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Lessonノート 『自分だけに見える色、音、光を探して』

昨日はKAZ TAP STUDIOでのレッスンでした。
Jazz MusicianのWayne Shorterが亡くなって、彼が言っていた言葉や音のことを考えていました。

『Entering The Unknown』(未知なることに向かっていく)

という彼の言葉がとても好きで、自分がタップを踏む時にも常に影響を受けてきたことです。『人生は本当は誰もが崖の淵に立っているようなことで、誰一人としてその先を理解している人なんかいない。ただ知っているフリをしているような人がいるだけ』みんなが台本のない、リハーサルのない人生を創造しているということを晩年のインタビューで言っていました。
自分自身の何かを表現するという時には、真っ暗な闇のなかを勇気を持って突き進んでいくようなことなのだろうと思います。
たった一人進んでいく中で、自分だけに見えた光や色や音の数々を拾い集めるような作業(人生)をきっと歩んできたのだろうと思います。
どんどんその創造を深めることで人間は、より人間らしく生きることができるとも言っていました。

タップや音楽、アートを学ぶことを通して、誰かのように上手くなるということではなくて、最終的には「本当の自分らしさに気づく、近づく」ということをいつも目指していたいと思うのです。
そこには上手いも下手もなく、ただ『Honest (正直な)』な自分の姿のままで笑っていられれば最高です。

今日は初めてタップを踏む人たちへのレッスン、そして『タップで自由になるためのレッスン』。楽しんで行ってきます。

先日の仙台Forus前ストリートパフォーマンスより
Wayne Shorter

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