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【宅建試験】権利関係 - 約定担保物権(抵当権・質権・根抵当権)の効果的な学習方法

宅建試験で頻出する試験問題、約定担保物権(抵当権・質権)の効果的な学習方法やマインドマップを公開します!

必ずと言っていいほど1問は出題されるこの約定担保物権の1つである抵当権。

複雑そうで一見難しく見えますが、順を追って理解していけば攻略できるセクションですので、効率的に勉強していきましょう!

約定担保物権(抵当権)学習ポイント

抵当権では抵当権の性質を事細かく出題されることが多く、多岐に渡る抵当権の性質を順番に理解していかなければ、なかな攻略することができません。

まずは抵当権とはどういった権利なのかを理解した上で、抵当権で用いられる呼称(抵当権者(設定者)、物上保証人、物上保証人など)を覚えましょう。この基礎を抜いてしまうと誰がどういった権利を持っているか理解するのが難しくなります。

序盤まではスムーズに理解できますがここからが重要です。

抵当権が及ぶ効力の範囲には抵当権の権力が及ぶところと及ばないところがあります。例えば土地に設定した抵当権は建物には及ばず、そのまた逆も然りや、法定果実(農産物など天然果実や家賃)は及ばないが、物上代位の規定により効力を及ぼすことができるなど、抵当権の効力の範囲を明確に判別できるようにしていきましょう!

次に、法定地上権の成立要件、第三取得者の関係、賃借人の保護、抵当権の順位と消滅原因と順に覚えていくと、抵当権とはどういった権利なのか理解することができます。

1セクションで理解しなければいけない量が半端じゃないですが、重要セクションとなりますので、時間をかけてじっくり理解していく手もおすすめします。

約定担保物権(質権)学習ポイント

質権はさほど重要なセクションではありませんが、基本だけしっかり理解しておくとよいでしょう。

目的物が動産・不動産を問わないところ、物上保証人が設定者となる点を掴んでおくぐらいで大体は質権を理解できますので、あまり時間をかけないことをおすすめします。

根抵当権の学習ポイント

たまーに試験に出題される根抵当権。抵当権と共通する点は対抗要件が登記のこと、諾成契約のことです。

ただ、一定の範囲内に属する不特定の債権を極度額まで担保する抵当権のことが根抵当権の意義ですので、抵当権との違いを中心におさえておくと試験対策として十分だと思います。

効率の良い学習方法はマインドマップ!

*マインドマップテンプレート

マインドマップとは、複数のキーワードを線で結ぶなどして、断片的な概念を放射的・連想的に図示し、思考の流れやその全体像を明らかにする記録法のことです。

ブレインストーミングなど多岐にわたるところで活用されますが、宅建の学習においてのマインドマップ勉強法はかなり効果的です。

抵当権では抵当権の性質を多岐に渡り試験に出題されるのでどこを問われているのか?をしっかり理解しなければなりません。

抵当権という権利を俯瞰的に見ながら、今自分はどこを学習しているのかを把握しながら勉強できるマインドマップを活用して知識整理、記憶の定着を図っていきましょう!

マインドマップのメリット

マインドマップのメリットは以下の通りです。

・一覧性があり全体把握ができる
・脳に定着しやすく、さらに記憶を深めることができる
・莫大な情報を簡素化できる

作成したマインドマップを紙1枚に書き出すと、各キーワードがどのように関連づけられ、どこが重要なのかをストーリーが立って見直しができるので、より記憶定着に効果的となります。

実際に使用したマインドマップを公開!

【権利関係】約定担保物権デモ

私が実際に活用した約定担保物権(抵当権・質権)セクションのマインドマップを下記にて公開します!

ご自身で作成しながら学習することもおすすめしますが、「そんな時間ないよ…」という方や、マインドマップを見てみたいと感じる方にぜひ見ていただければと思います。

弊マインドマップの活用方法

A3用紙またはA4用紙(A3用紙がおすすめ)で印刷していただき、常に見直しができるようにファイリングすることをおすすめします!

私は宅建試験の全試験項目をマインドマップ作成し、A3用紙で印刷して各分野、各セクション別にファイリングしました。

一通り学習を、アウトプットの鬼と化す時にめちゃくちゃ活躍してくれます。

ぺらぺらノートをめくる時間が省くことができ、パッと見直したい情報をすぐに確認することができます。

弊マインドマップの留意点

弊マインドマップの留意点は以下の通りです。

・試験頻出項目 → 赤色のスター
・ここ大事だよ! → 水色の囲み

各科目の中でも重要なトピックには赤色のスターをつけており、ここら辺大事だよ!注意が必要だよ!の箇所には水色の囲みをしております。

確認ついでに「あ、確かここも大事だったよね」と思っていただければと思います。

弊マインドマップはこちら

以下のダウンロードボタンよりダウンロードをお願いします↓

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168字 / 1ファイル

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