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ご無沙汰してます

戻ってきました。

とは言っても現実にふらりと行方不明になった訳でも旅に出たわけでもなく、仕事してYouTube見て過ごしていたので単純に記事を書くモチベもネタも無かったというのが実情です。

さて、きたる5月のポケモンのランクマッチは

禁止伝説の解禁

前作の禁止伝説(以下禁伝)ルールはザシアンというトンデモない化け物が跋扈し、彼女を中心とした環境で形作られていました。しかしきょじゅうざんや特性、種族値(A170→150)のナーフを受け前作程の無双ぶりを見せる可能性は低く見ています(テラスタルとかくさわけ等上向きの要素もあるが)

それに先立ち、カジュアルマッチで何戦か使ってみた禁伝の使用感と今後使っていこうか考えている禁伝達についての現在の所感を、かなり長いですが綴っていきたいと思います。

●持ち物

●テラスタイプ

●努力値振り

●技構成

この順で綴っていきます。


●ブラックキュレム

●いかさまダイスorラムのみorいのちのたまorこだわりハチマキ

●テラスでんきorこおりorゴーストorフェアリーorはがね

●ようき最速、AS振り

●スケイルショット
●つららばり
●りゅうのまい
●クロスサンダー

前作ではホワイトキュレムとゼクロムを使っていたのであまり起用していませんでしたが、いかさまダイスの存在から連続技がメインのブラックキュレムはかなり使えるのではないかと思い起用してみました。結果としては

強い。

大変強い。

特性:テラボルテージによりマルスケ等という賢しい小細工を全て破壊し竜舞を積む隙を与えたら最後、全てを薙ぎ払いスケイルショットまで打たせたら更に手の付けようが無くなる。そして何より積まなくても素殴りしても強いので先発もしくはしっかり場作りして繋ぐ事が出来ればほぼ勝ち確と言っても良い盤面ばかりでした。多分来月のランクマはこの子でやってくと思います。

黒バドレックス

●きあいのタスキorラムのみorこだわりメガネorいのちのたま

●テラスかくとうorフェアリーorゴースト

●CS振り おくびょう最速or控えめ調整

●アストラルビット
●テラバースト
●わるだくみ
●ちょうはつorサイコショック

前作でもそれなりに使っていた黒バド、今作かなり強いと聞いたので使ってみました。確かに前作までは悪タイプで割と止められがちな部分もありサブウェポンの枠も空けづらくどうにも使いづらい印象がありましたがテラスタルの存在によってサブウェポンのドレインキッスを強化したり弱点を消したりと悪タイプに対するアンサーを得られたのは大きいなと感じました。

そして単純にスカーフを持たせてアストラルビット打つだけでもかなり強いです。というかそれで3タテされた苦い経験をしました。ノーマルタイプを据えたPTを考案した方が良いですねこれ、カビゴンとかガチグマ辺りのポケモンが良さげか?

加えてゴーストテラスのメガネアストラルビットはタイプ半減さえ許さない超絶火力になるとかどうとか…怖過ぎる

ホウオウ

●あつぞこブーツ

●HBメインの細かい調整をしています、こちらの育成論を参考に致しました。↓

●テラスくさ

●せいなるほのお
●ブレイブバード
●みがわり
●じこさいせい

前作の禁伝ルールで最も起用していたポケモンホウオウ、今作でも通用するかなと思いママンボウやハッサムと共にサイクルパに組み込んでみました。

結果としてはテラスタルによるアホ火力でサイクルを回すのが個人的な所感ですが前作より難しく、せいなるほのおの火傷効果に頼りがちな部分が散見されました。草テラスによる相性変更も一長一短でまだまだ考察の余地があるなと感じました。

ここからは使ってみたい禁伝ポケモン達です!

ルギア

●じゃくてんほけんorラムのみ

●HCS、S+1でザシアン抜き調整

●テラス地面

●エアスラッシュ
●だいちのちから
●めいそう
●じこさいせい

前作の禁伝ルールにおけるザシアンメタとして考案したオリジナルのルギアです。しかしこの調整はあくまでもダイマを切りダイジェットをした後にダイアースでザシアンを沈める事を前提としたものなので、今作の努力値調整はまた別のものになるでしょう。

でんじはを失ったのが非常に痛く、アタッカー調整はあまり考えておらず耐久型で考えていた為このでんじは没収はかなり辛かったです。加えてブラックキュレムや黒バド等天敵が環境に多いのも考えものです。実際ルギアを起用してるPTと当たっても全くプレッシャーにならず、実際に簡単に処理出来てしまっているのでちょっと工夫を凝らさなければお飾りの禁伝になってしまうかもしれません。ルギア大好きだから頑張ろ

