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友人の酒蔵の女性杜氏が荻野吟子賞を受賞して。男女平等参画の話

本日の2/7月曜日の午後。
埼玉県知事より、
私の友人の佐藤麻里子 杜氏が

荻野吟子賞の個人大賞
を授与されます。
本当におめでとう。

弘化元年創業の歴史ある老舗酒蔵の長女で
日本酒醸造責任者である杜氏で6年
埼玉県で初の女性杜氏
東日本で1番若くして女性で杜氏になられた
佐藤麻里子 杜氏 まだまだ30歳の若さです。
杜氏経験が30歳で6年目ですから
大学在住の頃から稼業である酒蔵を継ぐ事を
意識して。弟のかっちゃんと共に
埼玉県の地酒を担う素晴らしい姉弟です。

この記事を読んでくださる皆様に
1人残らず応援してほしい。
Kazuhikoの想いです。

僕が昨年のこの時期に書いた
「関東三大梅林園の越生梅林の直ぐ側の酒蔵
である。佐藤酒造店のお話と越生梅林園の梅の話」をnoteに96本も書いていたんですね。笑。

今日の荻野吟子賞の個人大賞を授与された事を
記念して。1本のマガジンとして。
まとめさせて頂きました。
マガジンは下記のリンクから
よろしくお願い致します。

この荻野吟子賞の個人大賞受賞の内容についても
1本のnoteにまとめております。
ああこういう賞なのね。という部分を
詳しく書かせて頂いております。

是非お読み頂ければ幸いです。


私がこのnoteで
皆様に伝えたい事のひとつ
「酒蔵応援」


このnoteで佐藤酒造店を取り上げさせて頂き
自分が書いたnote。
本当に命を削って書いた96本です。

残念ながら、今の僕のモチベーションでは
この96本書けないでしょう。

文章とはそういうなにか「勢い」というか
見えない力。乗り移るなにかに。
突き動かされている気がします。


noteという素晴らしい世界が
なぜ素晴らしいのか?



そのメンバーが全員「造り手」
のクリエイターである事
に尽きると思っています。



自分では、書かない。書けない人は
noteでは存在できません。

他のSNSのような「傍観者」や
「批判者」ではなく、
自らが「noteの中で生み出し創造すること」
に立ち向かう。

書く事は本当に大変で

そんなnoteの皆さんを
心から応援していますし、
尊敬し愛しています。

そして自分の読者の方々に本当に
感謝ですし「スキ」です。笑顔

どんな目的であれ、創造する。
クリエイトする。
どんなレベルであれ。文字にする勇気。

言葉にする清冽な心。noteしかできない世界観は、今の時代本当に大事だと思っています。

如何なる理由があっても
クリエイトする人を批判する人に
クリエイトは生まれません。
クリエイターとは、自分と向き合う人です。
批判なんてあり得ません。その努力したクリエイターが、どれだけ努力しているか知っているからです。

嫉妬でしかなく、それは僕は
健全な感情だと思っています。

その嫉妬の心を如何に自分の力に変えていけるか?クリエイターがクリエイターとして
必要な能力です。
「認めること」「称えること」「尊敬すること」

「自分のモチベーションに換える力」です。


今の若い世代の方々は本当に素晴らしくて
他のSNSも、若い人を中心に
クリエイトされつつあります。
とても楽しみです。

私は元々、小売業に従事している人生です。
GMSから専門店、百貨店からSMにDSなど。
多くの小売経験の中で「店長」や「バイヤー」などの多くの経験も「海外」も含めて小売の世界を
歩いてきました。その中で「酒屋」を通して
年間2億円以上1店舗でたった1人で、酒を8年販売した中で


「地酒」「酒蔵」「日本の伝統技術」


そして杜氏の保つ確かな技術と
クリエイターとしての
本物の力を
心から愛しています。

多くの酒蔵と触れ合う時間を頂けたこと。
それは僕が僕に言える
「生きてきた甲斐があるね」と
褒めてあげられるひとつです。


今は私はお酒に携わっていませんが

当時私の1店舗で
佐藤麻里子 杜氏の作品を販売させていただいた
3年間で、1店舗で2万本以上
販売させて頂く人気のクリエイターです。
女性杜氏であり女性醸造家です。

