あいにくの雨です(梅の花と雨)
関東三大梅林園のひとつ越生梅林園。その直ぐ側の
1844年弘化元年創業の老舗酒蔵 佐藤酒造店。
「越生梅林 梅酒」をこの梅の季節にいろんな角度で
ご紹介してきました。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
想像以上に多くの方に観て頂いて
嬉しいです。
今日はあいにくの雨ですね。
昔、貴重な梅の満開になんで降るの?と少しイラッとした事があるのですがこんな事を教わりました。
ブログにて、こんな素敵な記事を。
3月下旬から4月上旬にかけて、菜の花(別名 菜種)の咲いている時期に降り続く雨のことを「菜種梅雨」「なたねづゆ」と言います。
菜の花の甘い香りが漂ってきそうな名前ですね。
菜の花をはじめ色々な花を催す(咲かせる)という意味で、「催花雨(さいかう)」という別名もあります。
同じ発音の「菜花雨」(菜種の花の雨)から「菜種梅雨」になったという説もあります。
春雨(はるさめ)は、このころの優しい雨のことを言う場合が多いようです。
春から夏にかけては、植物にとって成長を促す大切な雨が降ることから、この時期の雨に植物の名前が付いているものが多いです。
「菜種梅雨」の季節が終わり、5月初旬は「たけのこ梅雨」、そして、5月中旬からは「卯の花くたし」。その後、梅の実の熟す頃、本格的な「梅雨」がやってきます。
雨で季節の移り変わりを感じてみるのも風情があっていいですね。
元記事はこちらから
そんな考え方をした事が、無かったです。
美味しい梅の実になるために、
この雨は必要なんです。
と言う事ですね。
実は満開になる梅の木は、雨を待っている…
万葉集にも
春雨(はるさめ)を、待つとにしあらし、我がやどの、若木(わかき)の梅も、いまだふふめり
作者: 藤原久須麻呂(ふじわらのくずまろ)
春雨(はるさめ)を待っているのでしょうね。うちの庭の若い梅もまだつぼみのままです。
もちろん本当に必要なのは、梅雨時期の6月の雨ですが。
梅雨の雨は、梅にとって恵みの雨。
この季節に雨が降ることで、梅の実は大きく膨らんでいく大切な雨の恵み。
「梅の雨」です。入梅なんて言葉もありますよね。
雑節の一つで、太陽が黄経80度の点を通過する日。 毎年6月11日か12日。立春から数えて135日目にあたる。 本来は「梅雨入り」の漢語的表現だ。 梅雨の季節全体を「入梅」と呼ぶ地方もある。
太陽黄経に基づく定義は現在のもので、 芒種の後の最初の壬の日を「梅雨入り」 小暑の後の最初の壬の日を「梅雨明け」としていた時期もあった。
本当の梅雨入り・梅雨明けの日付は、 年により地方により異なるものであるが、 農家にとって梅雨入りの時期を知ることは 田植えの日取りを決めるのに重要だったので、 その目安としてこの暦日が設けられた。
Wikipediaより。
梅と雨は、本当に江戸時代から仲良しなのです。
雨の恵みを受ける梅の花も。
僕は、好きです。
ブログで、こんな記事を見かけました。
梅の花が下向きに咲いているのが多い時は、
その年は雨が多いのです。
なぜだかわかりますか?
梅の実には産毛があります。
梅の花が下向きに咲くということは
梅の実も下向きになります。
産毛も下向きです。
そうすると、雨水がうまく流れる。
つまり水はけがよくなるのです。
それによって実が腐らずにすむということです。
梅の木は、子孫繁栄のために実を守るため、
そのような力を身に着けたのでしょう。
自然は偉大です。元記事はこちら
あっ。なるほど!自然に無駄は無いんですね。
あっ本当だ。下向きに咲くんですね。
上の写真はこちらから
「写真で綴るすぎさんのブログ」から
素敵な写真がいっぱいです。
「山と海」さんの写真は本当に素敵です
梅の花の写真はこちらから「雨の中の梅の花」
越生梅林園と越生梅林 梅酒と佐藤酒造店との出会いで、「梅」が「好き」になり
ちょっと大人になれた気がします。
佐藤酒造店の梅酒が
オンラインで買えるように、なりました。
公式HPのサイトです。是非一度お立ち寄り下さい。
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