佐藤酒造店の「歴史的」「新商品」を観に酒蔵まで行ってきました。その②

の続きになります。

日本酒を楽しむひとつに
「ラベル」
があります

「商品名」と言うか「名前」と言うか
「その日本酒そのもの」というか
「ラベル」には。各酒蔵の想いは
本当に大きく影響されています。

もちろん杜氏さんが、決めたり
社長の蔵元が決めたりと
命名する人は様々ですが。

「わざわざ」「新たに」「コストを懸けて」
「新しい商品」を創るのは
それ相応の意味があります。

とても「音楽」に似ているところがあって
その歌を醸す理由は、「感じてください」
と言うのが、
音楽同様に日本酒の楽しみでもあります。

自分でいろんなことを、妄想する楽しみ。
「感性を活かす」日本酒との交わり方でもあります。

今回の主題である佐藤酒造店の
「魁雪」や「万代菊」については
僕個人としては「いろいろな想い」がある事は
「いつか。復活させたいね」と言う
お話をさせて頂いたこともあるので
「想像すること」はできるのですが

でも、それではやはり無粋なんですよね。
笑顔

だから「僕の想う魁雪」であるべきだし
「それぞれの人の想う魁雪」であるべきだと

それは「まさに歌」と同じだと思っています。

作詞作曲して歌う人がいて
それぞれにそれぞれの違う想いがあって当然で
それを聴くリスナーの受け取り方も様々で
その「多様性こそ」
「芸術」の入り口。だからです。

そう言う意味では、天ぷら屋のオッチャンが
想う「魁雪」をお楽しみください。笑
と言うのが、本当に近いのかもしれません。

Mr.Childrenの桜井和寿さんが、よく言う言葉に
「歌を生み出すまでは、自分(桜井和寿)の想い。なんですが、生み出した後は、曲は、もう自分のものではなくて、いろんな人に寄り添うそれぞれの人のモノ」
と言う話があって
日本酒に近い表現だと想うのです。

「言葉」には「力」があります

「文字」は、未来を変える「種」でもあります

だからこそ、noteがnoteとして令和の時代も
存在しており、「令和にこそ必要なフォーマット」
だと、kazuhikoも信じて描いています。

歴史的に見ても「文字を書き写す」事で
大きな修行になっていましたし
「文字」は、どこ時代においても
大きな役割を果たしていました。

次回は、私の大好きな書家の田川悟郎さんが
「魁」と言う漢字について
想いを描いているところから
佐藤酒造店の今回の日本酒「魁雪」を
kazuhiko流に、想いをおこしていこうと思います。

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