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事業創造デザイン①Vision Design期

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事業創造におけるビジョンを描く時期。主に以下に当てはまるおススメ記事。 ・イノベーションの原理原則に触れる ・事業創造の全体像を押さえる ・Whyを見つけビジョンを形にする ・テ…
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#イノベーション

新規事業開発「はじめの一歩」の教科書

この記事は「ゼロからの新規事業コンセプトづくり」について、知っておきたい12Stepをまとめたものです。初心者の方でも一歩踏み出せるきっかけになる内容を目指しました。 基礎を知り、コンセプト作成・仮説検証を進め、事業化に向け活かして頂けると嬉しいです!! 新規事業開発・スタートアップに興味がある、始めてみたい社会人・学生 陥りやすい「ワナ」≒落とし穴について知りたい人 押さえたい「ツボ」≒アイデア実現の勘所を知りたい人 実行中の新規事業の進め方を網羅的にチェックした

新規事業開発・スタートアップ 鉄板書籍ガイド100(2024年版)

「新規事業開発担当になったのだけれど、どんな情報を参考にすればいいの?」 「スタートアップでの起業を考えているけれど、限られた時間で何から押さえればよいかわからない」 「実践する立場、伴走する立場で活かせる情報に悩んでいる」 僕はこれまで、事業創造デザイナー/中小企業診断士として、社会人や学生などで新規事業やスタートアップを志すイノベーター約500名ほどの伴走支援をしてきました。多くの方が、冒頭の悩みを抱えていました。誰もが限られた時間の中で、アイデア実現のための拠り所を探

新規事業・スタートアップ フェーズ別おすすめ本77選

「新規事業開発担当になったのだけれど、どんな情報を参考にすればいいの?」 「スタートアップでの起業を考えているけれど、何から押さえればよいかわからない」 僕は現在、社会人や学生向けにワークショップを起点として新規事業をつくるための仕事をしています。すると冒頭の悩みを抱えている方に出会うことが多々あります。 かつて新規事業開発駆け出しの頃、書籍やWeb記事を手当たり次第に読む時期がありました。ホントにこれなのか?もっとど真ん中の情報はないのか?…と思いながら読んだ日々が、記

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【書評】ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか(ピーター・ティール)

最近で一番痺れた本だった。紹介してくれた友人に感謝したい。新規事業を志す方には、必ず一度は読んでいただきたい一冊である。 ティール思想のキーワード。 本書で何度も繰り返されているキーワードは、「隠れた真実の存在」。世界のどこかに誰も見出していない革新的なイノベーションが存在すると信じて、そこにチャレンジすることを推奨している。 ティールの本質的な主張は、輝かしい才能と限られた人生の時間を小金稼ぎに浪費するのではなく、世界を進歩させるようなプロジェクトに投資するべきだ、と

イノベーションと企業家精神~ドラッカーの戦略と教え~ぼくの教科書【#10】

今日の教訓「企業家は、不確実性を本質とする意思決定が生業である」 こんな人におすすめ度☆☆☆☆☆・ドラッカーの著書を読んでみたい人 ・現代の本ではなく、古くからの名著に触れてみたい人 ・イノベーションの機会と戦略を知りたい人 どんな本? 「もしドラ」という本が昔流行しましたよね。そのドラッカーさんの名著で、このイノベーションと企業家精神も「もしドラ(もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーのイノベーションと企業家精神を読んだら)」になっています。そうとう難しい本

事業創造プロセス編:事業創造/スタートアップ はじめの一歩に役立つ参考図書ガイド

「世の中に価値を提供する新規事業を始めたい」 「社会を変えるスタートアップを立ち上げたい」 そんな想いを持つ人は、どんなプロセスをたどれば大失敗のリスクを下げつつ、魅力的で持続可能な事業を立ち上げられるのでしょうか? この記事は、冒頭のように組織の内外で新規事業を始めようと考えている人、実践し始めている人(アントレプレナー/イントレプレナー)向けに書いています。想定読者は2019年1月当時の自分。新規事業開発・オープンイノベーション推進を行うことになったものの、右も左も分か

テクノロジーと社会の未来編:事業創造/スタートアップ はじめの一歩に役立つ参考図書ガイド

「世の中に価値を提供する新規事業を始めたい」 「社会を変えるスタートアップを立ち上げたい」 そんな想いを持つ人が、素晴らしいアイデアを思い付いたとします。 「これでいける!」と思って起業したり、サービスを実際に始めてみて気づくことがあります。 「そもそも、ニーズを持つ人がいなかった…」 「世の中に市場がなかった…」 「アイデアの実装が早すぎた(遅すぎた)…」 どんな素晴らしいアイデアも、ユーザー、より広く捉えれば市場や社会の求めているもの、ひいては大きな時代の流れ(大局観

『業界破壊企業』から考える ポストコロナ時代の経営とイノベーション

2020年5月、『業界破壊企業』という新書が発売されました。 その本を手に取り、実際に読んで感じたのは、「これはただの企業事例集ではなく、とても重要な示唆を秘めているぞ…」ということ。 いま、コロナ禍で世の中の様々な価値観や前提が揺らいでいます。だからこそ、これまでに起きている変化やこれから起きる変化を捉え、自らが動いていくために、この本をきっかけに考えてみました。 ■『業界破壊企業』とはどんな本なのか?光文社から発行された、200ページ強の新書です。著者はBBT大学で