ニューヨークで新型コロナウイルスに対して記したこと。6/18/2020
6月18日(木曜日)COVID-19関連の記者会見発表の個人的なまとめと個人的な理解。
来週の月曜日、6月22日(月)からニューヨーク市の REOPENは、フェーズ2。
明日の金曜日に正式発表をするけども、ほぼOKだろうと。
ここまで、新型コロナウィルスの感染を抑えることができたのは、ニューヨーカーが一致団結したから。感染者数をまた上げないためにも、ニューヨークの「Reopen」は慎重です。まさに、「急がば回れ」です。
そんな中、経済回復を最優先に考え「Reopen」を急ぎ、対策もしっかりしないままとりあえず「Reopen」した州の感染者数が今上がってきています。それに対して、クォモニューヨーク州知事も、「目を覚ませアメリカ!」と。
目に見えない敵、コロナはまだまだアメリカの至る所にいるのです。
クォモニューヨーク州知事はコロナ感染がニューヨークで発生してから常に、感情や政治的見解からではなく、「真実」、「事実」、「数字」をニューヨーカーに提供。それらのデータをもとに、ありとあらゆる方針を明確に打ち出してきました。その結果がニューヨークの信じられないほどまで膨れ上がった感染者数を現在の数値まで、引き下げることができました。
ニューヨーク州では、フェーズ3に突入しているエリアもあります。段階を踏んで「Reopen」をしている中で
新たな問題というか、現象が起きてきたと。それは、ルールを守らないビジネスに対する殺到する苦情。(バーやレストランの前に集まったり、外出お酒を飲んだりと、いずれも違法)。
ということで、本日クォモニューヨーク州知事は2つのエグゼクティブオーダーを通しました。
1つは、ルールを守れないバーやレストランから、速攻リカーライセンス(お酒の販売権)を没収。お酒の販売を禁止すること。
しかし、きちんとルールを守る人やビジネスにはニューヨーク州知事は寛大です。
もう一つのエグゼクティブオーダーは、既存のリカーライセンスで、お酒が提供できるエリアの拡大を認め、屋外の席でのお酒の提供を認めると。(道では飲めません。屋外の席に着席している人のみです)
ニューヨーク市もフェーズ2に入れば、レストランもテイクアウト&デリバリーに加え、ガイドラインにそった屋外の席でお客様を迎えることができます。
少しづつ前進です。
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