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NFTの価値を左右する「隠れた情報」の読み方

こんにちは、小野さんです。今日はNFTの初心者の方向けに、NFTのコントラクトの種類やトークン規格といった、「隠れた情報」に焦点を当てていきますね。これらを知ることで、より希少価値の高いNFTを見分けられるようになるかもしれません。

今回の解説で使用したマーケットプレイス:

https://opensea.io/

OpenSea トップページ

共有コントラクトと独自コントラクト

まずは、共有コントラクトと独自コントラクトについて説明しましょう。

① 共有コントラクト

共有コントラクトは、例えばOpenSeaなどのマーケットプレイスでNFTを発行すると使用されるコントラクトです。発行主体がOpenSeaになっているため、あなた以外の人も同じコントラクトで発行していることになります。

メリット:

  • デプロイ(リリース)が簡単

デメリット:

  • ユーティリティの付与やトークンゲートとしての使用が難しい

  • 将来的に発行者の証明が困難になる可能性がある

② 独自コントラクト

独自コントラクトは、あなたが独自に発行したコントラクトです。

メリット:

  • エアドロップやトークンゲートなど、特定のNFTを指定したユーティリティを与えやすい

  • 発行者の証明が将来的にも可能

デメリット:

  • 発行がやや難しい

個人的には、独自コントラクトをおすすめします。ただし、SuperRareのようにコントラクト自体に価値をもつケースもあるので、好みに応じて選択するのがいいでしょう。

コントラクトの種類を確認する方法

NFTの詳細ページにある「Details」から「Contract Address」を確認し、イーサスキャンなどのブロックチェーン探索サイトで確認できます。「TOKEN TRACKER」の部分を見ると、独自コントラクトか共有コントラクトかが分かります。


Etherscan

トークン規格:ERC-1155とERC-721

次に、主要なトークン規格であるERC-1155とERC-721について説明します。

① ERC-1155

  • 1つのNFTにエディション数を設定可能

  • 例:このNFTは世界に1000枚ある、など

② ERC-721

  • 世界に1つだけのNFTを証明可能

トークン規格を確認する方法

NFTの詳細ページで「Token Standard」を確認すると、どちらの規格を使用しているかが分かります。


NFTの詳細ページにある「Details」

まとめ

同じ条件なら、個人的には独自コントラクトのERC-721が最も希少価値が高いと判断します。NFTを作成したり購入したりする際は、これらの詳細を確認することで、価値を定めやすくなるでしょう。

今回は、NFTの種類について、初心者の方にも分かりやすく説明しました。コントラクトの種類やトークン規格を理解することで、NFTの価値をより深く理解できるようになります。これからNFTの世界に飛び込む方々にとって、この情報が役立つことを願っています。


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