見出し画像

セルフジャッジは怖くない

プレイヤーズコンベンション千葉2023のCommand Zoneにはジャッジがいません。
特設ページでジャッジの不在が明記され、スマートフォン等を用いたセルフジャッジが呼びかけられています。

まぁ、今までもいなかったのですが。

統率者戦はカジュアルプレイであることも多く、プレイ中に不明点が出た際にスマートフォンでルールを確認してセルフジャッジをする機会が比較的あると思います。
とは言え、プレイヤーズコンベンションという不特定多数の人が集まる場で、初対面の相手に行うとなると不安なこともあるでしょう。
そうした不安を少しでも解消し、Command Zoneで楽しんで頂けたらと思います。

心構え

間違いはあるもの

誤解を恐れずに言うなら、これに尽きます。
人間は完璧な存在ではないし、間違えるときは間違えます。それは認定ジャッジも例外ではありません。
ましてや認定ジャッジでない方がセルフジャッジをするのですから、これはもう多少の間違いは仕方ないと言えます。正しく判断できたなら、むしろジャッジに欲しいくらいの人材です。

コミュニケーションを取る

「正しいとは限らない」となれば、次に目指すべきは「納得できる」ことになると思います。同卓者と大いに議論してください。
可能であれば、お互いのSNSアカウント等の連絡先を交換して、後で「やっぱりアレ、間違ってました」と伝え合える間柄になっておくと良いでしょう。交友関係を広げることもまた、イベント参加の成功と言えます。

楽しもう

イベント参加は楽しんでこそです。
初めて出会う人同士、カード同士だからこそ、「あれ? これ、どうなるんだ?」は生まれます。ルール上の疑問が生じている時とは、ポジティブに考えると自身のマジックの世界が広がっている時です。
是非臆せずに、楽しむ心を持って参加してください。

資料

総合ルール

MJMJ.info
総合ルールの他、マジック・イベント規定やマジック違反処置指針といった、公式のルール文書の和訳版が置いています。

総合ルールビューア
上記MJMJ版の総合ルールを章分けし、章ごとのジャンプ機能をつけるなどの整形をしたものです。

カード個別裁定

リリースノート
セットごとに作成される、セット収録の新規・再録メカニズムの裁定と、カード個別の裁定をまとめた文書です。該当カードについて記載されたリリースノートを探すのに少し手間がかかります。

Gatherer
公式カードデータベース。最新オラクルが確認できる他、「カードの裁定」にリリースノート記載のカード個別の裁定が記載されています。オラクルおよび「カードの裁定」は英語表記です。

非公式系

MTG質問箱
認定ジャッジが運営する質問回答Twitterアカウントです。
不明点について過去に同じ質問を受けていた場合、回答を確認することができます。

MTG Wiki
賛否ありますが、普段のセルフジャッジの際に使っている方も多いと思うので掲載します。
Wikiであるため「誰でも編集ができる」という点で、情報の正確性には常に疑問が生じます。しかしながら、カードごとの裁定やルールについての記載が充実しており、慌ただしいイベント会場で使う上では便利であることも事実です。
使用する際は、「不正確な情報かも知れない」という点を念頭に置いて使用することを推奨します。

その他

自分のカードは調べておく

自分が使うカードやカードの組み合わせについては一通り調べておきましょう。特に古いカードは印刷とオラクルが異なることがあります。
挙動の説明が必要になった時のために、関連するルールが記載されている箇所を把握しておくとスムーズです。

後でジャッジに確認してみる

「ゲーム中に分からないことが発生し、調べた内容を元にその場での裁定を決め、ゲームを進めた。本当はどうするのが正しかったのか知っておきたい」ということがあると思います。
そうした場合は、後で MTG質問箱 やジャッジに確認してみると良いでしょう。会場にジャッジスタッフもいます。
ジャッジもまた、皆さんが理解につまづきがちなルールについて知りたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?