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「夜回り」に参加した。

ホームレスの人の就労・生活支援をしているNPO法人Homedoorさんの夜回りボランティアに参加した。
月に1~2回、お弁当と生活物資を夜回りしながらホームレスの人に配布するという活動。お弁当の配布の目的は、そこで出会うホームレスの人たちに声をかけ、Homedoorに訪ねてきてもらうきっかけをつくること。なので、お弁当はコミュニケーションのツールとのこと。

私は正直、これまでホームレスの人にまったく関心がなかった。視界にすら入っていなかった。確かに今回の夜回りのコースは私も時々通るところだったが、こんなにホームレスの人がいると気がつかなかった。
一見すると普通に働いている若い人にしか見えない人も…礼儀正しく、理性的で論理的な会話ができる人もいて、どうしてこんな人が住む家がないのか不思議で仕方なかったし、比較的小ぎれいな身なりの人もそれなりにいらっしゃったのが驚きだった。
Homedoorのメンバーの人は名前も知っている関係ということもあり、親しいご近所さんのような会話ができている。

Homedoorの代表の川口さんは32歳。2010年にHomedoorを立ち上げる以前から活動をされている。川口さんを始め、スタッフの皆さんは若い人が多い。その若い人たちが、積極的に、自然体でホームレスの人たちに声をかけ、会話をし、関係性を築いていく姿勢に心を打たれた。私だったら身構えてしまうだろう。。

ホームレスについて何かを言える立場ではないけれど、「世界の人のイキイキの実現」を掲げている私とすれば、働くということ、生きるということを考える良い機会になりました。
でも、支援活動している人たちには頭が下がります。


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