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株価好調のテスラの裏で…ニオォォ

決算発表後の株価は、比較的落ち着いてました。織り込み済みということなのでしょうね。

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Stainerの資料を拝借。温室効果ガス排出枠販売を分かりやすく説明されています。

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Financial Strength(財務強度)やProfitability Rank(収益ランク)指標も改善されていくでしょう。

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実は私、NIO(ニオ)を長期保有してまして、年初来で8~9倍くらいに成長してくれてます。いわゆるテンバガーがもう目の前。昨年、3ドル前後をウロチョロしていたのが懐かしいです。

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もっと正直に言いますと、NIOより期待していた企業がありました。聞いたこと無いと思いますが…Byton(バイトン)です。もう風前の灯と言いますか、散々な状況に陥ってしまいました。

まぁ、もともとキャッシュがきつかったのですが、、、日本からは丸紅が出資する話がまとまっていたり、車内のコアエンジンにAmazon Alexaを採用したり、5Gモジュールも搭載、かなり技術的にチャレンジングかつ魅力的な車を開発していたのです。

個人輸入する!と心に決めていたほど楽しそうな車だったのです。

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もちろん、YouTubeチャンネルも登録して、その動向をつぶさに見ていました。

今年の1月には、「テスラの強力なライバルとなる」とまで言われた企業だったのです。キャッシュアウトが大きな企業が、黒字化を達成するのがいかに難しいか。技術的に素晴らしい企業でも、販売+量産化が出来ないと存続すら難しいことを痛感します。

そんな死に体のバイトンに救いの手が。

中国資本。

ただ、メカニックエンジニアも大量に退社してしまっているため、軌道修正はかなり難しいと見ています。私がジェフ・ベゾスなら間違いなく出資しますし(人を戻すには買収しても良い)、私が孫正義なら間違いなく唾を付けます。

そもそも5万ドル程度で販売しようとしていたのがM-Byteという量産車種なので、単価が安い分、量を売る必要があります。そのあたりの販売計画をどうしたいのかは見たいですね。

話はそれましたが、イーロン・マスクの経営って大丈夫なのかな?と思っていたTeslaが排出枠も上手く使って利益体質になりつつあり、上場済みのNIOなんて面白くないなぁと思っていたのが結果的に高騰したり、いつまで経っても株というものは分かりません。

で、そもそも車なんて乗れればいいとさえ思っている私です。外車には全く興味がなく、結果的にTOYOTAのRAV4に乗ってしまっている私が(失礼)、初めて4輪で興味を持ったのがBytonのM-Byteでした。上場、待ってます。上場するなら、NIO株を売ります(笑)。

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