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母子家庭の人へ伝えたい事。


自己紹介

初めまして、現在アメリカ母子家庭留学生4年マネジメント専攻のカズキン【@kazukin_vlog】です。

SNSを通して留学前に自分が知っていたらよかった事を軸に、留学での気付き、そして学びのアウトプットをしています。よければ、是非フォローしてください。

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ノートを書いた理由

今回は母子家庭の皆さんへ僕から伝えたいことを全て綴らせてもらいます。

このノートを書いた理由はもちろん自分が母子家庭で育った身であるからっていうのもありますが、Twitterにて母子家庭を公開して発信してから連絡をもらうことが増えました。


・色んな家庭の状況で留学に行けない人。

・したいことを諦めて、しょうがなく今の仕事をしてる人。

・母子家庭でのいじめにあった人

・夢が見つけれていない人

・今からの将来にワクワクしている人

・自分でやりたい事を見つけてコツコツ頑張っている人

                            などなど


色んな方とお話しさせてもらいました。

正直、驚くほどに多くてびっくりしました。


仲良くしていた友達も

『実は私も』

って自己開示してくれる人が増え、より深く関係を持てるようになりました。


『”母子家庭”というワードで親近感が湧き連絡しました。』


と連絡してくれる方もいて、少しでもその人達に勇気、元気を与えれた事に嬉しく感じました。


だから『1人じゃないよ』ってみんなに伝えたい。

みんなが気軽に関わり合える場所も作りたいなって思ってます。


そういう背景から今回は書いています。


また、シャイの方もいらっしゃると思うので、ここで代わりに伝えたい事を伝えさせてください。


母子家庭はネガティブじゃない


実際、皆さん、母子家庭=ネガティブなイメージありませんか?

隠してる人がすごく多い。

全くそんな事なくて、全然ポジティブに捉えられる。


例えば

親なしでも生きていける

つまり

独立して生きていける

全て、自分でしていかないといけない

掃除、料理、洗濯、計画性などなどのスキルがつく。


そして、片親がいない分自分が動かないとってなる分、個人的感覚ですが母子家庭出身の子の方が全体的に行動する量が多い。

それはきっとお母さんにできるだけ負担をかけたく無いからだと思う。

人はある程度のストレスがあった方が力を発揮しやすい。

その意味では奨学金(借金)というのは良い意味でプレッシャーになってる。


僕の好きな言葉で"No Pain, No Gain"という言葉がある。

(痛みなしで得られる事は無い)

