10年後の自分を創造するために③
私が3枚目に描いたミュシャの「黄道十二宮」。
その絵を描いていて何が起きたのかについて書かせていただきます。
途中から読むと意味が分からないかもしれないので、
10年後の自分を創造するために①
10年後の自分を創造するために②
リンクを貼っておきますので、ぜひ順追ってお読みください。
3枚目の絵を描いた時、いったい何が起きたのか、何が摩訶不思議だと思ったのかを書かせていただく前に、私の現在の仕事についてお伝えさせていただきますね。(この話には私の今の仕事が深く関係していますから。)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
私は長い間「人の心身を元気にする」という仕事に携わってきました。
その仕事とは「氣」を遣って人を癒すというものでした。人は誰もが癒し能力を持っていますが、その能力がほんの少しだけ他の方よりも秀でているのではないかと思います。走るのが速い人もいますし、絵を描くのがとても上手な人もいますし、計算があっと言う間に出来ちゃう人もいるように、「人には得意分野がある」と考えていただいたら分かりやすいと思います。
人を癒す仕事をしていて、お客様を健康に導くために他に何か併用できるものはないだろうかと探していたのですが、ある日、1つのアイテムとしてパワーストーンを利用してはどうだろうかと閃きました✨
大自然が途方もないほどの長い年月をかけて作り出した石たちには、秘めたる超パワーがあります。その超パワーを使わせていただくことで、クライアントさまに相乗効果のあるエネルギーを提供出来ないだろうかと思い至ったのでした。私から発するエネルギーにプラスして、パワーストーンからのアプローチが加わると、クライアントさまにかなりの好影響を及ぼすことを数重ねてきたセッションを経て確信しました。このエネルギーの相乗効果はとても凄くて本当に素晴らしいものでした。
石の持つエネルギーは「高波動」のものから、「これは絶対に身に着けちゃダメでしょ!」レベルまで、様々なものがあります。
取り扱うようになって分かったのですが、透明度が高い石やエネルギーレベルの高い石は、とにかく高価でした。納得です。
ネットショップに貼られた画像からエネルギーを読み取って仕入れをしているのですが、届いた商品が画像のものと違っていることもあり、当然それらの石はエネルギー的に使えるものではありませんでした。それに加えて、クライアントさま用に取り寄せる石は連になっているため、必要量を使ったら中途半端に余ってしまいます。当然のことながら、パワーストーンを扱えば扱うほど大赤字を抱えることになりました。私は思い悩みました。
しかしながら、クライアントさまに良い結果が出せていることを断念することは、私の理念に反するのでできません。
そこで、クライアントさまだけにパワーストーンを取り寄せるのではなく、販路を拡大して一般の方にも販売することにしました。そして8年ほど前、家業のお店の片隅に小さなスペースを借りて、本格的にパワーストーンの販売を始めることになりました。
私自身がエネルギー的に納得できる「高品位の商品」を仕入れている為、一般の方からすれば、たぶん私の販売している石は高いです。家業のお店の隅っこに間借りした小さなお店ですので、大量仕入れは出来ないので仕入れは割高になります。そのため、大手のパワーストーンを扱っているお店に比べると、恐ろしく値段の差があったかもしれません💦
でもね、少数ではあるけれども分かってくださる方も出てきて、利益も出ないけど赤字も出ないという微妙なラインの商いを細々と続けてきました。
本音を言えば、商売としてはちっとも面白くないことを延々と続けていたわけですが、ある時、次男に泣き言をいってしまったんですよね。
「パワーストーンの販売を辞めようかと思うの。お母さんのブレスは石の質とパワーに拘っているから高いもんね。大量買い付けしてきて安く販売している大手の販売店には敵わないから。。。」と。
すると次男は間髪入れずに言い放ちました。
「それ、違うやろ!!お母さんはどこで勝負してるん!?ただの石を売っているのとは違うやろ?大手の販売店の値段と勝負してどうするんよ。勝負するトコ、間違ってるやろ!!」 と。
全くもってその通り!!グウの音も出ませんでした。
私が勝負するのであれば、パワーストーンの力が購入される方の「役に立っているか否か」の部分でしかないのでした。
そんなこともあって、今もパワーストーンを取り扱っているわけですが、今年になってから急に面白い展開がありました。
それは何かというと「レジン」という存在を知ったことでした。
レジンとは、UVライトを当てると5分ほどで固まる樹脂のことで、最近では透明感のあるアクセサリー素材として大人気だそうです。
私にとってレジンは寝耳に水の話でしたので、
「えっ!?UVライトを当てて固まるって、もしかして歯医者さんで口の中に何か入れられて、カチカチ音のする器具を押し当てられて、歯の詰め物を固めているような、そんなヤツ?」と聞くと、「そうそう、それ!。使う素材は違うだろうけど、たぶんやり方は同じだと思う」と言われました。突然、私に道が開けるというか、後光のようなものが射してきたように思いましたね。ついに私の時代がやってくる!!的な(笑)
今までパワーストーンを使ったネックレスやブレスレットを主に販売していたのですが、私的には他にもいろいろな形のものを生み出したかったのです。でも悲しいかな、私はボンドと瞬間接着剤、クルーガンしか知らなかったのです。だから造りたいイメージが湧いても形にすることが出来なかった。でもでもでも、レジンがあればあーんなことや、こーんなことも出来ちゃうってコト?? えっ? それなら何でも出来ちゃうんじゃない??