さて前置きが長くなりましたが


酒蔵の杜氏の世界は
本当に厳しい世界です。
過酷な世界で
皆さんが知っている世界とは
大きく違います。
江戸時代から変わらぬその世界は
「生き抜いていく」には
本当に大変な世界なのです。

だからこそ絶滅危惧職種ですし
おそらく、その伝統は滅ぶことでしょう。


それは今の言葉で言えば
ブラック企業であり
男尊女卑であり
パワハラやモラハラにも値する
かもしれません。

まさに現代社会においては
もしかするとNOと言われる世界
かもしれません。

それをガラッと変えてきた。
イノベーターなクリエイターが
今の若き蔵人たちです。

だから応援してほしいんです。
という話が僕の根っこにあります。

江戸時代でも、過酷な世界で
みんなから日本酒の蔵人。
日本酒醸造は、他のクリエイターからも
一目置かれるくらい。素晴らしき世界でした。

「俺には無理」と言う世界は
皆様が神にお供えする。結婚式に誓いで
交わす。お正月に飲む
清い酒と書いて
清酒です。

詳しくは僕の今回のマガジンの
多くのnoteを読んで頂くとして

酒蔵という世界で
女性が生き残れなかったのは
男尊女卑という部分も、
馬鹿な男たちが
江戸時代からいたのも事実ですが

(ちなみに歴史上は、女性がお酒を造っていた方が
古い事も知っておいてほしいと思います。元々は女性の仕事でした)

酒蔵は醸造する生産量が
やはり過酷な世界なので
女性に体力では難しかった。
その部分は大きいと思います。



そして昔は女性に子育てや
家の事を全部やらせていた
日本の風土が
女性を知らないうちに
虐げていたのだと思っています。

酒蔵の仕事と家事や子育てを両立せよ。など
男社会の本当にダメな世界です。あり得ない。

愛するパートナーと全てを分かち合い
一緒に過ごして当然です。

この現代社会において。
全ての企業に残る問題です。

ここで。あえて書いておきたいのは
佐藤酒造店の皆さまや多くのお酒関係の皆様には
全く無関係で、Kazuhikoだけの私見であること。
そして今回このデリケートな社会問題の話に触れつつnoteを、ビクビク書いているのは。笑

荻野吟子賞という荻野吟子さんが、どういう人だったのか?を知って頂きための「フリ」であるために、書かせて頂いており、私自身が「批判している」事を伝えたいためではありません。

埼玉県では、本県出身で日本で最初の公認女性医師となった「荻野吟子(おぎのぎんこ)」にちなみ、

その不屈の精神を今に伝える先駆的な活動を通して、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった個人や団体、事業所に「埼玉県荻野吟子賞」を贈っています。


「男女共同参画の推進」
に顕著な功績のあった
佐藤麻里子 杜氏が
荻野吟子賞の中でも
たった一人選ばれる
個人大賞を受賞したこと


にあるからです。

埼玉県として。知事からの表彰です。


荻野吟子さんについては
埼玉県として、漫画になっています。
是非お読み頂ければと思います。


男女共同参画がなにか?
僕にはわかりません。

しかしながら
友人である
佐藤麻里子 さんが
女性杜氏として
がんばっている姿を
わずかなら、知る中で

今回の荻野吟子賞の個人大賞は
女性として凄い偉業だった事。

あらためて
凄い事であり
男性として
友人として

このnoteで
お伝えしたいと
思うのと同時に

日本で最初の女性医師である
荻野吟子さんが、本当に素晴らしい人で
知ってほしいと思います。


今日表彰式
本当におめでとう。


最後に
男女共同参画ってなんだろう?
コレを機会に僕も考えていきたいと思います。

日本の未来のために
大事な政府の取り組みです。












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