若い時に困難を乗り越えたからこそ、得られるモノがあると信じてる。


人の痛みを知っているからそこ優しくなれる。

だから、僕が出会ってきた母子家庭出身友達はすごく優しいし、すごく良い笑顔を持ってる。


逆に人生の試練をもらえたって思うと凄く頑張ろうと思える。


母子家庭でも色んな人がいる


母子家庭といっても色んな人がいる。

・離婚で母子家庭になってしまった人

・父が事故や病でなくなってしまった人

・親の問題で生まれた時から父がいない人

・母子家庭でも上部上で母も父も仲がいい家庭

                     などなど

僕の場合は小学校から離婚による母子家庭。


母子家庭=貧乏

みたいな概念があるのが本当に残念だし、悔しい。


確かに家庭の大黒柱がいないので、金銭的に余裕があるわけではない。


僕の元父の場合は、違う方と再婚し、子供まで作ってるのに全く払わない。責任のない人です。

新しい家庭を築くのは良い事だとは思いますが、自分たちの責任を取れないのに次から次へと作るのは違うかなと思います。


もちろん中には、元お父さんがしっかりサポートしてくれる友人もいます。

だから、金銭的に困っていない友達もいた。


でもそれは嫉妬とかではなく、それが本来あるべき状況だと思う。

男として人として、責任を取れないなら産むなと思う。


日本の法律には父親が養育費を払う義務がないのがそもそもおかしいと思う。アメリカでは義務化されています。


だから将来アメリカのように法律で作っていくべきだと僕は思います。

そのためには政治への意識をみんなで高めていく必要があります。


皆さんと一緒に協力してそういった法律も今後作っていきたいです。



目先の金だけをみる人間になるな


正直、ずっと小学校から母子家庭はマイノリティだった。

特に中学校までは義務教育だし問題は無いと思う。


問題は高校からですよね。受験がすごく鍵になる。

塾も高いので最後の夏から追い込みで知り合いの寺子屋に通わせてもらった。

僕の場合はこれだけ時間とお金をかけたのにも関わらず受験失敗。


もう、目の前真っ暗でしたね。

泣きながら

『お母さんごめん、働くわ。』

と車の中で伝えたのは今でも思えています。


貯金していてくれたお金も私立の入学金で取られる。

目の前で現金の札をみてしまった時心が痛かった。。。


そして、大学受験。

私立で土曜日までも学校があり勉強する日々。

国公立まで7教科をしっかり最後までやり遂げましたが

それもまたにもらず。。。


もう自分に呆れました。

『何も才能が無いんだな』って。


それでも、どんな道に行こうと応援してくれる母。

最後の背中をおしてくれて、今のアメリカの大学に至るわけです。


もちろん、奨学金という借金を背負う事になります。

”アメリカに来るまで奨学金=返さないでいいモノ”

という定義を知りませんでした。

日本で言う給付型奨学金と言うモノです。


ここで皆さんにお伝えしたいのは


”楽して金を稼ごうとしない事。”です。


僕はずっと高校の時から借りていたので現在約800万程の借金を実は背をってるんです。


僕は授業料を自分で賄いたいと思い、自分なりに色々試しました。

でも知識が無いので悪いビジネスの人たちの美味しいターゲットになるわけです。


案の定、簡単につられて詐欺にあいました。

3回もです。


そういう悪い人達は知識がなく、お金に焦ってる人達を的にしてやってきます。


楽すると本当にろくな事ないです。


そもそも今考えたらわかる事なのですが、本当に稼げるならあかの他人に教えますか?


友達や家族など関係がある人ならまだしも、その辺の人に伝えますか?

絶対に言わないですよね?


みんなに教えるともちろん、飽和します。

だから、楽して〇〇円稼げる系のモノには反応しないようにして下さい。


僕は合計25万円近く騙されました。

社会人の人からすれば少ない額かもしれませんが、バイトで精一杯働いて得た僕からすれば大金でした。


こういった詐欺の人はいまだにいます。

僕と同じような過ちを同じような家庭の人に経験して欲しくありません。


だからそこ、詐欺にかからないためにもお金について学ぶ事はとても大切です。

ここでオススメしたいのがこちら

高校3年生のアメリカに行く直前に読んで凄く考え方が変わりました。

是非、皆さんにご精読いただきたい。

金持ち父さん貧乏父さん

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つまり

成功術ではなく、失敗術を先に学ぶ事

が凄く大切だと思っています。


なぜならその反対は成功だから。


みんな成功法を学ぼうとしますが、それは広すぎる。

失敗術を学ぶ方が成功術を学ぶより、成功者に共通することが多い。


なので、しっかりお金とビジネスの知識をつけて欲しいです。

コツコツと継続と積み重ねでやっていきましょう。

楽して稼ぐなんて事はできないです。



ドリームキラーは相手にするな。


これから皆さんが何かに真剣に取り組んでいるところへそれを邪魔しようとする人が出てきます。

その人たちを”ドリームキラー”と言います。


ただその中で悪意ではなく善意と思って止めてくるホワイトドリームキラーもいます。

本当にあなたのことを思っていってくれてるんです。

これの線引きは難しいですが、ほとんどの場合経験していない方が多いです。


ホワイトドリームキラーの例としてはあなたの周りの人に多い。

親だったり、兄弟、親戚。

後は先生や先輩。


僕は、アメリカにきてから金銭面でのいじめに遭いました。


僕も留学先で"こじきん”って呼ばれたり、

”お金がないなら留学来るなよ”って言われたり。

母子家庭ってだけで貧乏扱いされたりしてきました。


母には言いたくなかったんやけど、ストレスでいっちゃたんですよね(笑)

