世界文化遺産に登録された、趣のある街です。
温泉地なので「スパ」があるって聞いたのですが、団体ツアーなので1時間しか滞在時間がなく、温泉に入っている時間はなさそうです。
仕方がないので、市内をプラプラしました。
2.バースの街並み その1
バスから広場に降ろされました。有名な観光地「ローマン・バス」に向かうため市内を歩きます。
3.街の中心バース・アビー(寺院)
美しい建物。寺院は7世紀から経っていて、今の建物は1860年代に大改造したようです。コミュニティの中心にふさわしく、風格がある。(道に迷ったら寺院を探せとガイドに言われました)
4.ローマン・バス(スパではない)
19世紀に建てた古代ローマの神殿、浴場、ローマン・バスからの出土品を展示した博物館。世界的に見ても公衆浴場としてかなり保存状態が良いらしく、古代ローマ時代の研究には素晴らしい場所。
わたしてきには、イングランドに来て古代ローマと言われてもねえ。それより公衆浴場なのに温泉に入れない! ちっ! という気持ちが強い……。
内部はさらーっと見ました。
5.バースの街並み その2 ジェーン・オースティン
ローマン・バースが消化不良だったので、英国が誇る女流作家ジェーン・オースティンの記念館に行ってみることに。
18世紀~19世紀のイングランドにおける田舎の中流社会を舞台の小説「分別と多感」、「高慢と偏見」「エマ」など長編を発表。BBCドラマ、映画など、たびたび映像化されてます。
映画「いつか晴れた日」は「高慢と偏見」の映画化で、推しのアラン・リックマンが「金持ちで心優しい中年男(ここ重要)」のブランドン大佐を演じているよ!
6.バースの素敵な川沿い パルトニー橋と公園
パルトニー橋はミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(原題: “Les Misérables”、2012年公開)のセーヌ川のシーンで使用されたとガイドが言ってました。(セーヌじゃねえ)
映画を見てないからわからないけど、確かに堰(せき)に人がたかっていました。
公園の階段にティーンエイジャーが座り込んで、だるそうに喋っていました。観光客には美しい街でバースに滞在したいと思いますが、住んでいる人、特にティーンにとっては刺激が少ない田舎町なんでしょうね。
どこの若者も集まって不満そうに喋るものです。BBAはロンドンに帰るけどね (^ω^)
7.美しい丘陵地帯
短い滞在は終わり、バスに乗ってロンドンに帰りました。窓から見える丘陵は素晴らしかった。
ジェーン・オースティンの小説はバース滞在を経験を元にして書かれたと、ガイドが言ってました。おそらく18世紀後半から丘陵風景は変わっていないですよね。
私のブランドン大佐(アラン・リックマン)も馬に乗って現れそう。(妄想)
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