スタンダードのおもしろさ

ごきげんよう。

あっさり系のラーメンは、脂質・質がともになんとなく薄い感じがするけど、身体に良くないことに変わりはないだろうと 食べ切った後に気づきました。佐藤和亀です。


今日は、スタンダードのおもしろさについて話そうと思います。

社交ダンスは、スタンダード(ボールルーム)とラテンアメリカンの2種類に大きく分けることができます。

ざっと言えば、弾性が燕尾服、女性はスカートの長いドレスを着て、ずっと両手を組んでクルクル踊ってるのがスタンダードです。そして、男女共に少し露出が多く、離れたり近づいたりしながら踊ってるのがラテンです。


そのスタンダードですが、2人の組み方自体がまず難しい。

触れている箇所が多く、身体の距離も近い。だからこそ自分の動きはダイレクトに相手に伝わるし、逆もまた然り。

お互いに干渉が大きく、少しのミスが相手に影響します。マジむずい。


僕らは人間なので、その体調や気持ちも日々変わる。

それも体を通し相手に伝わるから、そこを踊り心地の良さや感覚だけで、「昨日と違うじゃん」なんて口を開くと喧嘩になる。はい、僕のことですね笑

折角の自分らを成長させることのできる貴重な練習時間を無駄にする羽目になるので、人生の時間を捨てたくない人は一呼吸おき、冷静に考えて口を開きましょう。はい、気をつけます。


さて、話を戻すと、

動きが伝わりやすいというのは、悪いことばかりではないんです。  

短所は長所なので発想を転換させると、伝わりやすいということは、“コミニュケーションが取りやすい”ということです。

何も触れていなければ念力や超能力を使ってを動かすしかないですが、触れていればそこから相手に想いを伝えることができます。

前に進んで欲しい、後ろに下がって欲しい、横に、向きだけ変えるよ、とか。


もちろん、伝えようとすればすぐ伝わるものでもないので、よりコミニュケーションを取りやすくするためにトレーニングは必要です。

男性は女性の動きを理解し伝え方を考え丁寧にエスコートする必要はありますし、女性もいつでも男性を受け入れるためにアンテナを張り続けることは必要です。


そんな一朝一夕でポンとは身につきませんが、あきらめず頑張ると、

少しずつでもできるようになってきて、身体をフルで使って、音楽と自分と相手、3人で一つになれた時にはめっちゃ楽しくて 気持ち良くって たまんないっす。

スタンダード、超楽しい〜  ってなります。

これがペアダンス特有のおもしろさだよな〜 ってつくづく思うので、ハマる人はハマるんだなと再認識。

映画の水野さんじゃないですけど、「いやあ、ダンスって本当にいいもんですねえ」と言いたくなる。

これはやってみなければわからないので、ぜひ多くの人がダンスに触れて味わってもらいたいですね。

では、これにて。




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