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【幸福とお金 PART3】『黄色い家』の主人公の花は、結局”幸せ”なのか考察しマッスル。

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◆『シンプルで合理的な人生設計』橘玲×『黄色い家』川上未映子


◇紹介書籍

こんばんは、和希です。
それでは本日もさっそく投稿の内容に入っていきましょう。
本日紹介していく書籍はコチラになります。

2023年3月7日にダイヤモンド社さんから発行されました、
橘玲先生の『シンプルで合理的な人生設計』と、

2023年2月25日に中央公論新社さんから発行されました、
川上未映子先生の『黄色い家』になります。
今日はこの二冊である考察をしていきます。

◇紹介書籍概要

また、これらの書籍の概要につきましては、
いつもと同じように、下記に載せておきますので、
もし紹介書籍について気になった方は、ぜひ下記をご覧ください。

タイトル『シンプルで合理的な人生設計』
著者 橘玲
価格 1,760円税込
発行日 2023年3月7日 第1刷発行
発行所 ダイヤモンド社
装幀 遠藤陽一(DESIGN WORKSHOP JIN, Inc.)
製作進行 ダイヤモンド・グラフィック社
印刷 信毎書籍印刷(本文)・新藤慶昌堂(カバー)
製本 ブックアート
編集担当 尾川賢志

『シンプルで合理的な人生設計』奥付・裏表紙から引用

タイトル『黄色い家』
筆者 川上未映子
価格 2,090円税込
発行日 2023年2月25日 初版発行
発行者 安倍順一
発行所 中央公論新社
DTP 嵐下英治
印刷 大日本印刷
製本 大口製本印刷

『黄色い家』奥付・裏表紙から引用

◇これらの書籍を選んだ理由

そして、今週の投稿にこれらの書籍を選んだ理由につきましては、
橘玲先生の『シンプルで合理的な人生設計』はパート1の投稿、
川上未映子先生の『黄色い家』はパート2の投稿でお話ししていますので、
選んだ理由が気になった方がいましたら、ぜひそちらの投稿をご覧ください。

◇この投稿の内容

そして、今回のこのパート3の投稿で紹介していく内容というのが、
橘玲先生の『シンプルで合理的な人生設計』と、
川上未映子先生の『黄色い家』の二冊を読んだ私だからこそできる、

『黄色い家』の主人公の花は、結局”幸せ”だったのかを考察していきます。

今週の月曜日にはYouTubeで、火曜日にはnoteで紹介した、
橘玲先生の『シンプルで合理的な人生設計』という書籍では、
本作の前身である『幸福の「資本」論』で紹介されている「3つの資本」、
具体的には「金融資本・人的資本・社会資本」の3つの資本を、

シンプルで合理的に獲得して、
幸福になるための理論や実践というものが解説されていました。

そして、今週の水曜日にはYouTubeで、木曜日にはnoteで紹介した、
川上未映子先生の『黄色い家』という書籍では、
過去にスナックやシノギで働いていた主人公の伊藤花という人物が、
あるひとつの小さなネットニュースの記事を見つけたことで、

自らの”お金”に翻弄された過去を振り返っていく、
2023年の代名詞ともいえるヒューマンドラマが描かれていました。

どちらも現在の世界の中心主義の”資本主義”という仕組みにおける、
”幸福”というものに対して、前者はロジカルに、後者はヒューリスティックに、
理解できる素晴らしい書籍だったかと個人的には思っています。

そこで私は考えました。

この二作…組み合わせたら面白いんじゃなかろうか…と。

そうして思い付いたのが、最初にも述べたように、

『黄色い家』の主人公の花は、結局”幸せ”だったのか、

という考察になります。

川上未映子先生の『黄色い家』は、先にも述べたように、
主人公である伊藤花がある時ふと小さなネット記事を見つけ、
そこから過去の自分の人生を振り返っていくという流れになっており、
主には花が15歳から20歳までの物語が描かれているんですが、

その間の出来事というのが壮絶すぎるんですね。

詳しくは、パート2の投稿で『黄色い家』を要約しているので、
ぜひそちらの投稿か、
一番オススメなのは、本作自体を読んでいただくことなんですが、
兎にも角にも、花は本作で酸いも甘いも色々なことを経験しすぎなんです。

じゃあそこで一歩引いてみて、
橘玲先生の『シンプルで合理的な人生設計』という書籍のフィルターを通して、
花の人生を見てみたときに、その人生はどのように様変わりするのか。

この投稿ではそれを考察してみようと思います。
また、その際に一番主軸となるテーマというのが、

「結局花は、幸せだったのか」というものです。

本作『黄色い家』と『シンプルで合理的な人生設計』を読んだ方も、
これから読もうと気になっている方も、
どちらも楽しめる投稿になれば幸いです。では、参りましょう。

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