言いたいことを一つだけまとめられない

<僕の悩み>

僕は言いたいことを一つだけまとめられない。

この情報は良さそうなので入れる。最終的に言いたいことがたくさんありすぎて、逆に伝わりにくい文章になってしまった。

<どのように変化した?>

グループで話し合う授業で、自分の意見を言った後、もっと具体的に話して下しあと先生に言われた。え?もっと具体的に話さなければいけないと伝わらないの?と思った。具体的なことを言わないと分からないと頭の中で理解した。次からは具体的に話すように意識するようになった。

結果は…文章が長くなってしまった…

「地球温暖化が進んでいる」

      ↓

「現在では地球温暖化が進んでいる。原因は車を使用する人が増加している。そのせいで発達途上国で干ばつや山火事などの大きな問題が起きている…………………」

最初の頃は簡単に伝えることが多かった。最近では一文だけだと足りないと思って、もっともっと情報を加える。結果は文章が長くなってしまった。

長い文章を書くようになると、つまり何を話したいのか理解されなくなった。他は、聞く人としては大変で聞く気が失った。

具体的に話さなければ、元の通りに戻せば良いと思う。しかし、具体的に話すという癖を身につけた。なかなか癖を抜けられなかった。そのせいで、自分が書いた文章を読み返すと、なんだか読みづらい文章だなと思うようになった。

少しずつ自分の意見を言うのがめんどくさくなった。なぜなら具体的に話さなければならないから。具体的に話すためには様々なことを考えなければならない。

具体的に話すだけなく、文章の流れに直した方が分かりやすい、子供っぽいな単語ではなく畏まった単語を使った方が大人っぽく見えるなど…先生からアドバイスされた。

先生にあれこれの文章の書き方を教えていただいた。そのせいで、どれが正しい文章を書けば良いのか分からなくなった。頭の中に様々なルールがある。どのルールに従って、文章を書けば良いだろうと悩む。

文章をスムーズに書けなくなってしまった。単に言いたいことを紙に書けば良いと思っても、頭の中であれこれのことばかり考えてしまう。

文章を書くのが怖くなった。

<今の僕>

今は、本当に伝わりやすい文章とは何かと探し中だ。自分の父に聞いてみた。父からの答えは、「小学生でもわかるような文章を話せばいい」「もっと具体的に話さなければならないではなく、もっと気楽に話せばいい」だった。

父から聞いた言葉で、自分の悩みを軽くしてくれた。

「そうだったか。あまり難しく考えると、上手く文章を書けなくなるからね」と自分自身が気付いた。僕は完璧を求めるようにしていたとわかった。

様々なルールを詰め込みすぎると、分かりやすい文章ではなく、分かりにくい文章になる(笑)

自分の過ちを理解した。まだ悩みは解消していないが、前と比べて前向きになれた。僕の文章はまだまだ上手ではない。言いたいことを上手くまとめられない。だから、いつか分かりやすい文章を書けるようになるために様々なサイトを読んで参考にしていきたいと思う。


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