この時私は、パワーストーンを使っていろんな造形物が造れちゃうという大きな可能性を手に入れたのでした✨
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2020年4月23日深夜、私は3枚目のお絵描きを始めました。
お手本は、アルフォンス・ミュシャの黄道十二宮という横顔の女性でした。
最初はおでこから鼻、口、顎のラインを書き始めました。大切な眉と目と唇を時間をかけて描いた後、横顔のラインを元にして襟ぐりのラインや頭の大きさ、髪の流れ、頭の周りにある円形の飾りの大きさや位置などを大まかに決めました。
そして次に書き始めたのは髪飾りでした。
まるでお帽子のような形の装飾品が髪全体に飾られていました。私の中でこの類の飾りものは幼少の頃からの憧れでもありました。おままごとを経験した女子は誰でもが王女様のような髪飾りに夢中になったのではないかと思います。その飾りからは、鎖が垂れていて、そこに大きな赤いルビー風の石がぶら下がっていたり、何か尖った針水晶のようなものが集まって・・・
ん? 針水晶??
えっ!?これって、ポイント水晶なの??? えーーーーー!!!
全身に鳥肌が立ちました。
なぜって、私、同じようなものを創ってる!!!
ミュシャの絵の耳の近くの部分を拡大してみると・・・ ⇩ ⇩ ⇩
そして私が創っていたピアスがこちら・・・ ⇩ ⇩ ⇩
私はこの絵を穴が開くほど見続けていたのに、飾りに針水晶が使われていることを認識していませんでした。描き続けながら、今度は襟ぐりに使われている宝飾品をなぞっていると、ここにも水晶がたくさん使われていることに気がつきました。なんていうこと!!いったい何なのこれ!?!?
実は、私がレジンを使って創り出していたのは、水晶を使ったアクセサリーなのでした。今まで水晶を使ったアクセサリーが販売されているのをほとんど見たことがなかったので、それを形にしたいと思って創り始めたのです。
水晶繋がりの作品はこちら ⇩ ⇩ ⇩
ブローチやペンダントトップ、ピンブローチ、ピアス等。
ただの偶然なのかもしれません。
顕在意識では認識できていなかったことも、潜在意識では認識していて、本人は知らないつもりだったけど、もう一人の自分は知っていてこのアクセサリーを創っていたのかもしれません。
空間にひずみが出来たようにも感じました。
私にとって、長い間「絵を描くこと」と「友達にもらったTシャツから観えて来る女性を探すこと」は魂の叫びに似た、意味のあるものでした。
その2つの事は、もしかすると時代を超えて繋がっていたのではないか?とすら思えてきました。
今から10年後の自分を創る為、私は細々と絵を描き続けることでしょう。
そして、きっと水晶で作った作品で何らかのエネルギーをお客様にお伝えしていくことになると思います。
10年後の自分を創造することとは、10年後、自分はどこに着地するのかを明確に定めることに他ならないと思います。
私の師が、「飛行機は目的地が決まらなければ絶対に飛び立たない。なぜならば、目的地に行くまでに必要な燃料や、無事に到着するために必要な天気などの情報も必要だからだ。目的地を決めよ。そして飛びたて!!」とお伝えくださいました。その言葉通り私は今から10年後の自分を創造し始めようと思います。
このnoteはその創造過程を書き記すために始めました。
出来るか出来ないかではなく、やるかやらないか。
もちろんやります。やり遂げます。
楽しいから、きっと続けられると思うのです。
途中でポシャったら、誰よりも笑っているのはこの私だと思います。
2020年7月8日(水)
今日が始まりの日。
1歩1歩、歩みを止めずに10年間やり続けます。
きっと摩訶不思議なことが山盛りです。
自分への覚え書きになると思いますが、こうして始められる日を迎えられて幸せです。
いざ、出発~~~!!!
森喬 一葉
10年後の自分を創造するために ①
10年後の自分を創造するために ②
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