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まる男は革命勇士

まる男父は葉巻を吸う
以前、部下の吸っていた葉巻がとても香りが良いので部下に銘柄を聞いた
コイーバだそうだ
まる男父が「あのカストロが吸ってたヤツか!」
と言うと部下は友人から譲り受けたのだと言う
と残り2本の内1本をまる男父に渡して言った
「いつも、お世話になってるので遠慮しないでください」
まる男父と一緒に最後の2本をそれぞれ吸う
部下に葉巻の吸い方を学ぶ。
そして売っている会社を調べる
CIGAR CONNECTIION
即座に注文した
父の紙巻きたばこと異なる葉巻を吸う姿にまる男は密かに憧れていた
シガーケースに入った葉巻は家のリビングに置いてある
まる男母はあまり良い顔をしなかったので
まる男はいつもノーコメントで通した
ある日曜日の昼
まる男が部活から帰ると両親はデートに出かけていた
両親の2人が出会って17年と5か月記念日だ
家政婦のウメさんは旅行に行ってる。3泊4日で友達とスキーに行っているのだ

まる男は閃いてしまった。そんな事を思わなければ良かったのに思い付いたら頭から離れない。
まる男父がいつも食事の後に葉巻をくゆらせていた
真似て葉巻を咥えて火をつける

煙が口元に出て来ない
強く吸っても出て来ない
しばらくすると葉巻は火に消えていた
吸えずに不満だが天罰かも?と諦めた

数時間後、両親が帰宅するとまる男父が葉巻を吸う
良い香りが漂う中でまる男が吸い口を器具でカットしたのを見た
「あーそうやってんのか。分かんなかったよー」
まる男のこの言葉に両親は全てを察した
吸ってないのに怒られた
普段ニコニコしてばかりの両親
怒ったらこんなに恐いものか!
まる男はストレスをイチゴミルクをがぶ飲みする事で解決した
が思い出した
来週にボクシングのアマチュア試合の為に減量中であったのだ!
これはジムの会長に怒られる
というか怒った後の1時間程のボヤキがつらい
では明菜先輩にいたずら電話をしてうさを晴らそう

明菜先輩に電話した
で、秒でバレると「明日学校で覚えてろよ」
の冷静な声が不気味だ

今日はもう、運が悪過ぎる
頭に浮かんだのは
天網恢恢疎にして漏らさず
(意味:天罰は逃れる事はできない)
何もせずに過ごそう

「明日学校でする先生へのいたずらは何をしようか?」と
考えながら寝た

え?いたずらは悪事だろう
だって?!
いやいや、暇な先生たちに仕事を与えてるだけなのです

*(大林(ふりかけ)説:先生方は暇で無いそうです
というか忙しすぎてブラックな職場だと聞きます
子供好きだから出来る職業だそうです)

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