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武器としてのマネーストラテジー

8月から新たにプロジェクトを開始します。テーマはずばり

「経世済民」

です。我ながら大きなテーマだと思っています。参政権も持たない、どこぞの馬の骨かも分からない自身が掲げるには身の程知らずだろうと、そんな風に思われるかもしれません。

ただ、だからといって自身がこのテーマに取り組まない理由にはなりません。強い想いと衝動がふつふつと湧いてきます。

しかしなぜ、自身がこのテーマに辿り着いたのか、これまでのいきさつを少しばかりお話させてください。


■生い立ち

日本海側の小さな港町で民族的マイノリティとして生を授かりました。「貧乏人の子沢山」とはまさに我が家のためにあるような言葉です。

家庭は決して裕福とは言えず、自身を含めた兄弟姉妹5人が進学するにあたり教育ローンを借りました。兄弟姉妹もそれぞれの名義で奨学金を借り、アルバイトをしながら苦学生を送る日々。

この物語でも書いた通り、今の我々家族があるのは、「脚長おじさん」として支援をしてくれた一家のおかげです。

親族にすら拒まれた「保証人」という役割を、二つ返事で引き受けてくれたおじさんがいます。血縁関係は全くありません。おかげで兄弟姉妹の全員が無事に社会へと出る事ができました。

今の自身が掲げる、

「関わる人達が自らを肯定し、自らで人生を切り拓いていく、その為の支援を生涯に渡りし続け、その波及効果を伝播させる」

というミッション・ステートメントにも大いに影響を与えてくれました。


■社会人としての日々

複雑な事情を抱えてしまい、4回生の後期から休学を重ねた末、不本意ながらも御縁を頂いたところに就職しました。民間での教育現場です。

もともと子ども達と触れ合う事は好きでしたが、当時の年収は総支給額で240万、毎月の手取りは16万程度。福利厚生もない今でいう「ブラック企業」に含まれる環境でした。

将来のビジョンも明確に描けず、漫然とした不安を当時は抱えていました。仕事内容に不満はありませんでしたが、大手に華々しく就職していった大学の同期達を尻目に、コンプレックスを抱いた事があるのも事実です。

ただ、父から受け継いだ「絶対に言い訳をしない」という信条を基に、だからこその自助努力を重ねました。あらゆる費用を削り、20代の大半を学びへと自己投資の上、経営コンサルタントとしてキャリアチェンジもしました。


■企業人をセミリタイア

現在は皆さんご存じの通り「中年失業家」と名乗っています。半分ネタですが、事実でもあります。企業に勤める事で得られる「給与所得」が0になる代わりに、自らの「事業所得」「資産所得」で生活をしています。

給与所得の時と比較をすると、確かに収入は減りましたが、これまで蓄えた資産のおかげで、将来的な不安はありません。資産はこれからも増えていきます。現在は孤独と責任をきちんと引き受け、自由を謳歌しています。

誤解がないように付け加えておくと、サラリーマンより優れているなどとは微塵も思っていません。個人の生き方の問題であり、むしろ自身には務まらなかったサラリーマンの方々を尊敬すらしています。

見方を変えれば、自身は企業になじめない「社会不適合者」なのです。


■今後の人生を考えた時

30代半ばを過ぎ、よほどの天変地異がない限り、将来を脅かすような不安もなくなりました。ほぼあらゆるリスクに対する備えが整いました。

曲がりなりにも今の自身があるのは、不肖の自分へと手を差し伸べてくれた方々がいるからです。その方々への「恩返し」は当然ですが、同時に後世世代へと「恩送り」をしたいと強く思うようになりました。

なぜなら、自らがそのように生かされてきたからです。

社会的存在としての人間は、社会との接点なしには生きていく事ができない。そう思っています。誰かの何かしらの役に立つという事は、単なる綺麗事ではなく、自分自身のためでもあります。


