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介護のはじめの一歩 #5

ご家族とのコミュニケーションは良好ですか?
ライフスタイルとか趣味嗜好を聴いておくこと、伝えておくことは結構大切です。

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介護が必要になったとき、相談先の一番手は地域包括支援センターをお勧めしていますが、実際に介護サービスを利用することになると、その後は基本的には担当のケアマネジャーに相談することになります。

介護サービスって、実はめちゃくちゃたくさん種類があって、そのなかでどのサービスを選択することがその人自身にとって最適なのかを考え、チョイスしていくのですが、一般の皆さんは何を選んだら良いのか分からないですよね。

そこで、ケアマネジャーが、その人の課題分析を行い(これをアセスメントと言います)、適切なサービスを選択し、サービス提供事業所との連絡調整等も担ってくれるのです。

こういうと、「ケアマネジャーさんにお任せしちゃえば良いのね」と思われるかもしれませんが、そうではありません。

もちろん、経験豊富なケアマネジャーなら、お任せしていても、いろいろと情報を引き出して、より良い選択を導き出せるかもしれません。

ですが、必ずしもケアマネジャーの前で本音を話せるわけではありませんし、長い人生の深い背景までを知ることは大変困難なことです。

そんななかで、例えば、デイサービスという通い型の介護サービスの利用を選択したとします。ケアマネジャーは、家にこもりきりになるのではなく、積極的に交流を持ってほしいとか、身体を動かしてほしい、入浴サービスを利用してほしいなど様々な意図を持って選択したのだと思います。

ところが、もしケアマネジャーの前では社交的に振る舞っていたけれども、実は独りで静かに過ごすことがお好きな方だったらどうでしょうか。

きっと、この方ならそれなりに周りの方に合わせて穏やかに過ごされるかもしれません。

あなたはそれを良しとしますか?

無理せず、頑張り過ぎることなく、のびのびのと過ごしてほしい。
そう思うのでしたら、はっきりと自分の希望を伝えるべきですし、
あなたが家族の立場であれば、本人が言えない部分を補っていくことが必要なのではないでしょうか。

もしかしたら、聞かれるかもしれません「どんなご性格ですか」「何がお好きですか」「趣味はありますか」

通り一遍の質問で本質はなかなか伝わりません。

家族の方には、是非良き理解者としてお互いのことを良く知っておいていただきたいと願います。

昨今、家族の形は変わりつつあり、コミュニケーションは希薄になってきていると感じます。

ですが、自分自身や大切な人がいつまでも自分らしく、より良く生きるために、いざというときに代弁者となり得るようにコミュニケーションを見直してみるのもひとつではないでしょうか。

私もかなり気恥ずかしい気持ちがありましたが、はじめの一歩さえ踏み出してみると、思いのほか話が広がり、今まで知らなかった一面を知ることができました。

これまでの関係性によって、その切り出し方や切り込み具合は異なると思います。
無理のない範囲で少しずつでも取り組んでみていただけたら幸いです。

*** ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。かず ***

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