ニューヨークで新型コロナウイルスに対して記したこと。10/6/2020
10月6日(火曜日)COVID-19関連の記者会見発表の個人的なまとめと個人的な理解。
3月中旬からニューヨークを襲ったCOVIDー19。トランプ大統領の「4月の中旬のイースターにはコロナウィルス はアメリカからいなくなる。」とのご発言とは裏腹に、アメリカ全体で見ると、終息とは程遠い状況です。
アメリカ国内では、ニューヨーク州はいい例外で、感染者数のグラフで見ると最初(3月4月)に大きな山があり、そこから感染者数は減少し、低い位置を横ばいという状況。
今は、コロナとどう共存していくかとう毎日を送っています。
そんな中、残念なことにニューヨークで感染者数の割合が少し高いエリアが出てきてしまい警戒している状況です。その感染者数の増加の1番の原因がみなさんよくご存知の「クラスター」です。
このクラスターが火事現場だとすると、なるべくその火の広がりを食い止めることが最優先ということで、その対応策に関してニューヨーク州知事が記者会見を行いました。
今回のポイントは下記3つ。
1)感染者数が上がっているのはクラスターが原因。人数制限があるにもかかわらず、それらを守らなかったり、学校も生徒のコロナ感染テストを確実に行えてないところがある。
2)いくらルールがあっても、それが守られているかどうかをしっかり取り締まらないとなんの意味もない。そこができないところがクラスターが発生している。各ローカルガバメントがしっかりと取締りをしなくてはいけない。ニューヨーク市に任せっきりで埒が明かないようなので、ニューヨーク州も取締りに入っていく。
3)ニューヨーク市長がクラスターが発生している場所を郵便番号で指定しようとしているが、それだけでは拡大防止には狭すぎる。再度どのエリアを感染拡大警戒エリアとするか決定すること。
↓早速、州知事のtwitterにエリアが発表されてました。
https://twitter.com/NYGovCuomo
と言うことで、郵便番号での警戒区域の指定は取りやめ、新たなエリアは決まるのですが、警戒区域を赤(クラスターが起きているエリア)、オレンジ(クラスターが起きている周辺エリア)、黄色(オレンジよりももっと外側のエリア)に分けて、学校やレストランに感染拡大を防ぐための新たなルールがきめられています。例えば、赤エリアにあるレストランは、デリバリー&ピクアップのみでインドア、アウトドアダイニングは一時中止。オレンジは、デリバリー&ピックアップ&アウトドアダイニング(1テーブル4名まで)のみ等。
これから気温が下がれば、屋外よりも室内での活動が増え、インフルエンザの季節もやってくるのでまだまだ油断大敵。ですが、マスク、手洗い、人との接触が多い人は感染テストを受けるなどニューヨーカーは対応策はわかっているので、もうひと踏ん張り!感染拡大を抑えていきましょう。
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