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『科学としてのサッカー論』 リリースのお知らせ

この度『科学としてのサッカー論』をリリース致しますので、詳細及び意図、今後の展開を、ここにお知らせいたします。


■プロローグ

私は常に「サッカーとは一体何者だろうか?」と自らに問いかけながら、サッカーを思考しています。

サッカーとはスポーツだ。サッカーとは娯楽だ。サッカーとは教育だ。サッカーとは哲学だ。サッカーとはエンターテイメントだ。サッカーとは……と、様々な捉え方が出来ます。人によって、場合によって、時代によって変化をするものなのかもしれません。

ただ私は、あえて「サッカーとは芸術である」と定義をすることで、「サッカーとはこういうもだ」と(自分の中の)サッカーを形成してきました。ここ『芸術としてのサッカー論』ではこれまで、そしてこれから、長い時間をかけて「サッカーとは芸術である」と主張を続けます。

そしてこの度、この主張に対比させる形で、新たな試みを開始致します。


■科学としてのサッカー論

目的:サッカーを"科学的視点"から思考する

この度開設する『科学としてのサッカー論』では、サッカーにおいて既に言語化されている概念、科学的に証明されている事柄、再現性がある理論…などを中心に、サッカーという「何か」を、思考・検証していければと考えています。

記事を書くのは、私ではありません。とっておきの人材を用意致しました。


■筆者

筆者:平野 将弘

Cardiff City FC U-23の分析担当コーチ。ウェールズサッカー協会のUEFA Bライセンス取得中。ウェールズサッカー協会で分析のインターン経験。大学でサッカーコーチングを勉強中。96年生まれ。

Twitter@manabufooty


現在、イギリス・ウェールズに在住し、大学に通いながらプレミアリーグ所属「Cardiff City FC」U-23の分析コーチを勤めている彼に、ウェールズサッカーの情報やコーチング理論等を、彼の経験と合わせて書いていただきます。内容の詳細は、ここに書く必要はないでしょう。

私自身、彼から得られる新しい学びに、非常にワクワクしております。


■サッカーとは…

サッカーにおいて、何が「芸術」で、何が「科学」か。それを明確に分けることは出来ません。サッカーがそうであるように、芸術的要素には時に科学的視点が必要であり、その逆もまたしかりです。複雑に絡み合っているからこそ、価値を生み出します。

ただ、今回の試みを通して『芸術としてのサッカー論』『科学としてのサッカー論』を対比させることで、これまで見えなかった「新しい景色」が見えると、私はそう信じております。

「サッカーしか知らない者は、サッカーすら知らないのだ」—— フェンマ・リージョ


それではぜひ『科学としてのサッカー論』を、お楽しみください。


河内一馬

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