ミュウツー

●こだわりメガネorこだわりスカーフorひかりのねんどorたべのこしorいのちのたまorラムのみ

●CS振り、おくびょう最速 耐久型の場合その限りではない

●テラスエスパーorフェアリーorあくorかくとうorはがね

●サイコブレイク
●はどうだん
●れいとうビーム
●だいもんじ

その他技の選択肢:おにび・両壁・じこさいせい・かなしばり・トリック・わるだくみ・はたきおとす・ウェザーボール・トリックルーム

良く言えば古き良きフルアタ構成、悪く言えばありきたりな叩き台の構成。黒バドより優れている点が技範囲の広さぐらいでそれもテラスタルで賄えてしまうのが辛いところです。テラスタルのタイプに割と選択肢がある点もあるかもしれませんが基本的に何にしても黒バドがちらつくしハバタクカミも大変厳しい。

いっその事物理アタッカーで育成してみるのも一考の余地があるか…?現実的な所では壁張り等のサポーター兼アタッカー、面白い所ではおにびを活用した物理受けなどもある。ミュウツーの良い所は多彩な技の選択肢なのでそこを活かしていく型を考案したい所です。

ザシアン

●くちたけん

●AS振り、ようき最速

●テラスフェアリーorはがねorほのおorみず

●きょじゅうざん
●つるぎのまい
●じゃれつく
●くさわけorでんこうせっかorせいなるつるぎorインファイト

前作の最強クラスのポケモン、前述の通り様々なナーフを受けつつ尚も強力なポケモン。種族値に無駄らしい無駄がなく火力は勿論耐久もある程度確保してある為耐久に振れば思わぬ所で手痛い(瀕死に近い)仕返しを喰らう事もある恐怖の存在。

個人的にやべぇ…と思ったのがくさわけの習得で、前作ではザシアンはSが最速or準速で固定される(こうそくいどうは考慮しないものとする)為例えばスカーフを持たせたランドロスならば上を取れる事は確定する等安心して上を取れる構築があった訳ですが、今作は殴りながらSを上げられる手段をとうとう手にしてしまった訳です。攻撃力は低下しましたが、高速アタッカーとしての性能は逆に上がっている様に思えます。

加えてテラスタルの存在で安易にじめんorほのおで処理する事も不安が過ぎる形になってしまいました。ザシアンを討ち損じる事は即ち負けを意味する…と言っても大袈裟ではないスペックが彼女にはあるのでナーフ要素の多さもさる事ながら強化要素にも目を向けるとやっぱり恐ろしい子ですね。

ルナアーラ

●ゴツゴツメットorこだわりスカーフorパワフルハーブ

●テラスかくとうorあくorゴーストorフェアリーorどく

●HB or HD or CS or HC or BD その他調整

●シャドーレイ
●ナイトバーストorテラバースト
●めいそうorコスモパワー
●つきのひかりorメテオビーム

その他技の選択肢:おにび・でんじは・両壁・トリック

特性のファントムガードとテラスタルのタイプ変更が非常に相性が良く、ミュウツー程ではないものの技の範囲やバリエーションも豊富、耐久もHが高くBDも比較的高めとポテンシャルはかなり高い印象があります。

前述の通り技範囲が広いのでアタッカーも良し、物理受けや特殊受けとしての起用も考えられます。とは言えこれまでタイプの問題で起用率が高くなかった様に、テラスタルに依存した型の場合はお供に据えるポケモンはテラスタルしなくても良いポケモンにしなければならない為、選出の幅は他の禁伝より若干狭めになるかもしれません。

ネクロズマ(日食)

●じゃくてんほけんorたべのこしorラムのみ

●ASベースのH調整 いじっぱりorようきorゆうかん(ゆうかんの場合はHA振り)

●テラスひこうorあくorフェアリーorかくとう

●メテオドライブ
●フォトンゲイザー
●じしんorつきのひかりorテラバースト
●りゅうのまいorつるぎのまい

ルナアーラ以上に素早さを捨て、火力と耐久のバランスを重視した様な種族値をしています。A157の火力はかなりのものです。

前作の禁伝ルールでそれなりに使っていた子ではありますが、じゃくてんほけん発動からの竜舞で全抜きを図る型を使っていました。今作はハバタクカミやくさわけザシアン、黒バド等一回竜舞した程度では抜けないポケモンがかなり多く登場する事が予想されます。その為竜舞が安定しないケースもあるかもしれません。Sのライン上昇でキツくなったポケモン多い問題。

