見出し画像

介護のはじめの一歩 7

■介護者自身の健康

しばらく、更新が滞っておりましたが、細々とでも発信を続けることが大事と思い、再開してまいります。
自分自身の整理にもなりますので、アウトプットしていくことは大事ですよね。

さて、今回のテーマは「介護者自身の健康」です。

これ、自分自身が大変な状況にあることに気がつかずに、頑張り続けている方が結構いらっしゃるのではないかと思っています。

どういうことかと言うと、「介護は家族が担うもの」と思っている方が、まだまだ多く、自分が介護をしていることを当たり前のことだと考え、無理をしてしまっているのです。

確かに、そう考えられていた時代がありましたが、今は時代背景とともに家族のかたちもだいぶ変わっています。
少子化により兄弟姉妹の数は少なく、共働き世帯も多い、この状況で、かつてと同じように家族が介護のすべてを担うことは困難です。

ぜひ、積極的に社会資源を活用してください。
家族の介護にあたっては、介護者自身が健康であることが重要です。
ご自分の仕事とも両立しようと思うのであればなおのこと。

在宅勤務が可能な場合には、仕事をしながら家族の介護をしようと思われるかもしれませんが、これはとても大変です。
結局、仕事も介護も中途半端になってしまうということも考えられます。

自分ひとりで悩み、考えるのではなく、ケアマネジャーを始めとした専門家に相談してみてください。
必ずしもベストな答えに辿り着けるとは限りませんが、少なくともいくつかの選択肢が見つかるはずです。

自分がやるしかないと思って選択をするのではなく、複数の選択肢から、介護が必要なご家族にとっても自分にとっても、より良い道を選んでいただきたいと思っています。

また、このコロナ禍で、高齢者のみならず、誰しもが、運動不足とストレス負荷が高い状態に落ち入りやすくなっています。
くれぐれもご無理をなさらず、ご自身の健康にもご留意ください。

*** ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます ***

■Twitterを利用されている皆様へ
よろしければ、Twitterで交流しませんか?
ご意見、ご感想などお聞かせいただけましたら嬉しいです。

私の【Twitterアカウント】はこちら↓

■連載のきっかけ
こちらの連載は、KAIGO READERSのオンラインコミュニティ【SPACE(通称:かいスペ)】で、「ウェブマガジンを作ろう!」という話になったところからスタートしました。手探りながら継続しています。

KAIGO LEADERSにつきましては、是非こちらをご覧ください↓

「介護」や「終活」の情報を堅く、重苦しくなく伝えています! その他、「仕事と介護の両立」や「介護職員のキャリア支援」に取り組んでいます。