ま、伝えた時はもう大丈夫だったんですけどね。


正直、留学はお金がかかるので、裕福な方が大半です。

車は持ってるし、外食ばっかりやし、日本人とばっかりつるむ。


ご飯や遊びに誘われて

『いかない』

って

『いったらノリわる、もう誘わんわ』


とか本当に心の狭い人達だった。


嫌われる勇気を持って”NO"と言える人であって欲しい。

無理に付き合う必要はないんです。

常に目的を考えてみてください。


正直、中々金銭の価値観が合わず、付き合いが難しかったです。


絶対そういう人は悪い事帰ってきます。

だから相手にぜず自分の道を進んでください。

あなたを否定してくる人と無理にいる必要はないです。


アメリカに来てまで日本人内での問題ってどれだけ視野狭いのかなって思ってしまう。小さいコミュニティーだからこそ仲良くしようと心がけましたが、スゴくストレスでした。


少し距離を置くとスゴく楽になりました。


もちろん、中にはすごい方もたくさんいますし、違う環境に1人飛び込んでくるユニークな方が多いので、積極的に日本人の方とは関わっていました。


しっかり"ON"と”OFF"ができればいいし、日本人の人がいてくれるだけでスゴく有難い。時に仲間と語り合える環境はとても助かりました。


何が言いたいかと言うと付き合う人を選ぶ事はとても大切と言う事です。


親孝行はかならずしもギブする事だけじゃない


母子家庭で育ってきたからこそ、母に恩返したい気持ちは皆さんすごく強いと思う。よく『旅行へ連れて行く事』や『好きなブランド品をプレゼントする事』が親孝行って思っている人が多い印象があります。

僕もそのうちの一人でした。だからバイトで頑張ったお金で少しでも良いものをと思って、少し背伸びしてCOACHの腕時計をブラックフライデーの大割引きの日に購入しました。

一時帰国した時にプレゼントして喜んでくれました。

でもここで伝えたいのは母は何をあなたからもらっても嬉しいという事です。

無理をする必要はなくて、自分がそのレベルに達した時にプレゼントしてあげたら良いんです。

手紙でも十分親孝行だと僕は思います。

僕の主観ですが、1番あなたのお母さんが嬉しい事は

・あなたが何かを達成した時。

・あなたが他人から褒められた時

・あなたが他人へ貢献した時。

だと思うんです。

親っていうのは自分の息子を自慢したいものです。

だから、無理して背伸びせず、今の自分にできる事をやっていけば良いと思います。


最後に

母子家庭だからといって金銭面で余裕が無いからやりたいことをやらないのはスゴくもったいないと思います。今の時代、チャンスは探せばたくさんあります。人生は1度きりだからこそ多少のリスクは取ってみてもいいんじゃないかと思います。

周りに話せる人がいなければ、全然僕で良ければあなたの話し相手になるのでお気軽に連絡してください。

少しでも、支えや気付き、学びになれば幸いです。

あくまで僕の主観なので、1つの観点として心に置いていただければなと思います。

最後のスゴく考え方を変えてくれたオススメの2冊を紹介しておきます。

嫌われる勇気

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7つの習慣

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少し長くなりましたが、ご精読ありがとうございました。












でも僕は自分の成長は凄く感じてますし、この留学が無かったら発信もできてないですし皆さんとも出会えていません。


1番大切なのは後悔しない事。

人生1度きり。

だからこそ、後悔のない選択をして欲しい。


そして、親孝行いつかみんなしたい!

って思ってるはず。


でも旅行に連れて行ってあげる事、プレゼントをあげる事。


それ以上にみんなの成長、そしてみんなが他人、社会に貢献してる時が1番みんなのお母さんに取っての親孝行やと思います。


アメリカって、凄く離婚が多い国で、兄弟、姉妹なのにお母さん、お父さんが違う家庭をみてきました。


日本よりもっと複雑な過程が多い国なんだなって感じました。


それでもお互いブラザーって呼び合って凄く仲良いんです。


そういうところが凄くいいなってアメリカで思いました。


最後に1つだけ使えたいのが母子家庭の人の方が凄く行動力がある気がします。自分でしないといけない事が多かったり、ある程度プレッシャーがあった方がパーフォーマンスがよくなったりもします。


時間はかかるかもしれないけど、自分のペースで焦らず、地道に進んでいきましょう。そしてお母さんを幸せに。




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