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ポメラ日記73日目 noteじゃなくて、ノートの話(コメダ珈琲一番くじ)

 この間、近所のファミリーマートへ行くと一番くじが売られていた。コメダ珈琲の。

 5月末頃にファミリーマートへ出掛けた方なら、おそらく分かると思う。店頭の入り口から見えていたのは巨大なカツパンである(クッションらしい)。

 普通なら見過ごしかねない一番くじも、あんなにでかいカツパンクッションを目の前に置かれるとどうも見過ごせない。

 一番くじを知らない方に簡単に説明しておくと、有名な人気キャラクターや企業とコラボして、店頭で「くじ」を買うことで、引いた賞によって景品が店頭で貰える。

 だいたいA~F賞までがあり、1回700円前後でくじが販売されていたりする。

 「ハズレ」はなく、確実に何かしらの景品は貰えるけれど、上の方の賞(A~C)は個数も限られていて、なかなか当たらない。

 だけど、今回、僕が欲しかったのは「コメダ珈琲」F賞の「ステーショナリーコレクション」だ。

 狙っていたのは「リングノート」。文房具好きなので、これは見過ごせなかった。

 リングノートには二種類あって、ひとつは「シロノワール」が描かれたノート。もうひとつは「コメダ珈琲のメニュー」と同じシックな黒いノート。

 コメダ珈琲の一番くじは、休日に友人と一緒に歩いているときに見つけた。

 はじめの店では、リングノートは完売していて、「やはり文具マニアがここにも」という気持ちになる。

 とりあえず一回だけ引いてみて、出たのはE賞の「ファブリックコレクション」。コメダ珈琲のカップが描かれた柄のハンドタオルがあり、これはこれで満足した。

シックな感じで日常使いに良い。何となくコメダのおしぼり感。

 ちなみに「カツパンだけは当たらないでくれよ」と思っていた(でかいので)。

 一番くじの景品は期間が終わると基本的には二度と手に入らない(メルカリなどを除けば)ので、やっぱりちょっと嬉しい。

 友人とそのあと何軒かファミマを回ったけれど、リングノートは見つからなかった。

 それどころか、夕方に訪れてみると「完売」が続出していた。ラストワン賞のダルマライトも欲しかったが難しいので断念。

 結局、地元に帰ってもやもやしながら、何気なく近所のファミマに立ち寄った。あった。カツパンじゃなく、シロノワールと黒いメニューのリングノートが。これは回すしかない。

 店員さんにお願いして、一回だけくじを引かせて貰うことに。出たのはF! 店員さんがグッズを選ぶように説明してくれているが、もはやリングノートしか見ていない。

圧倒的ジャケ買いのコメダ珈琲一番くじ「F賞」のシロノワール・リングノート。市販で売ってくれ。

 シロノワールか黒メニューかどちらかを選べることになったが、圧倒的にビジュアルが強い「シロノワールのリングノート」を選んだ。冷静を装うが、内心ではめちゃくちゃガッツボーズである。

 あわよくば、と思ってもう一回だけ回してみたが、もう一度タオルが当たって、クリームソーダ色のミニタオルを手に入れた。

 YouTubeでよゐこの有野さんが、スタッフと路上で一番くじを延々と引き続ける渋い動画(有野ダークサイドチャンネル)があるのだけれど、あれがけっこう好きで見ていた時期がある。

「E!」「F!」とやっていて毎回、有野さんが欲しい景品ではなく、ご家族の方が希望する景品ばかり当たるのが面白い。

 人生初の一番くじはコメダ珈琲でした。

 シロノワールのノートを友人に見せると、「喫茶店とかカフェの記録に使えばいいんじゃない?」と言っていたので、カフェポメラの日記にしようかなと目論んでいる。

 ちなみに小説のノートは作品ごとに毎回変えていて、去年はロイヒトトゥルム1917のA6ハードカバーノートを使っていた。

 普段は選ばないポート(ワイン)レッドで気分を変えて書けたと思う。ちょうど四月くらいに使い切ったので、いまは新しいノートを使い始めている。

 「NONBLE(ノンブル)ノートブック」という株式会社エヌ・ビー・シーが出している日本製のハードカバーノート。

紀伊國屋書店で手に入れた「NONBLEノートブック」ブルーブラックのインクカラー。
ペンギンさんの箔押しに癒される。

 紀伊國屋書店の梅田店ではじめて見掛けて珍しいと思い、一冊仕入れていた。それもそのはず、このノートブックはどうも紀伊國屋書店のグループ店(文具を卸している企業)が出しているもののようだ。

 180°水平に開くことができ、クリーム紙のカラーもよく、きちんと下敷きとなる厚紙も両面に付いている。かなり使いやすいノートブックなので、紀伊國屋書店に訪れたときは文具コーナーで覗いてみるのがおすすめ。

 どうも紀伊國屋グループ専売のようで、Amazonでは取り扱いがないモデルなので、興味のある方は店頭でチェックしてみてください。本屋さんには生き残って欲しいので、文具は書店で買ったりする。

 作品ごとにノートやペンを変えるのも楽しかったりしますね。作家の中村文則さんは、作品のイメージに合ったノートを選ぶ、と仰っていたので、文具選びから作品作りははじまっているのかもしれません。

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 2024/06/05 

 kazuma


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