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サウナで「時が固形化し自我が溶け出す」ほど整う方法

やあみんな、かずまだよ。
先日サウナについてつぶやいたときに、整い方の記事を書いてほしいという要望を受けたから、筆を執ることにしたよ😊

自宅マンションの共用施設として大浴場&サウナがあるから、かなり頻繁にサウナを利用しているんだけど、試行錯誤の結果、「これが一番整う」という方法を編み出したのでシェアするよ!

夜中でもサウナに人がたくさんいる謎のマンション


▼整うとは何か

そもそも整うとはどういうことだろうか?
サウナ未経験者や整い未経験者にはよくわからない感覚だろう。

簡単に言うと、「めちゃくちゃ暑い→めちゃくちゃ寒い」の極限状態を間髪入れずに行うことによって、脳が脳内麻薬を放出し、ぐにゃ~と視界がゆがみ、世界がぐるぐるまわり、世界や自我がぐちゃぐちゃになっていくということだ。
(軽い整いだとここまでいかない。深い整いはこのまま死ぬかも、と心のどこかで思う)

感受性、応答せよ

生半可な追い込みではなかなかこの状態に達することはない。
だからこそ、やり方が重要になる。

 

▼やり方

①前準備
まず水分補給をしていこう。サウナはたっぷり汗をかくものだから、あらかじめ水分を入れておくことで体調不良を予防することができる。

また、トイレも済ませてからいこう。じっくりサウナを楽しむなら1時間半くらいは時間を使うものだから、尿意は邪魔になる。

心ゆくまで楽しむために前もって済ませておこう。

②サウナは3セット
サウナは3セット繰り返すことで、脳が本意気でぶっ飛んでくれる。
1セット・2セットでは飛べない。
まずはこのことを覚えておこう。

③1セットの内訳
A.体を洗うor汗を流す
B.入浴して身体を温める
C.サウナに入る
D.ふらふらの状態で汗を流す
E.水風呂に入る
F.外気浴
G.中でぼーっとする
H.足首浴

以下、解説していく。
 

A.体を洗うor汗を流す

1セット目は体を洗う。
2セット目以降は汗を流す。
 

B.入浴して身体を温める

じっくり身体をあたためて、極限状態への下地をつくっておく。
身体が冷えた状態でサウナに入るより、内臓まであたたまった状態でサウナに入った方が追い込める。
 

C.サウナに入る

いよいよサウナに入ろう。
サウナは高さによって熱が違う。暖かい空気は上層に溜まり、冷たい空気は下層に溜まるからだ。
大体のサウナは座る位置が上下に分かれているが、下段が涼しく、上段が暑い。

整うことを求めるのなら、上段で追い込もう。
他に誰も居ないのであれば、立ち上げるという手もある。
(ドライサウナではなくスチームサウナの場合、椅子の上で立ち上がるのがデフォなので注意。ドライは座って楽しむが、他人がいなければ立ち上がっても)

ちなみに高温で髪の毛が傷んでしまうので、タオルで巻いて保護しよう。

 
おすすめのサウナ時間だが、

・1セット目 5分
・2セット目 7分
・3セット目 10分


と徐々に伸ばしていく方法がおすすめだ。
これが一番整える。
 

D.ふらふらの状態で汗を流す

水風呂に入る前に汗は流そう。
これはマナーだ。
 

E.水風呂に入る

いよいよ水風呂に。
慣れないうちは冷たい水風呂に入るのは躊躇するものだが、この衝撃を経験するからこそ、脳がぶっ飛ぶ。水風呂なくして整いなし。意を決して入ろう。

誰から習ったわけでもないが、俺は腕を心臓の前でクロスさせて一気に入る。そうすることで、心臓への負担がかなり減る。(気がする)

十秒くらいしたら腕を外して心臓を冷やしていく。
数十秒経つと、身体の表面に「羽衣」をまとうような感覚になり、冷たさが消える。
その状態になったら脇や心臓に冷水を手であおいでより追い込んでいく。

どのくらい水風呂に入るかは感覚の問題だが、呼吸をしたときに肺が冷たく感じるくらいまで浸かることが多い。

本当にすっごいキマり方をするときは、水風呂に入っている最中から脳が爆発して世界がゆがんでいく。
その状態までぜひ行ってもらいたい。
 

F.外気浴

身体が冷えたら、いよいよ外へ。
サウナの醍醐味はこの外気浴にある。

俺は冷え過ぎるのを防ぐために、外で身体の水滴を拭き取る。
身体の水滴を拭き終わったらベンチに腰掛け、目をつぶってゆっくりと大気を感じよう。

このタイプの椅子があるところは良心的。ベンチでもいいけど。


ここでひとつ、ぶっ飛ぶポイントがある。
それは「細く長く呼吸すること」だ。

これはサウナ時でなくとも気持ちよさを体験することができる。
サウナに行く前に、呼吸で全身が気持ちよくなる感覚を体得してから行くと、より飛ぶことができる。

また目を閉じながら頭をゆるやかに振り、頭の中からぐわああああっと脳内麻薬が広がっていく感覚を楽しむのも乙だ。


また、脳内麻薬がそこそこしか出ない1セット目なら風の音を聞き、ふくらはぎをくすぐる冷気を楽しむのもいいだろう。全裸で風を感じること以上に開放感を感じることはない。

吹き抜ける風が心をやわらかくしていく。

「我々人間はこの地球上に生きる動物の一種に過ぎないのだ」と大自然を思うのも一興である。
大地とのつながりを感じることでサウナの醍醐味を味わうことができる。

入浴&サウナでしっかり身体をあたためていれば、2月の真冬であっても外気浴は案外平気なものだ。
ここで10分くらい身体を休めていく。
(寒く感じたら無理せず中へ戻ろう)
 

G.中でぼーっとする

浴場のなかで、落ち着ける場所を探してさらにぼーっとしてもよい。
快い疲労感、脱力感を味わおう。

H.足首浴

身体が冷えたら、お風呂に入ろう。
その前に、足首だけ浸けて足首浴を楽しもう。
血管がひろがり、身体に熱が入っていく感覚を楽しむのも乙だ。普段生きていて、自分の身体の感覚をここまで感じ取ることは少ないはずだ。体の声に耳を傾け、熱を楽しもう。

手首をつけるのも血管が膨張していく感覚がわかって面白い。

その後、入浴しAに戻る。

3セットこなしたら入浴して身体を温めてから出よう。


▼おわりに

ここまでお付き合いありがとう✨✨
みんなもサウナを楽しみ、人生を楽しもう😊✨

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