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【目標資産額の決め方教えます】


【あなたが投資を行う目的は何ですか?】


すぐに答えが出た方はそのまま目的に向かって頑張って下さい。
今回は具体的な答えが出て来なかった人達に向けて具体的な目標資産額の定め方とその重要性に付いて解説していきたいと思います。


資産運用は受験に似ている


受験する時ってまず志望校という目的を定めて模擬試験で目的までの道筋でどんな勉強が必要かを割り出してから必要な勉強をしていくと思います。

しかし事が投資になると目的も定めずにがむしゃらにやってしまう人が多いんです。

「とにかくお金持ちになりたい」とか「稼げるだけ稼ぎたい」みたいな抽象的な目的ではいくらお金が入っても不安が解消される事はありません。

例えば「投資の運用利益のみで脱サラしたい」とか「月に5万円の副収入が欲しい」みたいな感じだとベターです。

次に具体的な数値を計算していきます。

図.目標資産額の計算

「投資の運用利益のみで脱サラ」を例にして説明します。

月の生活費が20万円かかるとすると年間で240万円の運用利益が必要になります。
年間利回りを4%程度で運用したとすると目標資産額はおよそ6000万円となります。

次に月にいくら投資すれば目標資産額に到達出来るか試算します。

①[アセットマネジメントOne]を検索して[毎月の積み立て金額を計算する]をクリック
②[運用利回り],[初期投資額],[目標資産額],[積み立て期間]を入力して計算すると毎月の投資額がいくら必要なのかが出ます。

運用利回り4%、初期投資額100万、目標資産額6000万、積み立て期間24年で計算すると毎月の積み立て額は11万9千円でした。

図.投資利益の計算式

投資の利益は上記の式で計算出来ます。
毎月12万も積み立てるなんて大抵の人は無理ですよね…
そこで毎月の投資額を3万円に下げても目標を達成出来る利回りを計算すると11.3%必要だと分かりました。

図.毎月の積み立て金額計算

利回り11%は正直かなりリスクのある運用が必要になるので現実的ではありません…

図.各種運用と利回りの目安

なので次は初期投資金額、毎月の投資金額を上げる余地があるか検討したり目標金額を下げる必要がある事が分かります。

このように「数値」で「具体的」に目標資産額を出す事で目標を達成する為に資産運用プランのどの部分に修正が必要なのかが見えて来て漠然とした不安は行動する勇気に変わります。

資産形成の第一歩‼︎是非ご自身で計算してみて下さい(^^)/



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