転機からの思考変化・キャリア編

客室乗務員として経験を積んでいき、30歳で4年付き合った旦那候補に振られた私ですが、キャリア的にもこの頃変化が起こっていきます。

英語力が認められ、役員の鞄持ちとして海外出張に同行

これは本当に運がよかったとしか言いようがないのですが、役員が出席する会議について行き、英語プレゼン(会社紹介)と、他社航空会社取材をさせてもらいました。
とっても井の中の蛙感を味わいました。笑

ただ、収穫もたくさんありました。
・現地で手配をしてくれた某商社マンを見て、商社マンの仕事を知る
・英語プレゼンのイメトレ兼学習材料にTED Talkをこの頃知る
・出張前後でお世話になった方々と、社内の人脈ネットワークが広がる
・もっと英語の勉強を頑張ろうと思えた

育成・マネジメントを任される

新入社員のオリエンテーション研修講師や、班長としてグループのマネジメント・評価を任されるようになります。

あんなになりたくなかったリーダー職ですが、やってみると課題解決や教えることが面白く、先輩・上司からフィードバックをもらうことで自分のマネジメントスタイルの強みや課題がわかってきます。

プロジェクトの立ち上げ

これも本当に偶然なのですが、同じようにキャリアについて考え始めていた同期と一緒に、企業内起業のようなことをやり始めます。

お金にはならないプロジェクトでしたが、やったことで社内での人脈が大きく広がり、お世話していただいたコンサルタントからは多くの事を学び、ビジネス書を読むようになり、かなり大きな変化でした。
このプロジェクトに誘ってくれた同期には感謝しかありません。

話を戻すと、30歳で旦那候補に振られた私は、必死に婚活もし始めますが(婚活についてまた次の記事で書きます)
「あれ、仕事ちゃんと頑張って、機会をもらえるのって結構大事じゃね?」
と考えるようになります。

そしてこの頃、女性ばかりの職場では出会いがない⇒転職か?と考えて、転職サイトに登録していたのですが、(今思えばかなり不純な動機)
これまで身につけたスキル=主に接客、でできそうな職種を調べると、かなり絞られ、年収もだいたい下がる。

ここで気づきます。
・今の年収は、業界的に調子が良いから、スキルに対して貰い過ぎている
マネジメントスキルと英語力を磨くことで、市場価値はもっと付くかも
⇒今の仕事を頑張って実績を出すことがまず大事!

また、この頃大企業の粉飾決算など、いわゆる「安定した企業」と言われた会社の経営危機やリストラなどがニュースとなっていたこともあり、結婚相手が大企業に勤めていても、一生安定とは言えない事を気づき始めます。

この気付きをもとに考えた自分なりの答えは、

自分で自分を老後まで養っていける市場価値を身につけること

企業に頼っていても、定年まで雇用と給料をくれるとは保証されないし、企業に雇われて働いている以上パートナーにとってもそれは同じ。
それならまず自分で自分を食わせていかなきゃいけないし、それこそが人生最大のリスクヘッジだと。

そして私のキャリアは、「どうしたらどこでも通用するようになるか」という問いを持つようになりました。

つづく




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