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運営保有分の流動性提供プロトコル「YomiSwap」

NFTプロジェクトの運営保有分を活用して、フロアプライスの低下を防ぎつつ、より活発に売買させませんか?

飯泉一馬 -Iizumi Kazuma-
株式会社synschismo Co-Founder, YomiSwap Founder, Web3特化のフルスタックエンジニアとして、NFTレンタルプロトコル「RentaFi」やNFTのOTC取引プロトコル「xBatter」などを手がけるデザインエンジニア

運営保有分とは?

ジェネラティブのNFTコレクションの発行、販売を行う際NFTコレクションの運営が発行した全てのNFTを売り切ってしまうことは稀です。

売り切ってしまわず運営も一部を保有しておくことで価格上昇へのインセンティブをもったり、マーケティングに活用する狙いがあるようです。

運営保有分とはこうして運営が売り出さず保有するNFTのことを指します。全体の5%程度を保有することが多いので、10000体であれば、500体程度ということになります。

運営保有分は売りづらい

運営保有分は基本的に売りづらいと言われています。売るということは、"自分達のコレクションは今が最高値だよ"と言ってると解釈されやすいので、市場全体に売り圧が掛かってしまいます。

しかし徐々に運営保有分は減らしていくべき

大量の運営保有分があるということは、売り抜けされる可能性を孕んでいるということですし、少しでも多く持ってるユーザーが大量に売るだけで、市場は大変な影響を受けます。(過去にもそういった事例があったと思います)

コミュニティとしても、多くのファンを作るために、徐々に多くのユーザーに渡していくことが良いのではないかと考えています。

格安ミントのメリットとデメリット

格安ミントは丁寧な滑空台

NFTの値付けは市況の変化や流行などを分析し絶妙な価格設定をすることが求められます。アーティストにとって難しいNFTの値付けをほぼしなくていい"格安ミント"という手法はすごく良い手法です。

NFTコレクションにとって、一番悪い展開である値付けミスによるミント割れからの暴落を防ぐことができます

定価売りは運営側、格安ミントは初期ホルダーに有利

去年の10月頃主流であった定価売りは、運営が売り逃げする可能性があるため、運営側が有利な手法です。逆に格安ミントはミント割れする可能性がないため、初期ホルダーに有利な手法です。

格安ミントの利益はどこに行くのか?

定価売りと格安ミントの取引高が一緒になるとしたら、格安ミントしてアーティストが得られなかった分の利益はどこにいっているのでしょうか?

ガチホルダーは格安ミント、定価売りどちらの場合でもずっと持っているため考慮しないとします。するとアーティストが定価売りを行った際に得られるはずだった利益は、格安ミントと定価売りした際の差額分をアビトラする転売者の利益になります。

(格安ミントによって売上を減少させる代わりに、売れ残りリスクを除外したということです。)

板が薄いことのメリットとデメリット

しばしば運営や大量保有者(いわゆるクジラ)が大半のNFTを保有し市場での流動性を極端に減らしているというケースも存在します。また、市場の流動性を下げることによって市場価格を維持するというマーケティングを行うNFTプロジェクトもあります。

板が薄いことは急騰(mooon)を起こしやすい

リスト率が低いことは、値段と値段の間が広いので、1つ買われることで上がる価格差が大きいことになります。自分の持っているNFTの価値が10倍になったら誰でも嬉しいと思います。

反転して価値0が起こる問題

リスト率が低いことは、逆にユーザーがいつでも売れないことを意味します。もし急にお金が必要になって、、、と言ったり、コミュニティに参加する時間がない、、と言って売りたいときに売れないのは問題ですよね。

また、下落を始めると次から次に売り手が殺到し大きく価格を下げてしまうこともあります。

課題を整理

  • 運営保有分は売りづらいが減らしていくべき

  • 格安ミントは転売者の利益を生みやすい

  • リスト率の低下はホルダーが困った際に売れない

運営による運営保有分の流動性提供

メリット① 運営の継続的収益の獲得

流動性を提供することで、転売者が得る予定だった鞘を流動性報酬として得ることができます。また、流動性提供されたNFTは買われる毎に自動で価格が上昇するため、供給量を増やしているわけでもありません。

メリット② ホルダーへの流動性を提供

流動性提供されたNFTが売れた売上を使って、ホルダーの売りたいときに売れる場所を提供します。これにより、ホルダーはいつでも売りたいときに売れるため、安心して所持することができます。

メリット③ 計画的に運営保有分をコミュニティに渡していく

徐々にフロアプライスが上がるごとに、少しずつコミュニティに運営保有分が渡されていきます。もちろん、市場の需要が供給を下回ると、価格が下落しますが、需給は流動性プール内で調整され急騰暴落を防ぎながら徐々にコミュニティ主体に移っていきます。

これらを実現するためにYomiSwapを開発しました

もし少しでも「面白い!」と思って頂けたのなら幸いです。運営保有分の流動性提供にご興味があったり、「試してみたい」という方もいれば、DMなどでお話させて頂けたら嬉しいです。
連絡先(Twitter) 👉 https://twitter.com/kazuma7o7

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KawaiiFriendsNFTさんには、運営保有分の一部を流動性提供して頂き、実証実験して頂いております✨

KawaiiFriendsNFTが並ぶYomiSwapのUI

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【ギャラリー】 他のプールの様子

一般ユーザーのによる流動性提供プール

NFTを大量に持っていないユーザーでも流動性を提供できるように、共有プールを作成することができます。そのプールでは誰でも自由にNFTを流動性提供することができます。

MEGAMI

MEGAMI  👉 https://yomiswap.org/?collection=megaminft


KMC

KMC 👉 https://yomiswap.org/?collection=KawaiiMetaCollage

ODENPETS

ODENPETS 👉 https://yomiswap.org/?collection=ODENPETS










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