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学び実践続けることの痛みと越えた先にある喜びと・TOC学会からの気づき😊

一昨日、11/20(日)は大阪にてTOC学会にてTOCを実践している企業さんや師・先輩方、仲間たちの発表を聴講に。

(写真はたくらみ屋ボス・森本繁生さんの発表の際のもの^^)

TOCはイスラエルの物理学者・ゴールドラット博士が製造業の業務改善のために開発された制約条件の理論です。

私たちが行っているTOC研修は、イスラエルの物理学者・ゴールドラット博士が製造業の業務改善のために開発された理論をもとに
株式会社ソフトパワー研究所・清水信博先生がダイスゲームとMQ会計をミックスし、仕事の流れと滞りを、体感覚や感情、決算による数字の事実、両方を、ゲームごとに比較しながらボトルネック(制約条件)に合わせることでMQ(利益)もチームワークも良くなっていくことを体験できるよう開発された研修プログラムです。

学会では実際にTOCを導入されている企業さんや、インストラクター仲間、先輩実践者の方々の様子に加え、今回は清水先生ご自身も長年研究されているラッカープランの開発背景や現状、今後の展開を発表してくださいました。

TOCを現場に取り入れられた企業さんやインストラクター仲間の発表は、うまくいっていることもあれば、難航しているところもありつつ、大小の成功体験を積み上げながら進んでいる方向性に間違いないことや、これから挑戦していきたいことを聴かせていただき、

先輩実践者方々の発表は俯瞰する視野の広さと、大きな流れの中にある時間軸と、どこにフォーカスし、捉えるかの在り方に、まだまだ自分の中にはなかったものに気づき、考えていくための問いを頂きました。

清水先生のラッカープランの詳細に関しては、今の私には、正直、とても難しく、理解できていないところも多いです。

私自身がこれから先にラッカープランを伝えることはおそらくないですが、それでもその背景を知っておくこと・・・
 
「高い目標は『額』ではなく、『意志』を持って経営していますか?」と書き留めたノートの先生の言葉がグングン胸に響いてきます。自分の意志もこの高さに持って行かねばならないことを、このnoteを書きながら改めて思っています。



TOCインストラクターになるには、MG(マネージメントゲーム)を15期以上。
次はシニアインストラクターの方たちが開催される社内インストラクターコースを受講し(仮免許)を頂く。
 
その後、清水先生のTOCシニアを受講し、本免許を頂く。
*インストラクター取得の詳細ページはこちら

私、一番最初に(本免許)を頂いたのが2019年1月、2回目の更新が2021年の12月です。

それでも資格以上に、自分は本当に伝える器があるのだろうか・・・と折々に浮かび上がります。

一人で伝えることはしない。
(アシスタントはとても得意で好きなこと。)
メインインストラクターをする際は、不得意部分をお互いに補いあえる仲間と共創する。(これは数年前に決めたこと。)

それでも、話すことの苦手意識や、劣等感は時々頭をもたげます。

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それでもなぜやるか・・・

一番最初に受講した時に聴いたTOCのグランドルール「人はそもそも善良である」にとても感動したこと。

(自然科学、物理学、経営理論に関わらず、「人はそもそも善良である」が重要な前提であることに、とても感動)

ダイスゲームと決算で、体感覚と数字の事実を見ながら、目からウロコがたくさんたくさん落ちていったことにも感動。

この2つの大きな感動がそもそもの「TOCを伝えていきたい!」の始まりでした😊

病院売店で、たくさんの疲弊している人たちを見てきたこと・・・
みんな大事な何かのために一生懸命にも関わらず、がんばりすぎてしまったゆえ、体や心に負担が掛かって、病気や離職に至る人たちをたくさん見てきたこと・・・

この悪循環を学び、気づき、対話、行動で好循環に変えれるんじゃないかって心が躍ったこと。

私たちも、お客さまに喜んで欲しくて、みんなが100パーセント以上にがんばってしまっていたこと。「7割稼働で良いねんで。ボトルネックに合わせて、余裕(バッファ)でもっと丁寧な接客と喜び、届けれるねんで。」

当時の自分やスタッフたちにも、届けたかったこと。

っと、
自分の中にも揺れ動く事柄は度々起こるのだけど、いつもいつも諦めきれないこの想いに、振り子のようにふり戻る😊  




TOC学会で発表を聴かせてもらいながら、TOCを導入して改善に取り組まれている企業さんも、師である清水先生も、諸先輩方々やインスト仲間も、みんなそれぞれの過程で葛藤も孤独も痛みもありながら、そこを越えることで使命を生きることや、つくりたい未来や真の共創があることを実践を通じて、伝えてくださってること、本当にありがとうございます。

「笑顔がいっぱいの良い会社・社会をつくりたい」

表現の違いは多少あるとしても、根っこの想いが一緒と人たちから、いっぱいいっぱいエネルギーをもらえた昨日でした。^^
 
 

*TOC学会・次回は1/26神戸にて開催されます。詳細はこちらです。

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