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日中関係悪化を望むアメリカ

日本語が話せるアメリカ傀儡のスポークスマン、周庭が日本でも反中活動を続けてます。ハッキリ言いますが、アメリカは日本と中国が接近するのが怖いので、今後もアメリカ主導による「民主化」と称した活動は続くでしょう。

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中国は「外国勢力との結託による民主化を隠れ蓑にした暴動」を法で取り締まりました。日本人はきちんと背景を理解しましょう。中国はたった数百人の蜂起で何度も国が転覆した歴史を持つ国です。中国の政権転覆で最も美味しい思いをする国を想像してみてください。中国が国家統制の大前提として絶対に許せない行為を想像してみてください。

中国に迎合する必要はありませんが(チベット問題等もある)、必要以上にアメリカ発の「反中」に感情移入することはバランス感覚に欠けた人間にしかなれません。バランス感覚に欠けるということは、つまり世界情勢もマーケットもフラットに見れないということです。

日本のメディアも、民主化の女神と彼女を持ち上げるしか脳がありません。彼女が何をしたのかきちんと調査も出来ない方々です。少なくとも、彼女の主張はほとんどの日本人にとって全く関係ありません。香港のために日本の自衛隊を動かせと言った人ですよ?

念の為に書いておきます。私は日本人ですが香港VISAを持ち、香港国籍の企業を運営し、メインバンクはHSBC香港です。何も知らない日本人が、香港に関して簡単に一方向の主張を信じ込むことは危険以外の何物でも有りません。改めて、先日作成したマップを載せます。香港の新国安法に関して中国の立場にを支持した国(53か国)と、不支持の国(27か国)を色分けしてます。

香港国安法・支持不支持MAP

前回マップを掲載した記事も載せておきます。

もちろん中国が素晴らしい国家だと言うつもりもありません。この世に完全な国家など無いからです。ただ、もしバランス感覚のある人間になり、マーケットを俯瞰して見たり、グローバルな経営感覚を身につけたりしたい場合、「表面的なニュースの根本」を自ら調べ理解するくらいの努力は必須だと思っています。そこに感情を入れることは不要なのです。

日本人はほぼ日本語しか理解出来ないので、情報によって統制することは容易です。つまり、日本語以外の言語の情報ソースを持つことが重要になります。

一方向の情報を信じ込み、感情的になればなるほど、誰かを利し、誰かを貶め、自らの視座を下げます。批判や不平不満が生まれ、見ず知らずの他者を攻撃することでしか、自分の優位性を保てなくなるのです。

日本人なら、もう1つ上の、別の次元で自己実現できるはずです。自分に関係のないことに感情を入れたり、時間を費やしたりして、有限である時間を浪費するべきではありません。

私も自分が流されないように、3言語の別々のニュースソースを複数見るようにしています。さてさて、台風が来ていますので、備えを万全にしておきましょう。

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