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ゲストに「楽しい思い出」を持ち帰ってもらうためにSUPツアーガイドとして意識していること


こんにちは!
平日は東京にあるインバウンド関係の会社で働き、週末は日光の中禅寺湖でSUPのガイドをしています。※SUPはこんなスポーツです。

ここは日光中禅寺湖ではなく、秋田の田沢湖です。

去年ドラマの主人公がSUPインストラクターだったりと、少しづつ日本国内での知名度も上がってきています。

Googleトレンドで見ても、2014年頃から夏に検索量が増える周期になってきている≒一部のマニア層だけではなくスポーツとして大衆化し始めている


今日はSUPガイドを続ける中で、ゲストの方が心から「楽しかった!!!また来たい」と思えるツアーにするために意識していることをまとめてみます。

1. ゲストが笑顔で帰ってほしいと心から思う

精神論のように見えますが、個人的には1番大事なポイントです。
多くのゲストは栃木県外からいらっしゃることも多く、片道2時間以上かけて、峠を越えてはるばる来てくださっています。この夏一番くらいのベストな思い出を持ち帰ってほしいという気持ちをもって、毎ツアー担当しています。この気持ちが芽生え始めたのは、ガイド1年目シーズン中盤の頃で、私自身のツアーを続ける原動力の1つだったりします。

2. 名前、趣味、出身などゲスト自身のことを知る

これは今のSUPガイドの師匠に教わったものですが、ゲストの名前を覚えるというのはとても大切です。ガイド始めたての頃から大切にしています。ただ夏の繁忙期とかは毎ツアー15人~20人以上の方と接する場面も多く、忘れてしまうこともあります。そんな時は正直にもう一回ゲストに聞きます。

その他にもゲストの趣味や出身、なんで日光に来てくれたのか、なんでSUPをしようと思ったのかなどなどゲスト自身のことをよく知ることで、次のポイント「3」繋がっていきます。

SUPツアーの後に友達になることも良くあり、ツアー後にキャンプサイトで一緒にBBQをしたり、毎年ツアーを恒例行事にしてくれるゲストも多いです。特にガイド2年目以降は、ゲストとの繋がりが自分にとってとても大切な関係になっています。

3. ゲストとSUP・日光を紐づけたガイドをする


「ガイドはストーリーを語ろう」というのは良くある話だとは思いますが、非常に難しい分、ガイドとしての価値をしっかり出すポイントだなと感じます。ストーリーのあるガイドをするうえで、どんなストーリーだとゲストに喜んでもらえるのかを知ることが一番初めに大事なことだ思っています。なので「2」で書いたゲストを知るといういうのがスタートラインだと感じます。
日光、中禅寺湖、SUPには本当に豊かな資源や歴史、物語がたくさんあります。その中で何をツアー内でチョイスするのかが腕の見せ所であり、常に精進していけるポイントです。

フィールドに関する知識・引き出し×ゲストのこと深く知れるかが重要だと思います。(とっても難しいけど楽しい部分)

中禅寺湖を見守る「男体山」

最後に小話、SUPガイドを続ける理由

ガイド1年目のとある日のツアーで、家族でいらっしゃったゲストがいました。お父さん、お母さん、長女(20代)、長男(大学生)という4名のグループでした。この頃は、通常のツアーを運営するので精一杯で、恥ずかしながら色々なことに気を配る余裕はなかったですが、ツアー中は精いっぱいできることをやっていました。

ツアーの最後にゲストから直接「久々に子供たちも思いっきり遊べて、本当に良い時間で、最高の夏の思い出になりました。ありがとうございました。」という言葉をいただきました。その時のゲストの嬉しそうな表情と「最高の夏の思い出」という言葉がグサッときて、このツアー以降は、それぞれのゲストにいい思い出を持ち帰ってほしい。心に残る思い出は人生の大事な資産になると信じてガイドをしています。

SUP最高!!!

ツアーをする上で大事にしていること、意識していることをまとめてみましたが、ガイドとしてレベルアップできることもまだまだたくさんあり、ガイドを続けていく限りは、勉強、実践を続けて、より良いツアーを届けていけるように精進していきたいです。



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