証券会社って何をする会社なの?
証券会社は、私達が株式を売買するときに窓口になってくれます。なので株取引を始めるには、まず証券会社に口座を開設する必要があります。
※ちなみに銀行口座では株取引はできないのでご注意
証券会社には大きく4つの仕事があります。
①ブローカー業務
株式を買いたい、売りたいという人々の注文を広く受けつけそれを証券取引所に伝える。いわば人々の代わりに取引を成立させる業務。で、手数料をもらう。
②ディーラー業務
証券会社自身のお金で株式を売ったり買ったりする業務。
自身が取引に参加することで売買が成立しやすくなるようにしている。
③アンダーライティング業務
株式を発行した企業から株式を買い取ってそれを広く人々に売る業務。
④セリング業務
新たに発行された株式を一時的に預かって買ってくれる人を探して売る業務
※4つの業務を全部やっている証券会社を「総合証券会社」という
証券会社ってどこを選べばいいの?
証券会社に口座を開設と言われても、初心者の人にはどうしたらよいかわからないと思います。そんなときはインターネットを使って調べてみましょう。
2020年初心者向け証券会社は、
●SBIネオモバイル証券
日本初Tポイントを使って株投資できる
●SBI証券
口座開設数ネット証券最多!非常に安い手数料と投資商品の豊富さが魅力的である。銘柄条件検索機能もあって初心者でどれを買ったらいいかわからない人、これから株式投資を覚えたい人におすすめ!
●LINE証券
LINEアプリを使って数百円から投資ができる。LINEアプリから口座開設や取引ができるので気軽に利用できる。
株式、ETFの取引手数料は無料。ただし取引コストは発生する(スプレットという取引コストが入った価格が表示される)
通常、株式を買うには単元株というものがあり、100株単位でないと購入できないが、LINE証券は1株から購入できるので初心者の方でもお手軽に始めることができる。
証券会社選びで重要なこと
証券会社選びに迷ったら、証券会社を選ぶうえで最も大事なことは「株売買の手数料の安さ!」で選ぶと良い。
理由は、買うときも売るときも手数料がかかるので、証券会社によって手数料の金額がちがいます。手数料はコストなので、コストをできるだけ小さく、利益をできるだけ大きくすることは株式投資で重要になります。
証券口座には3種類ある
証券口座には、「一般口座」「特定口座(源泉なし)」「特定口座(源泉あり)」の3種類があり、それぞれ利益に対する税金の申告と支払いの仕方が異なります。
①一般口座
自分で税金を計算して確定申告し、税金を払う
②特定口座(源泉なし)
証券会社が売買の損益を計算してくれますが、確定申告や納税は自分で行います。
③特定口座(源泉あり)
証券会社が売買の損益を計算し、税金を源泉徴収して収めてくれます。
初心者の方や会社勤めの方なら、税金を証券会社が収めてくれる③特定口座(源泉あり)がおすすめです。個人事業主の方や自分で確定申告をしているような方は、②特定口座(源泉なし)でも問題ないでしょう
証券口座開設に必要なもの
ネット証券なら、PCやスマホで24時間いつでも手続きできます。運転免許証などの本人確認書類、マイナンバーカードをご用意下さい。
スマホをお持ちの方は、最近ではスマホで撮影して必要書類を送信できるので、スマホで証券口座を開設するのが便利です。
その後、指定した住所に口座開設資料が届くので必要事項を記入して返送すれば、申し込みから一週間程度で証券口座は開設できます。
本日のまとめ
・株式の取引は、証券会社に証券口座を開設しなければいけない
・証券会社は、ネット証券会社で口座を開設するのがおすすめ
・証券会社選びに迷ったら、手数料が安さに注目しよう
・証券口座は、会社勤めの方は「特定口座(源泉あり)」を選ぶと税金を証券会社が収めてくれるのでいろいろと便利
・証券口座を開設するために、運転免許証などの本人確認書類、マイナンバーカードを用意しよう
今回はここまで、ありがとうございました!
次回は、証券口座入金~株の注文方法など
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