ニューヨークで新型コロナウイルスに対して記したこと。12/7/2020
12月7日(月曜日)COVID-19関連の記者会見発表の個人的なまとめと個人的な理解。
じわりじわりと押し寄せるコロナ第2波。先週の記者会見で、今週から月、水、金で州知事の記者会見(ブリーフィング)を再開させると発表した州知事。これもニューヨーク州民に対しての情報、メッセージの伝達が必要と判断されてのことだと思います。
本日の記者会見にはスペシャルゲストで、皆様ご存知のニューヨーク、ブルックリン出身のドクターファウチーの登場です。クォモ州知事の記者会見に画面上で同席したドクターファウチー。州知事の話の最後に、ドクターファウチーに対して質問の時間が設けられました。
本日私が一番気になったポイントは、レストランでのインドアダイニングについてです。
感染者数が上がっているのですが、実際の感染者数ではなく、病院への入院者数が今後5日で数字の上昇が止まらなければ、早くて来週の月曜日からインドアダイニングに制限をかけるとのこと。
ニューヨーク市は現在25%の稼働率ですが、それが一時0、インドアダイニングの一時中止となります。もちろん、入院者数が落ち着き、減少すればインドアダイニングの中止はないと。
先週から、記者会見の内容が、医療機関に関しての話。特に医療崩壊を起こさないために病床を増やすなどどう対策していくか。このような内容を聞くのは、4月以来です。残念なことに入院者数が確実に上がっている証拠です。
もう一つは、ワクチンについて。ワクチンに関しては、前々から州知事は、「自分が接種したくないものを、ニューヨーク州民に摂取しろとは絶対言わない」と言っていて、ニューヨーク州独自でワクチンに対して調査を行うとも言っています。
あと、ワクチンの公平は分布も重要なポイントとだと。
最後のドクターファウチーへの質疑応答の時間。州知事から家族や親戚、友達で集まりが増えるホリデーシーズンの結果コロナ感染拡大が広がるのはいつごろかという質問に、1月中旬になるのではとの回答。
また、これだけ人口密度の高いニューヨーク州が感染率が低いことに対して驚きを感じるかとの質問に、ドクターファウチーは、ニューヨークはやるべきことをやっているので、この結果は驚きではないとのこと。
質問コーナーの最後に、州知事が、ドクターファウチーにホリデーギフトとして送りたいので、地元ニューヨークの食べ物で何が食べたいですか?との質問に、クォモ州知事と同じ、イタリア系アメリカ人のドクターファウチーですが、「ネイサンズのホットドック(アメリカ料理)と、パストラミサンドイッチ(ユダヤ料理)」との答えが(笑)。州知事は、「カノリーとか、ミートボールではないの?」と笑ってましたが、お茶目なドクターファウチーの一面が垣間見れて嬉しかったです。
インドアダイニングもなんとか25%でも続けていただきたい!!!!入院者数が増えなければインドアダイニングも続けられます。第2波抑えましょう!
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