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中津渓谷 ② ピンクの岩

                     中津渓谷①はこちら

前回、私の「あまり役に立たない特殊能力」についてカミングアウトしてしまいましたが、その事を少し書かせていただきます。

私の記憶が正しければ、初めて瞼の裏に巨大スクリーンが現れたのは、徳島県の旧一之宮神社に参詣した日の夜のことでした。
一人で長距離ドライブをしてきたので、帰宅後ぼんやりと目を閉じ その日訪れた神社のことを思い浮かべていました。
ふと、瞼の裏側に何かが揺らめいているように感じたので何だろうと思ってじっと見つめていたら、何かがぴょんぴょん飛び跳ねているのが見えてきました。うわっ! 何これ!?
のんびり目を閉じていただけでしたので、突然の映像に驚いてしまい慌てて目を開いてしまいました。今の何??そう思いながらもう一度目を閉じてみましたら、瞼の裏には先ほどと同じ映像が再度映し出されました。
映像は湖の底のようでした。小さな何かが飛び跳ねていたので、さらに覗き込んでみると(画面がクローズアップするような感じ)飛び跳ねている物がはっきりと観えてきました。(自分がその湖の中に潜って行くような、不思議な臨場感もありました。)
飛び跳ねているものの正体は小さな砂の粒でした。水が湧き出す時の勢いで湖底の砂が舞い上がっているようです。泡(あぶく)も上がっていきます。上方を見るととても美しくて透明な水が時折キラキラ光りながらゆっくりと動いているのが分かります。
あぁ、なんて美しい世界を観せてもらっているのかしら。。。✨
とめどなく湧き出る水を観ていると、心が洗われていくようでした。

私が訪れた阿波國の旧一之宮神社の参道は、素敵な神門である鳥居をくぐるとすぐに石段があり、独特の神秘的な空気感に包まれます。
初めて見た石段は言葉にならないほど美しく、季節的なものかもしれませんが石段全体が苔むしていました。石段を上がっていると苔を踏んでしまうので大変申し訳ない気持ちになったのを今でも鮮明に覚えています。
石段の途中には水が湧き出ているところもありました。「苔むす水の宮」という言葉が頭の中に舞い降りてきました。その言葉通り、岩石を並び合わせて造った階段と階段の間には水が静かに流れ落ちていて、まるで童話の世界を観ているようでした。私、別の世界にワープしているんじゃないかと本気で思いました。
心が震えるくらい感動してしまったので、その後も母や姉を誘って何度もその神社に参詣させていただいきました。参詣させて頂いた日には必ず目を閉じると水の湧き出る映像を瞼の裏に観ることが出来ました。

いつだったか鳴門の友人とその神社の境内で一番エネルギーの強い場所を探したことがありました。
「ここよ、ここ!。ここのエネルギーが一番気持ちいい~~!!」
と、一緒に行った友人にエネルギーを感じてもらって遊んでいたのですが、それから2週間後くらいにその友人から連絡があり、
「一葉さん、先日あの神社の宮司さんとお逢いした時、境内で水が湧きだしたという驚くべき話を聞いたんですよ。宮司の安倍さんが宇佐神社に行って帰ったら、拝殿向かって右の小さな社の横の林から水が出て、古い井戸跡が分かったそうです。その場所がね、まさにあなたが気持ちいいエネルギーだと言っていたところでしたよ。」と伝えてくれました。
驚きました!! 私ってここ掘れワンワンだったんですね!!(⇦そこ?)笑

その頃から瞼の裏にある巨大スクリーンはよく発動するようになりました。
夜お布団に横になり、うつらうつら眠り始めた頃に突然発動することもありました。(覚醒と睡眠のちょうど中間にある半覚醒状態です)
突然ドーーーーーンとでっかい花火が巨大スクリーンに映し出され、心臓バクバクになり驚いて半分意識が戻ったり、虹色のキラキラする小粒の光が隊列を組んで瞼の裏をちょこまかと万華鏡のように走り抜けたり・・・
自分の意識とは全く関係なく突然発動をするのですが、とても美しいものばかりなので私自身とても発動が楽しみでした。
写し出されるものの色は、丹光と同じような光色でとても立体的です。綺麗で煌びやかで美しく、ただただ感動します。それを観ながら満足しているうちにいつの間にか眠りに入っていくのです。至福の時間。。。

☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆

ある日のこと。
完全に眠っていたと思うのですが、明け方、誰かがTVのスイッチを入れたかのように目の前の巨大スクリーンに映像がゆっくりゆっくり浮かび上がり、静かに動き始めました。
画面の下の方から何かが せり上がってきて、スクリーンの下3分の1くらいまでせり上がった頃に半覚醒状態になったように思います。
下から現れてきたものは超立体的な山でした。
完全にその姿を現した時は言葉にならないほど感動しました。心が打ち震えるとでも表現すればいいのでしょうか。
かつて観たことがないほどの美しさと畏怖を感じさせてくれる映像でした。
目を閉じた時に観えているスクリーンのサイズには限りがあるように思えるのですが、上下左右180°以上観えていて、今で言う8G以上の世界でした。
この時 瞼の裏に観えた山は私の人生の中でも一番凄いものです。
驚くべき事は、美しい山は柔らかなピンク色でした。
うまく表現できないのですが、その色はハートに優しく共鳴し、自分の中に眠っているものを呼び起こしてくれるような、そんな気がしました。
どれほど言葉を連ねたら、この色を表現できるのでしょう。
ピンクの山なんです。切り立ったゴツゴツとした部分もある壮大な山脈なんですが、柔らかなピンク色が全てを包み込んでいるような感じです。
感動して涙が溢れて止まらなくなったのですが、それでも映像が消えることはありませんでした。

ふと、頭の中に言葉が舞い降りてきました。
「レムリア」

えっ? これが夢にまで観たレムリア大陸なのでしょうか。。。?
えっ?? レムリア大陸がピンク!?!?!?!?!?
レムリア大陸の存在を知ってから、一時も忘れることのなかった大陸。。。
柔らかな、優しい、愛に溢れているようなピンク。。。
それを今、私は観ている!!

☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆

話は中津渓谷に戻ります。

中津渓谷の遊歩道は2.3kmあります。入り口付近にある岩は全体に白っぽいのですが、奥に進めば進むほど赤っぽい色の岩が増えていきます。(赤とかレンガ色に近い色も見られます。)
実は、私が中津渓谷に行った時に必ず立ち止まってしまう岩があるのです。
全身鳥肌が立ってきて、しばらく立ち尽くしてしまう岩。。。

その岩がこちらです ⇩ ⇩ ⇩

画像1

画像2

なぜ立ち尽くしたかと言うと、中津渓谷の石の色もピンク。。。
これは、私が瞼の裏に刻んだ映像、レムリアの色と同じ。。。
きっとこの色が私の琴線に触れるのです。
懐かしいという言葉では片づけられないほどの心の奥深くと繋がるというのか、空間にに歪が出て来ると表現すればいいのか、とにかく何かに繋がってしまい身動きできなくなるのです。
今も画像を観ていると不思議な涙が浮かんできます。

実は、このピンクの岩がある所をもう一ヶ所知っています。
天空の鳥居で一躍有名になった場所、香川県の「高屋神社」です。

今、高屋神社には車で行けるのですが、昔は麓の神社より徒歩で石段を登るか、稲積山から途中まで車で登り、あとは獣道を歩いて神社に行くことしか出来ませんでした。
神社のお祭りをするとき、お神酒やお野菜等いろんなものを持って神社までの石段を登っていたのですが、宮司さんや氏子の総代の方々が御高齢になっしまい山に登るのが大変になってしまったため、車で神社まで行けるように新しい道を造りました。
その時、駐車場から神社に行くために急こう配の道をつけたのですが、その坂道の工事途中に観た石が私の記憶するレムリアの色、ピンクでした。
最初に見つけた時には駆け寄って、思わず手に取ってみました。
固まっている土がピンク??? なんてことなの!!!
ピンクなのよ? 土がピンク? ありえないでしょ???
このピンクの土見たさに、その後も何度か山に登りました。
工事が進んで舗装されてしまったらピンクの土と会えなくなってしまうのが辛く感じていたのです。
ピンクの土は珪藻土的な感じの土で、この土を練ったら何か面白いものが出来るんじゃないかと思い立ち、袋に入れて家に持ち帰ったことがあったのですが・・・
霊能者の友人に「貴方の家に帰りたがっている土がある!」と指摘され、慌てて山に戻しに行った経歴がありますヾ(。>﹏<。)ノ
以前にもこんなことがありました。。。
同じことを地道に繰り返しています。。。泣 💦 
以前還しに行ったのは石だったので、土なら大丈夫だと思っていたのです。石は二度と拾わないと決意したんだけど、土もお持ち帰りできないのですね。。。 以前の石のお持ち帰り記事はこちらです ⇩ ⇩ ⇩ 

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レムリア大陸の土が本当にピンクであったかどうかは分かりません。
あくまでも、私のイメージした色がピンクだったという話です。
中津渓谷に何度も行きたくなるのも、もしかしたらこのピンクの石に逢いたくなっているのかもしれませんね。
これからもどこかでピンク色の石を観たらきっとときめくと思います。
生きているって面白くて素敵なことだなぁ~と改めて思った中津渓谷訪問でした。

☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆

いつか貴方も分かるはず。
この世界は Where the majic happens✨(魔法の起きる場所)

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