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意外とシンプル!YouTubeのAI規制について

お疲れ様です。小野さんです。トラックに乗りながらAIとかNFT、Web3の話をしております。本日はレイクタウン越谷レイクタウンの山田うどんの駐車場におります。飯食ってきました。かき揚げ丼冷やしたぬきそばセットを頂いてきました。美味しかったです。

今日は、YouTube発信者向けになってしまうんですが、最近と言っても何ヶ月か前なのでちょっと古い情報ではあるんですけど、YouTubeがAI規制をしたというところで、発信者としてはやることはとてもシンプルなんですけど、知らなきゃ知らないで結構リスクがあるので、一応それを紹介したいなと思います。

まずは、動画をアップロードする時に色々タイトルとか説明欄とか細かい設定をすると思うんですけど、そこの詳細のところに「全てを表示」というボタンがあると思うんですよ。そこを押すとさらに詳細な設定ができるところがあるんですが、ここに「改変されたコンテンツ」について、はい・いいえを選ぶ欄ができたんです。

具体的な内容はこういう風に聞かれてまして、「あなたのコンテンツは以下のいずれかに当てはまりますか?」「実在の人物が実際には発言または行動していないことを発言または行動しているように見せているか」「実際の出来事や場所の映像を改変しているか」「実際には起きていない場面が現実のように見えるコンテンツを生成しているか」これに対して、はい・いいえかを選ぶ必要があります。

これで、もし虚偽の申告をした場合は、収益化が停止されたり最悪の場合はBANされたりするそうです。基本的には、ここで「はい」を選んだことでデメリットはないみたいです。例えばインプレッションが下がるとかそういったこともないし、一応これはAIというか改変されたコンテンツですよみたいな記載は載るんですけど、それも説明欄に乗るぐらいです。なので動画そのものに悪影響を及ぼすものでもないので、基本的には僕なんかは心当たりあるやつは全て「はい」にしてやろうかなと思います。

結構GoogleとかってAI機械的な審査をするじゃないですか。なので明らかにアウトならまだしも、結構グレーなやつも誤爆というんですか、それで引っかかっちゃうとちょっと嫌なんで、僕はちょっと怪しいなって思ったやつは全部「はい」で申告するようにしました。というかしてなかったんですが、今回これを勉強して過去のやつ遡って、これできるので、ちょっとこれ怪しいなっていうやつは全部「はい」にしました。

基本的に今回のAI規制に関してはAIは別に禁止はされてないんですよ。AIコンテンツ、禁止はされてないですが、さっきの部分ですよね。ちょっと分かりづらいですよね。「実在の人物が実際には発言または行動していないことを発言または行動しているように見せている」。ちょっと奥歯に物が詰まったような謎の言い方です。

これですね、要するに見た人が本物と現実に起こったこと、現実のものと勘違いしてしまうようなコンテンツには申告してくださいねという意味だそうです。

これが例えば非現実的な内容、これ公式のところにも書いてあるんですけど、ユニコーンに乗って幻想的な世界を旅する人物、例えば動画内にそういうのが登場したりとか、グリーンスクリーンを使って人が宇宙に浮かぶ様子を描いたコンテンツだとか、こういうことを動画に載せたとしても普通の人であれば、それはあまりにも現実離れしてるので、これが現実のものだとは勘違いしないわけです。だからそういったものには別に申告は不要だということです。

なので、ちょっと具体例を公式の方から読み上げますと、クリエイターによる開示が不要なのは、まずビューティーフィルターを適用する、これは軽微な編集に当たる、そういったものに関しては開示は不要です。また、車が動いているように見せるため背景を合成または拡張する、これも不要だと。でもう一つ、エフェクトを使用して過去に録音された音声を補正する。動画でAIが生成したミサイルのアニメーションを使用する。これも一例なんですけど、こういったものに関しては開示が不要だそうです。

さっきの補足で言うと、軽微な編集に当たる部分、これ例えば色調整とか照明に関するフィルターだとか、背景のぼかしや美肌効果などの特殊効果フィルター、生成AIツールを使用した動画のアウトライン、スクリプト、サムネイル、サムネイル大丈夫だそうです。タイトル、インフォグラフィックの作成や改善などの制作支援、これも大丈夫、申告しなくてOKです。字幕の作成、動画のシャープネス調整、アップスケール、修復または音声の修復、アイディアの生成など、こういったものに関しては開示が不要だそうです。

一方で、クリエイターによる開示が必要な例、これは例えばコンテンツをデジタルで生成または改変し、人物の顔を別人の顔に置き換える、これはいわゆるディープフェイクみたいな感じですよね。とかあと有名なカーチェイスのシーンをデジタルで改変し、元の映画には存在しなかった有名人を登場させる。医療専門家が実際には助言していないのに助言したように聞こえるよう音声をシミュレーションする。実在する都市に向けてミサイルが発射される様子をリアルに描写するなどが改変に当たるため、開示が必要だそうです。

要するに繰り返しになるんですけど、リアルに見えたり、実際のものと勘違いしてしまうものに関してはやっぱり開示が必要というということですよね。

もうちょっと具体的に言うと、音楽を合成的に生成する(クリエイターミュージックを使用して生成された音楽を含む)、これは開示が必要だそうです。音楽ダメなんですね。あとナレーションでの使用目的として他人の声の音声クローニングを行う、これも申請が、開示が必要。実在する場所の追加映像を合成する。実在する2人のプロテニス選手による試合のリアルな動画を合成する。実際には言われていないアドバイスが言われたかのように見せる。人気歌手がライブパフォーマンスで音を間違えたように聞こえるよう、これあくまでも一例ですね、音声をデジタルで改変する。実在する都市に向かって移動する竜巻などの気象現象で、それが実際に発生したのではないものをリアルに描写する。

病院の職員が、病人や怪我人を追い返したかのように見せる。公人による窃盗行為や、それを認めている場合を含む偽の映像を作成する。最後、実在の人物が逮捕または拘束されているように見せる。一例なんですけど、こういったものが開示が必要ですよと。

そんな感じですね。これ、ちなみに繰り返しになるんですけど、これ申請したとてアルゴリズムというかインプレッションに何ら影響もないので、ややこしいものに関しては全部申請した方がいいのかなっていうのは思いました。

改変されたコンテンツで申請すると、動画に「改変されたコンテンツ」っていうのがつくんですけど、あくまでも説明欄につくだけであって、動画の視認性というかそういったものに支障を及ぼすものではないです。それはショート動画にも当てはまることで、ショート動画ならなおさら説明欄見に行く人もいないと思うんで、あんまり支障ないのかなです。

唯一ちょっと気をつける点としては、その追加ラベル、その「改変されたコンテンツ」っていうラベルについて補足すると、「選挙、進行中の紛争、自然災害、金融、健康に関する重要でタイムリーな情報は非常に重要です。このような情報は人々やコミュニティの幸福、経済的、選挙、紛争、自然災害、金融、健康っていうのは説明欄にラベルがつけられるんじゃなくて、動画のところ、動画の見える箇所にラベルがつけられる場合があります」ということです。その点に関しては1点注意かなって思います。

要するに人を勘違いさせそうなコンテンツ、これAIに限らない話ですよね、については、ここの「改変されたコンテンツ」欄にチェックマーク、開示するのがいいのかな、ただそれだですかね、というところでした。

一応そんな感じで今日はYouTubeのAI規制についてお話ししました。いいねお願いします。


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