カイオーガ

●こだわりメガネorスカーフorいのちのたまorしめったいわorたべのこし

●CS or HC or HD調整

●テラスでんきorみずorこおりorくさ

●しおふきorこんげんのはどうorなみのり(両立有り)
●れいとうビーム
●かみなり
●めいそうorぜったいれいどorテラバースト

登場から現在に至るまで最強クラスの地位が揺るがないポケモン、水テラスしおふきは正しく脅威そのものです。水テラスしおふきは体力満タンの状態は当然脅威ですが、こんげんのはどうorなみのりでも素の能力が高いので充分に脅威と言えます。何より今回テラスタルを習得した為ヌオーやその他貯水持ちのポケモンが安定して受けにくくなった事が非常に厄介です。

草テラスされて逆に返り討ちに遭い、そのままゲームエンドなどという事も想定出来てしまう以上第二第三の対策を考えておかなければならないのは厄介そのものです。

しおふきによるイージーウィンも良いですが、ここはテラスタルによるタイプ相性に起因する継戦能力の向上に着目しこんげんのはどう等を用いた器用なアタッカー、もしくは雨パの起動兼アタッカーとして使ってみるのも楽しそうかなと考えてます。

グラードン

●ゴツゴツメットorあついいわorとつげきチョッキorいのちのたまorこだわりハチマキorたべのこしorオボンのみ

●AS or HA or HB

●テラスほのおorじめんorドラゴン

●じしんorだんがいのつるぎ
●ヒートスタンプ
●かわらわりorいわなだれorアイアンヘッドorヘビーボンバーorでんじはorおにび
●つるぎのまいorビルドアップorボディプレス

カイオーガの影に隠れがちですが特攻の化け物揃いの禁伝において比較的貴重な物理アタッカー(最近はそうでもないか?)で、カイオーガと共に天候を特性で変えられるポケモンの開祖でもあります。カイオーガ以上に場作りが得意でステロや晴れパの起動の要員を果たす事ができます。その上で今作で習得したおにびで本格的な物理受けも可能と活躍の幅は広がりつつあります。

レックウザ

●いのちのたまorこだわりハチマキorラムのみ

●AS振り

●テラスノーマルorひこうorほのおorはがね

●しんそく
●ガリョウテンセイ
●りゅうのまい
●スケイルショットorドラゴンクローorげきりんorじしんorかわらわりorアイアンヘッドorテラバースト

AとSが同値の150と攻撃面だけはグラードンとカイオーガの良いとこ取りですが、防御面は悪い方しか取れておらず攻撃もどちらかしか作用しない為どちらかが無駄になりがち(両刀型もある)な難儀なポケモン。

今作ではテラスノーマルのしんそくがとあるマルスケドラゴンや炎のワンちゃんや波導の勇者等によってその強さを証明してきました。その新たなメンバーがこのレックウザです。

特性はエアロックと天候の影響を無効にする特性で、アタック面での効果は期待できません。しかし先にレックウザを出しておくのが前提ですが今作の覇権グループの古代ポケモン達の特性こだいかっせいを天候の効果で発動させなくするという事が出来、彼らの出鼻を挫く事が出来ます。またコライドンに対しては素のタイプではお互いに弱点を突く形になりますがしんそくがある分こちらの方がタスキ考慮でも有利です。

但し要注意禁伝と準伝の枠にはゴーストタイプが多く、強みの一つのしんそくが無効にされてしまいます。耐久は一般ポケモンに毛が生えた程度なのでテラスタルでタイプ変更したとてそのまま押し切られるレベルのものでしかなく、そこまで場持ちするとは思えません。更にSも95と微妙な位置にいるので竜舞一回程度では中々抜けなかったりと風向きは厳しいです。しかし強烈な先制攻撃を禁伝で使える事実は変わらないのでゴーストタイプ等の処理が出来れば制圧力はかなり高いと思われます。

ディアルガ(オリジン)

●いのちのたまorこだわりメガネorとつげきチョッキorこんごうだまorだいこんごうだま

●HC振り BD調整も有り 控えめorれいせい

●テラスひこうorゴーストorフェアリーorはがね

●りゅうせいぐん
●ラスターカノン
●だいちのちからorはどうだんorパワージェムorかえんほうしゃor10まんボルトorれいとうビーム
●トリックルームorでんじは

レジェンズアルセウスでオリジンフォルムを獲得したディアルガ、能力的にはオリジンフォルムの方がA120をBの方に移動している関係で無駄がなくなる分強力ですが持ち物を固定されるデメリットがあり、その分アナザーフォルムのディアルガの方が火力の期待値は高いです。

