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月刊「致知」感想文(社内木鶏)

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心を磨き鍛える社内木鶏会に向けて書いたものを掲載していきます。
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#致知

致知2024年6月号「対談 大災害との闘い 我が社はこうして立ち直った」を読んで

「諦める」とは、明らかにするという意味があるのだときく。どうしようもない絶望に陥ったとき…

致知2024年5月号「総リード 特集 倦まず弛まず」を読んで

”倦まず弛まず”ー飽きることなく、心を緩めることもない。 一流の人は、生涯をかけ、自己陶…

致知2024年4月号「総リード 特集 運命をひらくもの」を読んで

60年、一つのことに同じ姿勢・情熱を傾けられる人を「天才」と定義する。そして、天才とは、「…

致知2024年3月号「総リード 特集 丹田常充実」を読んで

致知出版社の藤尾社長や、故・稲盛和夫さんの様な方々の生き様から、「寝ているとき以外に休息…

致知2024年2月号「総リード 特集 立志立国」を読んで

私たちが暮らす会津では、暖かく、雪も降らずとても穏やかに始まった正月であったが、災害や事…

致知2024年1月号「総リード 特集 人生の大事」を読んで

伊與田覺先生の言葉として、人生の大事が語られている。「東洋の老いは人間完成に向けた熟成期…

致知2023年7月号「学を為す 故に書を読む(総リード)」を読んで

「学を為す 故に書を読む」という佐藤一斎のこの言葉は、自らの身を修める学びの為に、本を読むのであり、ただ読むことは学びではないという。だからと言って、本を読まなくていいというわけではもちろんない。 西郷隆盛のことを「実行の化身」と表現しており、そのような人が一斎の言葉を心の糧としたとあるように、書を読み、心に留め、そして、実行、実践して、自分をつくっていけ!ということなのだろう。 また、長寿であった一斎の人生をたどり、晩年には、すさまじかったという生涯を通して、人間学を学

致知2023年12月号「総リード 特集 敬、怠に勝てば吉なり」を読んで

結論が恐ろしく響く。”怠、敬に勝てば、個人も、会社も国も滅ぶ。” 怠が敬に勝つという状態…

致知2023年11月号「総リード 特集 幸福の条件」を読んで

『致知』創刊45周年記念式典には、1600人もの人が会場に詰め掛けたという。お祝いを伝えに来た…

致知2023年10月号「対談 世界の頂点をいかに掴んだか」を読んで

野球にあまり関心がなく、WBCも全く見なかった者として、改めて対談を通して、達成した偉業の…

致知2023年9月号「時代を拓く(総リード)」を読んで

 創刊時、続くと全く思われていなかった『致知』という雑誌が、創刊理念「いつの時代でも仕事…

致知2023年8月号「悲愁を越えて(総リード)」を読んで

ちょうど我が娘が記事に紹介されていた浦島君(『子どもの心に光を灯す(東井義雄著)』に、亡…

致知2023年6月号「わが人生の詩(総リード)」を読んで

何をしているかは大事ではなく、どれだけ一所懸命に、ひたむきに、何かをするかが大事なのだと…

致知2023年5月号「不惜身命 但惜身命(総リード)」を読んで

一道に命を賭けて打ち込んだ人の覚悟を示す、命も身も惜しまず尽くし切る姿、と、「求め、得よう」とするが故に「もうちょっと、まだ・・・」と、身も命も惜しむという、一見相反するこの言葉の組み合わせ。不惜身命、但惜身命。正直に、あまり馴染まないのだが、誰にも負けない努力をしてド真剣の日々を生きていくという稲盛和夫さんの様に生きたいと常々思う。 自然界において、人間以外の生きものは、与えられた条件に従い、一生懸命に生きている。一方の私たち人間は、共に生きるために、そして、生活を便利で