構文でウケをとる技術を自分なりに整理してみた。
ありがたいことに、お笑い芸人やアニメのネタをオマージュした投稿が好評をいただいております。
多くの方に喜んでいただけて、何事も楽しむことをモットーに生きている私は嬉しい限りです。たくさんのコメントをいただいて、自己肯定感も爆上がりしております。
元ネタが優秀だからこその構文だと思うのですが、これだけいろんな声をいただいているので、せめてものお返しにも、外さない構文づかいを自分なりに分析したいと思います。
ちなみに、本当に、全くの素人なんで、それを踏まえてお読みいただけると幸いです。違うよってところもたくさんあるはずなので、温かく見守ってください。
そしてせっかくお家にいるのであれば、こういう面白ネタにもぜひトライしてみて欲しいです。暗い話ばかりでもしんどいので、楽しい話題も作っていきましょう!レッツトライ。
外さないための三大要素
まず前提として、外さないための3大要素について紹介します。私は、実在するネタをオマージュする際に以下の3つを意識しています。
ギャップ
共感
クオリティ
この3つの要素のうち、2つを満たしていればややウケ、全て満たすと最高、といった法則があると考えています。詳しく解説していきます。(これあれですね。書けば書くほどハードル上がっていきますねw)
要素① ギャップ
これは元ネタとの乖離が大きければ大きいほど、笑いも生まれやすいという話です。出来るだけ元ネタがやらなそうなことをする、という意味。
例えば先ほどのツイートであれば
サザエさん×MAツールという全く別の次元の物を掛け合わせています。元ネタでは決して扱うことのない物を、あえて組み合わせることで、そのギャップから笑いが生まれます。
また、ギャップを生む必要がある故に、元ネタの認知度も非常に重要です。ネタ選定の際にはご注意ください。
要素② 共感
ただ単にギャップがあるだけではなんでもありになってしまうので、ちゃんと読んだ人が共感できる内容にで構成をつくる必要があります。
この共感の深さが笑いの深さに繋がり、SNSでの拡散に繋がっていきます。乖離しているのに、なんだかしっくりきてしまう、というような構図です。
例えば先ほどのサザエさんのネタであれば、
・上司が若手に丸投げ
・序盤でぶつかるシナリオ作り
・ペルソナで実在の人物を使うこと
・MA運用におけるインサイドセールスの重要性
などを、わかる人にはわかるネタとして仕込んでいます。つまり、ただ元ネタと掛け合わせた内容にするのではなく、その中に「確かに」と思えるポイントを作れるかが、とても大事です。
また、この共感をフックに、ツッコミで詳しく解説してさらなる共感を生み出すという技術もあります。ミルクボーイのネタであれば、ツッコミのみ長く語る余地があるので、そこでどれだけ幅を効かせるかが、笑いの深さを左右します。
要素③ テキストとしてのクオリティ
最後にもっとも重要な要素「クオリティ」です。正直ここがダメだと残りの2つの要素を満たしていても、面白さは半減してしまいます。
クオリティと言っても様々な種類があって、リズム、改行、言葉選び、勢いなど、細部にまで注意が必要です。
リアルのネタであれば声の強弱や、再現性で表現するものをテキストで行うため、実際に声に出して読むなど、細かなところにまで気配りをします。
ちなみに今回は1ツイートで終わらせず、その後も9ツイートほど連投することで、勢いを表現してみました。そしてツリー状にしてどこから入っても他のネタもみてもらえるように工夫もしてみました。もはやいいね数が人気投票みたいになっています。
以上つらつらと書いてきましたが、この辺りを気をつけて作れば、それなりに面白くはなるのでぜひ試して見てください。ちなみにミルクボーイの構文に関しては以下のnoteに詳しく書いているので、こちらも合わせて参考にしてください。
もしよろしければ、お家にいる間の暇な時間に、皆様もチャレンジしてみてください!だいぶ時間が潰せますし、楽しいですよ!
おまけ 構文として使えるネタ
せっかくなので、構文として使えそうなネタをいくつか紹介します。ちなみにこれらはテキストではなく、リアルでやってきてウケがよかったものなので、ぜひ宴会で無茶振りされた時とかに使ってください。(今の時代あんまりそういうのないか)
・あるある探検隊
鉄板 of 鉄板です。レギュラーさんのあのギャグです。これもさっきの三大要素さえ満たせば受けます。リアルの場合のクオリティはやりきること、途中で笑わないこと、噛まない(1回くらいはok)なので、そこだけ気をつけてちゃんと作れば大丈夫です。
・つっこみ暴走族
最近あまりテレビで見なくなりましたが、いつもここからさんのツッコミ暴走族もおすすめです。早口なんで結構噛みがちなんですが、多少はok。ただ、声は甲高い方がツッコミが映えるので、そこだけ注意が必要になります。
・サンシャイン池崎
これもいけます。しかも1人でいけるので、ネタ合わせがいらない分適当に移動時間なんかに考えて、ちゃんとやりきればok。個人的に推しはイタコのネタで、一度マスターしたらどうとでもなります。サンシャイン池崎さんは個人的にも好きなので、おすすめです。
・もしかしてだけど
どぶろっくさんのネタです。セクハラにならない程度にやりきればウケる。ただその塩梅をミスったり、音痴すぎると一気に地獄と化すので、ある程度慣れ親しんだ場所でやることを推奨。「女」のネタもまあまあ使える。イチモツも面白いけどやったことはないから割愛。
・ゴー★ジャス
一回だけやったことがあるけど激難。そもそも地球儀の確保が難しいからホワイトボードとかでやるしかない。おすすめというよりはチャレンジしてみて欲しい。
最後に
どうしてこんなことやるの?好きなの?って聞かれることがあるのですが、正直好きです。私自身、何事も楽しみたいですし、人を笑わせるのがすごく好きなんですよね。全く仕事等には繋がりませんが、好きでやっています。
ちなみに私はフリートークが全く面白くないのを自覚しているので、こういった媒体の力を借りたりもしています。それはそれで仕方ないと思っていて、なんでもできるスーパーマンなんてそういないのだから、自分の得意をどんどん伸ばして行こうと思うのです。
だからこれからも、こういうオマージュは増やしていきたいし、頑張って世の中を明るくして行こうと思います。もちろん元ネタには敬意を払って、度を超えたネタや迷惑のかかる行為には気をつけます。
そんな感じです!最後までお読みいただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
小木曽
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