前作でトリル起動兼アタッカーとして使っていましたが、この素早さ関係の逆転は今作より強力に作用すると思われます。その為このディアルガは起用する可能性が一番高いです。

ゼクロム

●ラムのみorいのちのたまorこだわりハチマキorこだわりスカーフorいかさまダイス

●AS振り いじっぱりorようき

テラスでんきorフェアリーorはがねorひこう

●らいげきorクロスサンダー
●りゅうのまいorステルスロックorでんじは
●ダブルウイング
●ドラゴンクローorげきりんorスケイルショットorテラバースト

ブラックキュレムの素になるポケモンでテラボルテージ(型破り)の持ち主、ルギアホウオウ辺りの電気弱点のポケモンに強く出られる点が持ち味でした。ダイマックスをする事によってダブルウイングが凶悪技のダイジェットになりそこから全抜きする戦い方が出来ました。

今作では新たにステルスロックやほえる、くろいきり辺りが有用な習得技でしょうか、サンダーダイブはちいさくなるを使ってきた相手以外にはクロスサンダーで良いのであまり有用とは言えません。ダイジェットの代用技のスケイルショットは命中不安とフェアリー無効のデメリットと全体的なSのラインが向上している影響で中々厳しい部分が散見されます。

ミライドン

●いのちのたまorこだわりメガネorこだわりスカーフorエレキシードorグランドコートorとつげきチョッキ

●CS振り おくびょうor控えめ

●テラスでんきorくさorはがねorじめん

●イナズマドライブ
●りゅうせいぐんorりゅうのはどう
●ラスターカノンorマジカルシャインorパワージェムorボルトチェンジorテラバースト
●ミラーコートorでんじはorちょうはつ

今作の禁伝枠にしてゼクロムに次ぐでんき・ドラゴンタイプ、こちらは特殊寄りのステータスで素早さが高いです。

なんと言っても特性のハドロンエンジンでエレキフィールドを展開して自身のCを1.33倍にする能力が目を惹きます。コライドンは晴れにする関係上天候の取り合いが生まれますが、ミライドンではフィールドの取り合いになりますがその頻度は天候の取り合いよりも少ないと思われます。

パラドックスポケモンのクォークチャージに寄与するエレキフィールドですが、専らミライドン自身のシナジーが非常に高く交代させてクォークチャージを発動させるより自らの手で攻め入った方が良いケースが多そうな印象があります。勿論そういった戦い方もしっかり出来ますが引き先をどうするかよく考えなければなりません。というのはテツノカイナ、テツノワダチ、テツノドクガ、テツノイバラは弱点が被っておりテツノツツミ、テツノブジン、テツノコウベは耐久があまり高くないので受け出しには不安があります。その為未来パラドックスのPT構築は結構気を使う難しい構成になりそうな感じがあります。ミライドン単体としてはミラーコートが個人的には面白そうなのでチョッキを持たせてびっくりミラコとか楽しそうだなと感じました。

ムゲンダイナ

●くろいヘドロorたべのこしorパワフルハーブorいのちのたまorこだわりメガネorこだわりスカーフorラムのみ

●CS or HB おくびょうorひかえめorずぶとい

●テラスどくorはがねorひこうorフェアリーorあく

●ヘドロウェーブ
●ダイマックスほうorりゅうせいぐんorコスモパワーorほのおのうず
●じこさいせいorメテオビームorどくびし
●どくどく

前作の禁伝三枠目、UBか!?と最初は思いキョダイマックスして100m級のポケモンになった時は最早ただのモンスターやんけと思ったものです。

禁伝らしからぬジワジワとした戦法のスペシャリストで、今作は恐ろしい事にバインド技のほのおのうずまで取得しています。相変わらずコスモパワー等も覚え、じこさいせいのPPが減ってしまっているものの積んでしまえば半端な技は受けられてしまい、加えてテラスタルによるタイプ変更で如何様にも耐性を変えられる強みもあります。とは言え持ち物やどくどくの命中率を見るのなら毒テラス一択、弱点のケアを考えたらそれ以外の候補という事になるのと黒バドの台頭を考えると昔より安易に出せる程の力はないかもしれません。

その他パルキア、ギラティナ、レシラム、ソルガレオ、ネクロズマ(月食)、ザマゼンタ、テラパゴス、コライドンに関してはまだ考察も出来てない(コライドンに至っては持ってない)ので今回は考察の対象外とします。考察が出来たらまた綴ろうかなと思います。

久しぶりの投稿なのに長くなってしまいましたがここまでご覧頂きありがとうございました。

P.S.あつ森は癒し

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