■経世済民というテーマへ

先日Twitterで以下のようなアンケートを取りました。

母数は少ないですが、90%を超える人々が「お金」に対する将来の不安を持っている事が容易に想像できます。

決して裕福ではない家庭に生まれ、苦学ながら大学を卒業し、就職後も「お金」と向き合わざるを得なかった身としては、痛いほどに気持ちが分かる気がします。過去の自身と重ねてしまい、つい胸が痛くなるのです。

コロナ禍の影響もあり、企業の倒産、失業者の増加など、世間は暗いニュースばかりです。「お金」に苦労した自身だからこそ出来る事があるのではないか、そう考えるに至りました。


「貧すれば鈍す」


という言葉があります。経済的に困窮を極めると、心も貧しくなってしまうという意味です。そのような現状が、今まさに広がろうとしているのではないでしょうか。

だからこその「武器としてのマネーストラテジー」というプロジェクトタイトルです。このプロジェクトの構想が浮かんだ段階で、経済、資本主義、共産主義、それら歴史の変遷、金融、資産形成、資産運用など、改めて学び直し、問いを深めてきました。

参画頂いた方々には上記を総動員の上、必要に応じて自らの実体験も織り交ぜて語りつつ、自らの「ストラテジー=戦略」を練り、実践を通じて自身の資産を形成して頂きたいと考えています。

資産形成においても「王道」があります。ぜひその「王道」を学んで頂きたいのです。そして、そのプロセスにおける「学び」を、ご自身の関わる「共同体」へとぜひ還元して欲しいのです。


なぜならそれこそが、


「関わる人達が自らを肯定し、自らで人生を切り拓いていく、その為の支援を生涯に渡りし続け、その波及効果を伝播させる」


という自身のミッション・ステートメントと連動するからです。

自身のエゴかもしれません。ですが、そう願ってやみません。一人でも多くの方が、「お金」の呪縛から解き放たれ、物心両面の豊かさを手に入れて欲しいと切に願っています。

その為のプロジェクトを8月より始動させます。


■プロジェクト概要

7/22現在、25名(他のプロジェクトや体験入会の方の人数を含む)が参画中のコミュニティへと招待します。

▼参加特典
・8月中に入会の方100名に限り、基礎テキスト代1,540円(税込)実質進呈
・年3回、1回につき上限3,000円までの参考書籍代実質支給
・「株式」の学びを通じたビジネス戦闘力の向上
・不定期開催のオフライン交流会割引制度
・その他(参画者の要望に応じて随時企画)

▼参画費用・4,500円(月額)
基礎テキスト以外で購入を依頼するものはありませんが、要望に応じて推薦図書は紹介します。その他のバックエンドでの商材販売は一切ありません。

留意点
・参画者同士で相互に学び合う事が前提のコミュニティですので、積極的な参画をお願いします。
・マルチやMLM、その他高額商材販売などの営業目的の方は参画をご遠慮ください(コミュニティ内の素行次第では強制退会とします)。
・資産運用において、株式等に話題が広がる可能性がありますが、特定銘柄の購入や売買のタイミングを指南するものではありません。


■終わりに

人生において「お金」は切っても切り離せないものです。にもよらず「お金」の事を学ぶ機会が日本ではほとんどない上、学ぼうとすれば高額の費用が必要になります。相場がないため「言い値」が通るからです。また、詐欺の類も後を絶ちません。

その現状に強いアンチテーゼを覚えるのです。投資顧問や投資指南塾、投資に関するスクール代がいかに高いかご存じでしょうか。その部分に対して「破壊的イノベーション」を起こす気概を持ち合わせています。

ただし、間違いなく言えるのは、安易かつ早急に得られる「お金」などないという事です。知識や知恵への自己投資、資産への投資が実るには相応の時間がかかります。その点を決して忘れず、ご自身のマネーリテラシーを高めて頂きたいと切に願っています。

プロジェクトは新たにキャンプファイヤーにて8/1リリース予定です。

ご不明点や疑問等があれば、TwitterのDMよりご質問ください。よろしくお願い致します。


おわり

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