レイ・ブラッドベリさんが、「クリエイティブになるには、三種の読書を1000日続けよ」と仰っていたということで、短い物語(短編小説)、詩・俳句・短歌・歌詞、論考と三種類のテキストを…
- 運営しているクリエイター
#谷川後太郎
内面は外面を支配していない【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0152】
【短編小説】魚の記憶/三浦しをん ◎
主人公や甥、甥の母親である主人公の妹などの人となりや考え方が、短編ではあるものの、結構丁寧に書かれていて、深く納得しながら読めた。また、老いについての捉え方は、自分は少し先のことではあるが、共感しながら受け止められたと思う。秀作だった。
【詩・俳句・短歌・歌詞】なくぞ/谷川後太郎 ○
泣く子と地頭には勝てぬという言葉もあるが、幼い子どもを育てていた時、本当に
ワクワクしたいのだけど【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0151】
【短編小説】家族写真/松井玲奈 ○
十ニ歳くらいの女の子が、一人称で、客観的だったり、やや大人びた表現が出てくるのにはやや興ざめしたが、小説としてきちんと成立しているのにホッとした。最後は、主人公の希望通り、家族写真を撮るというハッピーエンドになる。それはそれでヨイのだが、そうならなかった理由が、忙しかったからだけでは、ちょっと弱いように感じた。
【詩・俳句・短歌・歌詞】ワククワ/谷川後太郎 ○
世界はいつも歌に満ちている【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0150】
【短編小説】四半世紀ノスタルジー/町屋良平 △
今回も読むのが苦痛だった。一読して分かりづらいという点だけでも、作品として微妙だと感じる。登場人物の描き方も、結構乱暴に思えた。なので、誰がどんな人かといったことも、ほとんど頭に入ってこず、そのまま話が進むので、理解できないという悪循環にしかならなかった。
【詩・俳句・短歌・歌詞】歌/谷川後太郎 ○
「だからぼく いつか死ぬときもきっと/歌っている