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芸術としてのサッカー論

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サッカーを"非"科学的視点から思考する
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2018年5月の記事一覧

なぜ通訳は偶然性が高いのか

【通訳の育成編】外国人を日本に招くことがサッカー界の発展に繋がらないと断言できる「8」の根拠▼宗教/言語編はこちら 根拠⑥:通訳の育成 サッカーにおいて「通訳」というポストは"非常に重要"な役割を持つと考えています。特に【宗教/言語編】でも書いたように「日本語は日本人しか話さない」という揺るがない事実があるので、仮に私たち日本サッカーに海外のサイエンスを持ち込もうとするのであれば、「通訳」に関して突き詰めていかなければならないことは間違いありません。日本に入ってくる外国語

一神教を信仰しないことがサッカーに与える影響

【宗教/言語編】 外国人を日本に招くことがサッカー界の発展に繋がらないと断言できる「8」の根拠※ 私はこの記事の中で、また『芸術としてのサッカー論』の中で、日本人の文化的特徴がサッカーという競技(勝ち負けのあるサッカー)にどうマイナスの影響を与えているか、また日本サッカーに関わる人々がいかにそれを曖昧にしているのか、について触れることが多くなります。芸術と文化は切っても切れない存在ですので、「芸術としてのサッカー」を考える上では非常に重要な要素になります。"ただし"決してそれ

今時の若いやつは

「今時の若いやつは・・・」と、今時のおじさんはよく言う。 世の中が目まぐるしく変化を遂げていく現代において、「過去の若者」と「現在の若者」に違いがあるのは当然だが、それと同じように「昔は良かった…」と、昔と今を比較してしまうのもまた当然のことで、きっと、どこの国のどこの時代の「今時の若いやつ」も、同じことを言われて育てられてきたに違いない。これからも世の中からこの言葉が消えることはないだろう。 ところで、サッカーにおける「今時の若いやつ」は、一体何を考えて、何を思ってサッ