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キングダム第688話考察・動きの勝負

ネタバレ⚠

こんにちは、KAZUMAです。下記は前回の考察です。

第688話はヤングジャンプNo.36&37号でお読み頂けます。

趙将・岳白公と戦う李信。そこに尾平を呼んだのは、王騎の矛を預けるためでした。より自由に、より軽く、より速く戦うためです。岳白公の動きに対応しようとしています。

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そこで手に取ったのが、政の剣。これで素早さがアップした李信は、攻勢に出ます。ドラクエで言えば戦士から武道家に転職です。

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天下の大将軍を目指していたあの頃を思い出しながら、岳白公と改めて対峙します。次号あたりで決着がつきそうですが、一方、亜花錦が影で飛信隊の活躍に対する援護射撃を行っています。

下記でも書きましたが、亜花錦と李信はいいコンビのように思えます。

今回、「政の剣」を登場させたことで、やはり趙攻略戦の結果で李信が大将軍の椅子に座る可能性が高いと思わせます。そのためには大きな武功を上げる必要があり、その補佐役を務める亜花錦の役割も必然的に大きいものだと思っています。

ここまで桓騎軍をボロボロにしてしまった以上は、桓騎軍の主軍として飛信隊が存在していくのであり、大怪我を負った玉鳳隊・王賁、別の戦場で待機する楽華隊の蒙恬を出し抜くはず。その必然性を、岳白公との戦いで原先生は描こうとしているのだと思います。

となると、やはり桓騎とは性格的に合わない李信の心情的な変化も注目ですね。キングダムで描かれてきた桓騎の残虐性も、この「平陽の戦い」での残虐性から逆算してキャラを構築してきたと思われます。


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