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ニューヨークで新型コロナウイルスに対して記したこと。8/3/2020


8月3日(月曜日)COVID-19関連の記者会見発表の個人的なまとめと個人的な理解。


8月入って初のクォモニューヨーク州知事の記者会見。内容は今までと重複するところも多々ありですが、人間忘れてしまいがちなので、州知事の記者会見再認識に役立ちます。
現在のニューヨーク州の状況です。
*コロナ感染による入院者数 536(過去最小)
*コロナ感染による集中治療室入院者 136(過去最小)
*コロナ感染による死亡者数 3日間で1日平均3名(過去最小)
段階を踏みながらフェーズごとのリオープン。リオープン後感染者数が上がるのでは?との予測とは裏腹に減少を続けています。マスクをつけ、ソーシャルディスタンス。ニューヨークは確実に数字を抑えています。
ただ、他の国や都市の事例を見ると数字はすぐに上がってしまうので、気は抜けません。
リマインドのように、コロナ感染がニューヨークに戻ってきてしてしまうであろうという事で危惧する点は、
1)ニューヨーク州以外でのコロナ感染の広がり
2)ニューヨークでルールを守らない人達
とのこと。
本日は9月からの学校について。各エリアから学校のリオープンプランをニューヨーク州に提出し、それに対してニューヨーク州が承認するか否かというものです。本日の州知事のポイントは、このプランは詳細を記すことはもちろんのこと、そのプランを親御さんと意見交換が必要。今、まだそこがみえてきていないと。「最後に子供を学校に行かせるかどうかの判断は親にあり」、という事で、親御さんを交えてのプランニングが必要なので、今からオンラインミーティングなので学校側と親御さんが意見をやり取りしなさいと。
あとは、全米で問題となっているコロナ感染の拡大。これは国民に真実を伝え、国はコロナ感染対策を甘くみていたことを認め、リセットして、対応していくしかないと。でないとコロナはアメリカ国内で飛び回り、落ち着いた州にもまた戻ってきてしまう。
「どこかで感染拡大が起これば、それは結局どこでも起こりうる」
結局ニューヨークの感染者数が減っても、他州が減らなければ意味がない。他国の感染者数が減っても、アメリカの感染者数が減らなければ、アメリカから他国、他国からアメリカへの行き来もできない。
とはいえ、終わりはすぐには見えないので、自分でできることを確実にやっていくしかないですね。
外出時はマスクを皆様お忘れなく!

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