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「人生に絶望しているあなた」に届けたい1冊

生きることは太平洋を小舟で横断するみたいにとても難しい。

僕はいろいろな壁にぶち当たる度に、人生の困難さに絶望するのです。
そして頑張っていてもそうでなくても、生きている皆さんを尊敬して暖かい気持ちになります。

それはさておき。
結局、自分の辛さは自分にしか分からないのであり、他人のことはどうでもいいよ。そうなるのも当然のことのように思えます。

絶望したらどうすればいいのでしょう。

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『イワン・デニーソヴィチの一日』ソルジェニーツィン

イワンの一日は極寒の収容所で目覚めるところから始まる。
そこは寒すぎてぼんやりしていたら死んでしまうのが当たり前の場所だ。

普通に出てくるご飯の量は致死量で、うまく立ち回らなければ死んでしまう。
マイナス30度でも暖かいくらいの場所なので、どんな時も気を抜けない。

それでも彼らは自分の仕事だったり、うまく立ち回れたことに対して人生の幸せを見つける。

その逞しさになんだか救われます。
とても短くて素晴らしい小説なので、ぜひ読んでみてください。


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